平成31年(2019年)10月1日 から、消費税及び地方消費税 の税率が8%から10%へ引き上げられました。
増税にともなって消費が落ち込まないように「増税ポイント還元」も実施されて、同時にキャッシュレス化も大きく前進することになりました。
キャッシュレス化に伴う電子マネーなどは使うことが面倒ではないでしょうか?
簡単にどんな仕組みなのか紹介します。
2027年までにキャッシュレス決済を40%に!

「キャッシュレス化」が急速に進んでいます。
キャッシュレス化と電子マネーを調べてみました。
わたしたち消費者がキャッシュレスで支払う「決済比率」を2027年までに40%まで引き上げると政府は2019年に発表しています。
いまから約5年後には、支払い方法の40%がキャッシュレスという目標ですね。
政府が発表した2019年はキャッシュレスでの支払い割合は約20%ほどです。
キャッシュレス化を進めるために政府は約2,800億円の予算を投じて「増税ポイント還元」を含む様々な施策をすすめてきました。
そして現在その勢いが急速にすすんでいるのです。
キャッシュレス化に対応が難しい世代も
60才を過ぎると、今まで使っていたクレジットカードを断捨離したり、ネット関連のパスワードが面倒で、なるべく簡単な現金支払いに戻ったりします。
しかし、この荒波にチャレンジすることになるのですね。
人生100年時代だから、まだ先が長いのです。
総人口に占める65才以上の高齢者人口の割合は28.1%(2019年)と高い割合です。
クレジットカードは「高校生を除く18歳以上」から作れると定めています。
なので、今後キャッシュレスのシステムは圧倒的に高齢者が使う割合が多くなるのではないでしょうか。
そもそも「キャッシュレス」とは?
スイカ、PASMO、クレジットカード、pay payなどいろいろあって何が何だか面倒なのです。
キャッシュレスとは、どんな仕組みなのでしょうか?
キャッシュレスの定義は、こう説明しています。
現金を使わないで、支払う方法なのです。
キャッシュレスの種類とは?
キャッシュレスにはどんな種類があるのか確認しましょう。
(1)電子マネー、プリペイドカード
定期券で使っているスイカやPASMO、nanacoカードなどです。
事前にチャージ(入金)しておけば、レジにかざすだけでお買い物ができて、小銭いらずでとっても便利 なカードです。
(2)クレジットカード
おなじみのクレジットカードです。VISAカード等様々なクレジットカードです。
JALやANA,楽天やヤフーが発行したりと、様々なクレジットカードがあります。
(3)デビットカード
ここら辺から使ったことの無いカードが出てきます。
買い物をするとその場で口座から引き落とされる即時払い方式のカードのことです。
クレジットカードと似ていますが、その場ですぐに口座から引き落とされるところが違います。
つまり、口座に入っている以上の金額は支払えないのです。
(4)スマホでの支払い
スマホが使える世代には便利ですが、スマホが面倒な世代にはますます面倒になります。
まずキャッシュレスサービスを使うにはスマートフォンが必要ですね。
そこに「クレジットカード」「銀行口座」「電子マネー」などを登録しておくのです。
すると、スマホを持っていれば支払うことができる仕組みです。
スマホで支払う方法にも、いろいろ種類がある。
支払方法に種類があり、読み取り装置にタッチしたり、QRコード、バーコードを読み取り装置にかざして支払ったりします。
ちょっと慣れるまで、レジ前でスマホの操作で手間取ったりしますね・・・
スマホ自体にも決済に使える通信機能が付いていないと決済ができないケースもあります。
今後、キャッシュレス化が加速する
世界のスタンダードは「キャッシュレス」なのです。その比率は40%を超えています。
お隣韓国でもすでにがカード支払いがメインです。
出店や屋台までカード決済用の小さな端末を持っていて、カードで支払いします。
現金支払いが蓮かしいほどカード社会です。
スマホ決済の安全性は大丈夫か?
そろそろ、スマホ決済に慣れる時なのですね。「クレジットカード」「銀行口座」「電子マネー」を登録して、実際に使い始めてみるのも良いですね。
しかし、セブンイレブンのセブンペイは、スタート早々に個人情報が流失した事故があり廃止されたことは記憶に新しいですよね。
セキュリティがしっかりとしているかどうかが重要な点です。
IDやパスワード等を管理することが大前提ですから高齢者にとっては大問題です。
先日、スマホを置き忘れた高齢の方が、IDとパスワードを忘れてしまい、交番に駆け込んでも、スマホショップで相談してGPSで捜索するも、不明のままで打つ手がないと言われてしょんぼりしていました。
いまだに探しています。
初期設定方法が老若男女だれもで簡単に登録できるようなシステムの登場を待ち望んでいます。