5年前にキャンプに行って初めて「ふきのとう」をとってきました。昔の記憶をたどり「ふきみそ」を作って食べたら、それ以来やみつきになりました。
今年で5年目の春をむかえました。今年は暖冬だから3月下旬にしようと考えました。
家から250km先のいつもの山の中の場所へ車を飛ばしました。

そこは福島県奥会津の大内宿のあるあたりの秘密のばしょです^^
早春の「ふきのとう」苦みを求めて走る
例年4月中頃にふきのとうを採りに行くのです。
2年前は3月下旬に行って早すぎたので、ふきのとうがどこにもありません。やっとみつけたのは山の峠の下の方でぽつぽつとあった位です。
それ以来4月下旬と決めていたのです。しかし、自然は変化するのでこちらで決めてもそううまくは行きません。
昨年は4月下旬になってしまい、ふきのとうが華を開いてしまいました。あちらこちらのあるのですがみんな大きくなっていました。
そこで、5年目になると感も働いてきます。少しベテランになってきたのです。
どこにふきのとうがでるか分かってきました。その年の肌で感じる気温の変化によって行く時期がイメージできるようになってきました。
ことしは3月がいい!

早速3月26日に出かけました。それ以降は春の嵐が来る予報だし、雨も降るからちょうどその日が良かったのです。
ちょうどよい育ち具合だった
車を走らせて山中にはいると、道幅が狭くなっていく。
道のわきに、ポツンと黄緑色の鮮やかな「ふきのとう」が見えた。
車を止めて探すとまだつぼみのふきのとうがあちらこちらにあります。まだ残雪があります。
ふきのとうが出ている地面は、落ち葉や腐葉土のような土で覆われていて、冷たいのです。
そこにふきのとうがでているのです。
今年はつぼみの「ふきのとう」が採れた
つぼみのふきのとうは美味しいのです。ふくろにたくさんとれました。

ふきのとうの香が春のおとずれを知らせてくれるいい香りなのです。
帰り道に道の駅でふきのとうが売ってました。6つのつぼみで200円です。それと比べるとたぶん5000円近く取ったかもしれません。
片道250Km走り家にもどり天ぷらにした。
天ぷらにした

とちゅうで昼飯をそばやで食べた。
ぜっぴんの味だった。ほんとうに美味しかった。こんな天ぷらの揚げ方もあるのです。勉強になりました。
自宅のもどり翌日天ぷらにしてみたら、苦みやえぐみが自然のふきのとうの味だった。
今日は「ふきみそ」を作るのです。
ことしも始まったなと感じた。