仕事の帰りにちょっと一杯。毎日行けるのが「立ち飲み」ですが、「角打ち」という飲みのスタイルがあり、密かなブームになっています。
意味と由来を調べました。
そもそも「角打ち」とはなにか?
「かくうち」と読みます。
すぐにイメージするのが将棋の「角」。
角行を打つことではないのか?
早速辞典で調べてみました。確かに「将棋で、角行の駒を盤上に指すこと」という意味と、もう一つ「お酒にまつわる」意味がありました。

(四角い升の角に口を付けて飲むことから)酒屋の店頭で升酒を直接に飲むこと。転じて、店の一角を仕切って立ち飲み用にすること。また、そこで飲むこと。
引用:Goo国語辞典
酒屋の中で立ち飲みすることか・・・
現代で「角打ち」が使われる意味のポイントは、「店の一角を仕切って立ち飲み用にすること」なのでした。
もともとは辞書にもある様に、四角い升の角に口をつけて飲む事から、酒屋の店頭で升酒を直接の飲む事だったのです。
最近では立ち飲み形式の居酒屋でも「角打ち」と呼ばれることが多くなりました。
立のみスペースは飲み過ぎず落ち着くのです
酒屋の店頭で酒を買って、店頭の横や裏に「立ち飲みスペース」があって、買った酒を持ち込んで飲むスタイルが多いのです。
おつまみは、サンマの照り焼き等の缶詰や乾きものをメインに、簡単に飲めるように工夫されています。
なんといってもお酒が安く飲める。
酒屋で酒を買ったら普通は家に持って帰るのですが、そのまま店の立ち飲みスペースでチョット飲んでから帰るのです。
だから、居酒屋で飲むよりもっと安く飲めるのが人気なのです。これなら気軽にお小遣いを気にせずに飲めますね!
お給料はそんなにアップしない世の中、とは言ってもお酒ぐらいは自由に飲みたいものです。
「角打ち」スタイルが現代の人気スタイルのなったの事は理解できます。
そういえば、東京御茶ノ水駅横の狭い路地を入ったところにある立ち飲み屋は、いつも満杯でした。懐かしいな~
なお(ライター@naoblog33.com)