日々の家事でたまに愚痴を言うことはありませんか?
そこで今回は愚痴を言い換えると実は魔法の言葉になることをお伝えします。
家事が楽しくなります!
今日からやってみてはどうでしょうか!
愚痴がでるときとは?

「愚痴」とは今ある状況がどうにもならないときにでます。
頑張って一生懸命食事を作ったのでだれもおいしいと言ってくれない。
「こんなに頑張ったのに・・・」
と言いたくなるものです。
今ある状況が自分の望み通りのならないことが愚痴の原因といえます。
もし、望み通りになったら「愚痴」はでません。
つまり愚痴の主体は「わたし」にあると言えます。
わたしが感じることなのです。
愚痴を言い換える方法とは?
愚痴を言い換えるとどんな現象が起きるのか脳科学から調べてみました。
かなり簡単な説明になりますが、人間の脳には2つの部分があります。
「新しい脳」と「古い脳」があります。
「新しい脳」は、人間特有の高度な精神活動を担当し主語が認識できます。
一方「古い脳」は感情を担当する特性をもっているのですが、実は主語が認識できません。
その結果、「新しい脳」から「古い脳」に情報が送られてきた場合に次のようなことが起こります。
「古い脳」は、送られてきた情報の主語が認識できないため、すべて自分事としてとらえてしまいます。
例えば相手の悪口を言うと、感情を担当する古い脳は、自分自身に悪口を言っていると判断します。
その結果、自分が傷つき気分が悪くなります。
こんな事例は有名です。
スポーツの試合で、どうしてもライバルの相手に勝ちたくてこんなことを思ったとします。
「ここで相手がミスってくれればいいのに・・・」
「こんな時に相手のシュートが外れれば・・・」
などと思うことありませんか?
相手がミスする、相手が失敗する、などの言葉は、実は古い脳は自分自身に言っているととらえます。その結果、気分が悪くなりよい結果はえられません。
しかし、逆にに相手を褒めてあげると、じつは自分自身が褒められたと古い脳は受け取ります。
そのため、気分がよくなり結果も良くなると言います。
実例を挙げると、あの有名なゴルフプレイヤーのタイガーウッズの試合でのこと。
彼は、ここは外せないという大勝負の瞬間に「対戦相手が上手くいきますように」と祈るそうです。
その結果あれだけの成果を出せるといいます。
理由は説明した通り古い脳が自分事としてとらえるからです。
愚痴を言い換えると家事が楽しくなる

思い通りにいかない相手に対して「愚痴」をいうと、それは古い脳が自分自身のことととらえ、気分が悪くなります。
しかし「相手には思い通りにいってほしい」と言い方を変えたとします。
すると、それは自分自身が言われたと感情を司る古い脳が認識します。
その結果、気分がよくなりいい結果となります。
つまり、「愚痴」を言い換えることで「魔法の言葉」に変身します。
日々の家事をする中で起こる「思い通りにならないこと」から出てくる愚痴が言い換えることで魔法の言葉に大変身!
「こんなに忙しいのに、協力してくれない・・・」
これを
「家族はわたしにまかせてくれている!うれしいな」などに言い換えると、
感情を司る古い脳は自分事としてとらえ、気分がよくなります。
その結果、家事が楽しく感じるようになるのです。
愚痴を言い換える方法のまとめ
愚痴は思い通りにならない自分が主体ででるもの。
しかし、愚痴を言い換えると脳はプラス思考のとらえ方に変わり気分がよくなります。
この方法をぜひお試しください。
きっと家事が楽しくなります。