東京渋谷駅前の待ち合わせ場所にはおなじみの忠犬ハチ公の像があります。
最近デジタル大手のGMOインターネットグループが「デジタルハチ公」をオープンしました。
渋谷の忠犬ハチ公とは
おなじみの忠犬ハチ公ですがその歴史は驚きです。
大正12年11月10日に秋田県北秋田郡二井田村(現在の大館市)から生後2か月で東京に連れてこられたハチ公。
飼い主は東京帝国大学の上野英三郎教授で21年間上野教授と一緒にすごしました。
ある時上野教授は仕事先で倒れ帰らぬ人となりました。
渋谷駅前で1日2回10年間主人を待ち続けた
ハチは1日2回渋谷駅前で10年間の間、帰ってこない上野教授を待ち続けたのです。
秋田県の忠誠心は学ぶところが多いですね。
毎日待ち続けたハチの姿が当時の新聞記事に掲載されました。
主人を待ち続けたその姿は人々に感銘を与えたことから「忠犬ハチ公」と呼ばれるようにりました。
1934年渋谷駅前にハチの銅像
1934年(昭和9年)には渋谷駅前にハチの銅像が設置されることとなり、その除幕式にはハチ自身も参列したと記録にのこっています。
デジタル忠犬ハチ公はどこに?
初代ハチ公の銅像から85年後の2019年12月5日、ハチ公はデジタルであらたな待合場所に出現しました。
その場所は新商業施設として開業した渋谷フクラス「SIBYA FUKURAS」の「東急プラザ渋谷」にあります。
新たな待ち合わせスポットとして、無料WiFiスポットや充電設備も完備されオープンしました。
これからは雨にも雪にも台風にも濡れない安全は待合場所となることが期待されますね。
スクランブル交差点を歩いたり「お手」をします
デジタルハチ公は、なんと動くのです。
渋谷のスクランブル交差点や世界の映像がバックに映し出され、そこをハチ公が歩くのですからかわいいのです。
「お手」もしてくれるのですから、ますますかわいいのです。
最新の技術が駆使されています。
LCDビジョンと音響設備など最新の技術が駆使され、渋谷の街のコンテンツを楽しむことができます。
おわりに
渋谷駅前で86年間も待つ人々のシンボルとして忠犬ハチ公は世界にも有名になりました。
2019年デジタルハチ公は新たな待合スポットとして生まれました。
大きく進化した渋谷で元祖忠犬ハチ公と共に渋谷を案内してくれることでしょう。
なお(ライター@パパ家事)