自給自足ってどこか魅力があってなにか一つ始めてみようと考えました。
昨年の夏に家の横に置いてあった大きな物置きを撤去したら、その裏にみょうががたくさん芽をだしていて驚きました。そんなにいっぱいあったとは気が付かなかったのです。
そこで、今年はその自然発生した「みょうが畑」を大切に育てて自給自足のスタートにしようと春先から様子を見ることにしたのです。
5月みょうがの芽がでる

なにが出たのか不思議だった。よく見ると竹の子の小さくしたような芽がたくさん出ていました。
それもかなり広がっていて、これは大きくなったらたくさんとれるな!と期待していました。

5月の連休がおわり中ごろになると、みょがの芽から葉っぱが出てきました。
日に日に大きくなっていきます。その成長速度はとても早いのです。朝と晩ではその違いが分かるくらい伸びるのです。
植物の不思議さを久しぶりに見たような気がしました。
毎日みていると、ある特徴が見えてきました。それは、塀や家の外壁に近いところのすみっこに生えたみょうがの成長が早く、葉っぱが大きいのです。
真中の広々としたところは逆に成長が遅いことが見えてきました。
7月になるとみょうが出てきた!
7月初めになると、みょうがの実というか、俗に言うところの「みょうが」が地面から顔を出してきたのです。地面から出てるところは黒っぽい色で、地面の中の方を見るとまだ白い色です。

目を凝らしてよく見ると、みょうがが顔をのぞかせています。みょうがの茎の根元からみょうがの赤ちゃんが芽をだしているのです。
こんなところから出てくるのかと驚きました。

あちらこちらから、小さなみょうがが出て来ました。

みょうがの葉っぱが大きくなってきて、すごいことになりました。
葉っぱをかき分けてみると、りっぱなみょうがに成長していました。
みょうがの初収穫の日がやってきました。
初収穫の時はもう少し先なので見ていると、女房が待ちきれずにつまんでしまいました!

ちょっとだけ見るつもりが、興味シンシンの女房がつまんで発収穫となりました。
やられてしましました・・・
ここまで毎日観察してきたみょうがは、あっさりと摘み取られたのでした。

プリンプリンのみょうがです。あかちゃんの手の様にふっくらとしています。

そのまま食べたら「おいしい~!」
その後、2日に1回採っています。一回に10個から13個も収穫できます。
毎日、サラダにしたり、みそ汁に入れたり、そばの薬味にしたりして食べています。
今年からは作り始めてぬか漬けにも入れてみました。これまた美味しいのです。
シンプルな生活
たったみょうが一つの自給自足なのですが感動しました。太陽と雨みょうと土と空気で育ったみょうがが口にはいったのが感動なのです。
生きているな~と感じるのです。
そしてみょうがの1粒がとても貴重です。このシンプルさが面白いのです。
自給自足の第一歩でしたが、面白くなってきました。畑を作るなどはとてもできませんが、こんな感じですこしずつ楽しもうと思いました。
おわりに
ことしから初めてみょうが畑からみょうがを採る自給自足のスタートを紹介しました。
旬のものはこんなに美味しかったのかとあらためて感じました。