自動車保険「運転者を上手に限定するコツ」とは?運転者限定で保険料を安くする方法

自動車保険料を安くする効果的な方法の一つに、運転する人を限定する「運転者限定」があります。上手に限定して保険料を安くする方法を説明します。

自動車保険料を安くする効果的な方法

見逃しがちな「特約」・・

自動車保険は、様々な条件があってそれらを組み合わせて保険料が設定されます。その一つ一つを細かく知ることで、普段見逃してしまいがちな「特約」を見直すことができます。

今回は、運転者を限定することで保険料を安くする方法の説明です。

このことはすでによく知られていますが、実は多くの方が見過ごしているところがあります。

それは、運転者をフレキシブルに変更することで、さらに保険料が安くなる可能性がありということです。

初めに「運転者限定」から順番に説明したいと思います。

「運転者限定」の仕組み

自動車保険を見積もりする時に、質問があります。それは「だれが運転するか?」ということです。

この時点で、運転する人を「自分だけ」「家族もみんな」「自分と家内だけ」「自分と知人も」・・などと、状況に応じて決めるわけです。

そこで、運転する人が少なくなればなるほど、事故の確率もそれだけ低くなるため保険料が安くなるという仕組みです。

限定の区分です。1万円の差がつくことも・・

保険会社にもよりますが、概ね次のように区分されています。

1が一番高く、2,3,4の順に保険料は安くなります。


■運転者限定なし誰でもOK
家族限定あり契約者本人、同居親戚、別居の未婚の子
■夫婦限定あり契約者本人とその配偶者
■本人限定あり契約者本人のみ

まず、自分の自動車保険を確認しましょう。

現在加入しされている自動車保険証の記載の中に「運転者限定特約」欄がありますので確認してみましょう。

どうなっていましたか?


契約で多いのが「家族限定特約」で、判断が迷うところです。ここはさらに安くなる余地があるので、詳しく説明します。

家族限定の「家族」の意味は、保険ではちょっと違います。

この場合の「家族」は、普通使っている「家族」とは違い、血族・姻族の親等に関係なく、契約者と同居している家族は保険上の「家族」と見なされます。

判断が難しいので、家族の事例を参考にして下さい。

事例1
Q:単身赴任で妻と別居していますが、「運転者家族限定」にした場合、妻は補償の対象になりますか?

A:配偶者の場合は、別居していても、補償の対象となります。

事例2
Q:「運転者家族限定」にした場合、住民票は移していないが実際は別居している未婚の子どもは補償の対象になりますか?

A:「同居」「別居」に関わらず未婚の子供は補償の対象となります。

事例3
Q:二世帯で両親と同じ敷地内に住んでいますが、「運転者家族限定」にした場合、補償の対象になりますか?

A:1軒の建物に二世帯住宅で住んでいる場合は、同居とみなすことができ、ご両親も「運転者家族限定」の補償の対象となります。

但し、同じ敷地に別棟で住んでいる場合は、同居にならないでの補償対象にはなりません。


ここまでで、「運転者限定」がご理解いただけたと思います。

では、それを上手使って保険料を安くするコツを説明したいと思います。

運転者を上手に限定するコツとは?

面倒なので「まあ、いいか・・・」と見過ごすことが多いのが、これから説明するところです。

説明する理由は、さらに安くできる可能性があるからです。

事例
通常は、妻と私の2人が運転するので「家族限定」(保険会社によっては夫婦限定)にしたいところです。

しかし、「年に1回、知人と行くグループ旅行で知人も運転する」「たまに友人が運転する」場合があるのです。

なので、「本人限定」や「家族限定」をつけないで「運転者限定なし」の一番高い保険料を支払っているのですが、安くなりますか?

年に1回程度の例外のために「運転者限定なし」の高い保険料を支払うのもちょっと考えものです。

でも、もしものことがあるといけないので・・・

そこで、裏ワザです。

限定者以外が運転する月日が決まったら、保険会社に連絡をします。

「〇月〇日から限定を外したい」と保険会社に「限定なし」の手続きをリクエストします。

その月日から日割り計算で保険料を算出してくれますので、差額を追加で支払います。

「限定なし」の期間が終わったら、保険会社に連絡をして再度「限定あり」に戻します。

そこで、支払った保険料の再計算をするので、保険料が戻って来る場合もあります。

少しの金額で万全の補償が受けられることを、知っておきましょう。

支払保険料が安くなるコツでした。

まとめ

自動車保険は、素人には内容が面倒くさいので、ついつい保険会社の担当者に「おまかせ」してしまいます。

しかし、「運転者限定なし」と「本人限定あり」では、保険料に1万円を超える差額がでる事もあります。

「塵も積もれば山となる」で、自動車保険は見直しておきたいですね。

なお(ライター@naoblog33.com)