天然水を使うウォーターサーバーの安全性はどうなんでしょうか?
雨が地表にしみこんで地下水となり汲み上げて使われる天然水。
そこで今回は天然水を使うウォーターサーバーの水がどのように安全なのか調べてみました。
汲み上げた水は安全なの?

天然水を取水してボトリングするウォーターサーバーがあります。
そもそも天然水は地下水だから、雨が地下にしみ込んでできる水です。
この地下水をくみ上げて使ってもだいじょうぶなのでしょうか?
不純物や体に良くない成分などは混入していないのでしょうか?
天然水ウォーターサーバーの水が気になります。
そこで天然水を扱うウォーターサーバーのメーカーの説明を参考に天然水の安全性を調べてみました。
ウォーターサーバー天然水の安全性とは?
ウォーターサーバーに使う天然水は取水地の地下から組み上げて使われます。
例えば代表的な天然水ウォーターサーバーのメーカーでサントリー「南アルプスの天然水」がよく知られています。
サントリーでは次のように説明しています。
ミネラル分を人工的に添加したり、成分を加工したりしていない”ナチュラルミネラルウォーター”自然本来のおいしさをお楽しみいただけます。
引用:サントリー
サントリーが説明している「ナチュラルミネラルウォーター」とは、「ろ過」「沈殿」「加熱殺菌」をし、それ以外の処理をしていない天然水です。
農林水産省が定めた「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」があります。
それによるとナチュラルミネラルウォーターは、鉱化された地下水のことです。
「地表から浸透し地下を移動中または地下に滞留中に、地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む。)」
と定義付けられています。
つまり、ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターよりもミネラル成分が多く含まれた水といえます。
サントリーの南アルプスの天然水の場合、森に降った雨や雪がおよそ20年以上もの長い年月をかけて南アルプスの花崗岩に磨かれていきます。
つまり程よいミネラル成分が含まれたすっきりとキレのある天然水になります。
一方よく間違えられるのがミネラルウォーター。
ミネラルウォーターとは、「ろ過」「沈殿」「加熱殺菌」「オゾン殺菌・紫外線殺菌」「ミネラル分調整・ブレンド」などを行った天然水をいいます。
ナチュラルミネラルウォーターとミネラルウォーターは処理過程が違います。
天然水はどれに当たるのかを知ることも大切。
これらの天然水は厳密な安全性のチェックが行われてボトリングされるので安全な水だといえます。
天然水を扱うウォーターサーバーのメーカーは多く、どんな天然水を扱い、どのように安全性を保っているのかをチェックしましょう。
おすすめの天然水はどれ?
天然水を使うウォーターサーバーの水は安全だということが確認されました。
さらにナチュラルミネラルウォーターとミネラルウォーターがあるので、天然水ウォーターサーバーを選ぶときはどちらの天然水かチェックしましょう。
ナチュラルミネラルウォーターのほうがミネラル成分が多いといえます。
おすすめはフレシャス富士の天然水。
理由は地下水汚染の指標の一つである硝酸・亜硝酸態窒素の濃度が0.1mg/L以下であること。この濃度では圧倒的な低さを誇ます。
安全な天然水だからおすすめです。
さらには富士山の玄武岩層がもたらすバナジウムが含まれた貴重な天然水です。