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欧米男性に比べ家事負担がゼロ?日本人男性のお手伝い意識

先進国で最下位の日本人男性の家事時間。その背景にあるものを推察してみました。どのように意識改革をするのか経験も踏まえて男性側からの改善方法を紹介します。

先進5か国で最下位の日本人男性の家事の時間は有名な話です。日本人男性は、1週間で46分しか家事をしていないのです。平均1日7分にも満たないのです。家事負担がほぼゼロです。

それに比べ、先進国の欧米では5時間以上は男性が家事をしています。お隣の中国では4時間以上も男性が家事をしています。これらの違いはなんでしょうか?

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日本人男性の家事は「お手伝い」意識

そもそも「家事は女性がするもので、男性は厨房に入ってはならない」という意識が日本の男性なら必ずどこかに潜んでいるはずです。

そうでなければ、今頃まともに「家事」を普通にしていると思うのです。男が家事をしないのが当然だから、ちょっと後片付けしたくらいで「やってやった」とか「手伝ったよ」とか言うのです。

この根底には「おれの仕事じゃないけど、やってやったよ。ありがたくないの?」という傲慢な意識がDNAの中に刷り込まれているのが「日本人男性」なのです。

日本は「男性社会」でなかなか進歩していません。

その証拠に「女性活躍推進法」という法律が10年間の期限付きで2016年4月に施行されました。「えるぼし」認定という制度があって認定されるとマークを商品などに付することができます。この認定マークを活用することにより、女性の活躍が進んでいる企業として、企業イメージの向上や優秀な人材の確保につながるなどといったメリットがると厚生労働省が説明しています。

まずは国会議員の男の集まりに「えるぼし」認定マークがもらえるように女性活躍の場を推進して欲しいものです。

話がずれましたが、国からしてまだまだ男性社会が改善されていないのが現状ではないでしょうか。

このような社会ですから、日本人男性が最大限の努力をしても口から出る言葉は「家事を手伝っている」ということになっているのです。

先進国では男性の家事は「あたりまえ」意識

日本人男性が「家事を手伝っている」というだけでも進歩していると考えた方が平和かもしれません。実は手伝っているのではなく「あ・た・り・ま・え」なのです。

欧米の男性は「家事は当たり前で当然するもの」なのです。日本人男性の意識を変えることは「DNA]を変えることに近い難関なことです。長い歴史の中でDNAに入りこんだ「家事は女性がやるもの」という古来の考え方を変えるのですから。

地上の動物が進化して空を飛べる鳥になる位、むずかいいのかもしれません。

日本人男性の意識改革

「家事を手伝っている」という意識を変えるにはどうすればいいのでしょうか。わたしも最初は「進んでいる夫!家事をしている優秀な夫」と思っていたのです。朝5時から起きて朝食の準備から後片付けの洗い物、洗濯をして部屋の掃除器掛け、午後からは洗濯ものの取り込みと風呂掃除、最後は各部屋の電気の確認と戸締りを確認するという家事をしているのです。

でも「おれは、家事を手伝っている」という気持ちが抜けません。ある時女房に「今日は少し早く、洗濯をやっておいたよ!」と自慢げにいったら「頼んでないよ!」と怒るのです。

こんだけやってやったのにふざけるな!と大喧嘩になる始末。

原因はいつも「やっておいたよ」という言葉い切れたらしいのです。そんなにやった、やったといわれるならやらなくてもいいと思ったようです。

それ以来、まずは「自分の当然の仕事」として考える訓練を始めたのです。約1年かかってその意識がとれました。

今では、朝女房が朝食が出来上がったころ起きてきてすぐに食べ始めても「あたりまえ」と思えるようになりました。

日本人男性が当たり前に家事をするのには、訓練と意識改革が必要です。奥様にも協力を頂かなくてはなりません。初めは、小さなことからのスタートで「ほめてもらえると頑張るのです」。これはまだまだ日本人男性の「手伝っているDNA」の仕業なので逆に利用することで家事の範囲を徐々に広げることになります。

女房はキッチンは自分のものという意識が強いので、食器や調理器具を戻す場所が少しでも違うとクレームが来ました。そこで喧嘩になり家事を続けるかリタイアするかの夫婦の重要な局面を迎えるのです。

ご主人が家事を始める時は初心者なので寛大な気持ちで見守ることも初期の段階では必要ではないかと思います。

おわりに

先進国で最下位の日本人男性の家事時間。その背景にあるものを推察してみました。どのように意識改革をするのか経験も踏まえて男性側からの改善方法を紹介しました。

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