年間を通してハイキングや旅で人気のスポットがあります。特に紅葉の季節は素晴らしい景色が望めます。関東のスポットを紹介します。
関東の紅葉の時期はいつ?
夏も終わり残暑が続くと、いよいよ秋本番を迎えます。最近の異常気象で、紅葉の時期はどうなっているのでしょうか?

2019年は、まだ予測がでていませんでした。そこで、平年と今年の気温の予測をもとに推定してみました。
関東・甲信の平年の紅葉の見ごろ
日本気象協会のデータで、平年の紅葉はいつ頃が見ごろなのかを調べてみました。
関東・甲信地方では、長野県が早く11月上旬と早く、それから11月中旬には、水戸、宇都宮、11月下旬は、東京、熊谷、甲府となります。
12月には、前橋が上旬、中旬には千葉県の銚子、神奈川県の横浜となっています。
■紅葉の見ごろ(平年)
・東京 11月下旬
・水戸 11月中旬
・宇都宮 11月中旬
・前橋 12月上旬
・熊谷 11月下旬
・銚子 12月中旬
・横浜 12月中旬
・甲府 11月下旬
・長野 11月上旬
2019年はどうなるか?
2019年はまだ予測がされていませんが、例年は9月10月の気温を見てから予測するのです。
日本気象協会によると、 紅葉見ごろ予想は「いろはかえで」を対象としているそうです。昨年は第3回目の予測発表は、10月17日でした。
紅葉の見ごろは、秋(9~11月)の気温が低いと早まり、高いと遅くなります。
気象庁が発表した2019年の9月~11月の3カ月予報は以下の通りで、次回の3カ月予報は9月25日午後2時に発表されます。

今年の9月から10月の気温予測では、平年並みか高い所が多いようです。今後の10月から11月にかけての気温は、やはり平年並か高い見込みです。
あくまでも私見ですが、紅葉の見ごろは、平年並か遅い所が多いかもしれません。
気象庁では、1カ月ごとにも予報を発表していますので参考にしましょう。
おすすめのスポット・ベスト5
実際に行ってみた場所です。個人的におすすめのスポットを5カ所紹介します。
那須高原の紅葉
那須岳が有名な那須連山の裾野に広がる那須高原。茶臼岳、朝日岳などでの紅葉はとても言葉では表現できないほど美しいのです。那須連山の主峰、茶臼岳の山腹からロープウェイで山頂まで行けます。そこからの眺望は特に素晴らしく、一面が真っ赤に染まる景色となります。
袋田の滝の紅葉
ここも有名な日本三名瀑の1つに名を連ねる袋田の滝です。流れが4段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれていて絶景なポイントです。秋は滝を囲むように木々が紅葉します。西行法師が詠んだ歌「花紅葉 経緯にして山姫の 錦織出す 袋田の瀧」でも有名ですね。
塩原渓谷の紅葉
渓谷を流れる箒川(ほうきがわ)に沿って温泉が点在します。特に「紅の吊橋」の周辺は、真っ赤に染まります。渓谷と紅葉が楽しめる遊歩道も整備されています。7つあるハイキングコースは、全長約8kmの「回顧コース」や、箒川ダムも楽しめる「やしおコース」があります。
養老渓谷の紅葉
養老川の上流にある養老渓谷はハイキングで有名です。小湊鉄道月崎、上総大久保、養老渓谷の各駅から約60分~4時間のコースが設定されています。梅ヶ瀬、粟又の滝、筒森もみじ谷、中瀬遊歩道など、紅葉のスポットが点在し江います。
六義園の紅葉
山手線の駒込駅からほど近いところに六義園(りくぎえん)があります。東京の中心部ですね。遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園で有名なスポとです。山や池が配された園内ではいたるところで紅葉が楽しめます。おすすめのスポットは園の西側にある「水香江」が素晴らしい紅葉となります。
持っていくと便利な持ち物
東京都市部の真中にある六義園以外は、大自然の中にあります。なので、当然歩くので、履きなれた運動靴がおすすめです。
また、那須や塩原では山間部でもあり、霧や突然の雨が降ったりしますので雨具やおりたたみ傘があればいいですね。気温も下がるので、暖かく羽織るものもあると安心です。紫外線が強いので日焼け止めなど対策も大切です。
山間部にはお店や自動販売機までが遠いので、飲み物は、ペットボトルなどおわすれなく!
まとめ
紅葉が待ち遠しい時期となりました。自然の中に身を置くだけでも体には良い効果があるのです。
まして、紅葉を見ながら渓谷をハイキングすれば、ストレスも解消されて明日からのエネルギーを充電できるのではないでしょうか。
なお(ライター@naoblog33.com)