50才を過ぎて長生きしたいなら、「いい加減さが重要」という免疫学者の説とは

人間には本能で食に関する調整能力が備わっていたようです。免疫学の視点から「いい加減さ」が重要であることを調べました。

人間ドックや検診で気になるコレステロールやBMI等の気になるメタボ指標。年を取ったら腹八分目とか、お酒は1合までとか、様々な指導があってガマンする生活がはじまるのです。

ある記事を読んでいたら、うれしくもあり興味深い説がありましたのでその話を紹介したいと思います。

「長生きしたいなら、食べたいものを食べたいだけ食べた方がいい」という説

1990年日本免疫学会会長で免疫学の権威で知られる順天堂大学の医学部特任教授(2014年時点)の奥村康先生(医学博士)の説です。

健康診断では、腹八分目とか野菜を多くとってできれば魚や肉をバランスよく食べましょうとアドバイスがあります。

でも、奥村先生の説では「食べたいものは食べたいだけ食べたほうが良い」というのです。太ってしまわないか心配なのですが・・・

その理由は、次の通りです。

1.戦後に海外から肉や食文化が入り、日本人の寿命が延びたこと。

戦前はコメを一人1日に3合~4合を食べていて、副食はほんの少しある程度だったと言われています。

戦後は海外から様々な食材が入ってきており、様々な食べ物を食べる様に変化したことで寿命が延びたと、アメリカの栄養学者が伝えています。

アメリカでの研究では、アメリカ国内でステーキや寿司など様々な食事に恵まれた富裕層においては、寿命が延びているという調査結果もあるそうです。

つまり、「食べたいものを食べたいだけ食べる」という事は、結果として寿命を延ばしているので心配ないということです。

2.食べたい時には、体が必要としていること

あれが食べたい、これも食べたいという時には、体がその食べ物を欲しているという説です。事例としてライオンの生態を上げています。

ライオンが空腹で獲物を狙って捕まえて、最初に食べるのは肝臓からだそうです。肝臓にはビタミン等の栄養が豊富であるからだそうです。ライオンはそれが分かっているかどうかは知りませんが、その様です。

なので、わたし達も食べたい時は体が欲しているので、食べた方が良いというのです。ダイエットやベジタリアンを目指して無理して食べないのは、体に良くないようです。

3.カロリー制限は、人間には当てはまらない

カロリー制限が人間に当てはまらないという説があります。いくら食べてもカロリーの取りすぎではないということでしょうか?

「カロリー制限は、人間には当てはまらない」という説は次の通りです。

それは、どんな事なのか?

次の食事のあてはない・・・

全ての動物実験をした結果からの説だそうです。サルやネズミなどの動物にエサを与えると、そこにあるだけ全部食べてしまうそうです。

理由は、大自然の中では。「次はいつ食べ物にありつけるか分からない。あるときに食べれるだけ食べておこう」という本能が働いているというのです。

人間は、次の食事の機会がある

一方、人間は3食をいつも食べれる環境にあるのです。

通常は「次はいつご飯が食べられるか分からない・・・」なんてことはないのが人間なのです。災害や戦争下ではありますが。

その環境の結果、人間は、いくらお腹いっぱい満腹に食べても、実は「腹八分目」あたりで本能が調整しているというのです。

つまり、お腹いっぱい食べても大丈夫。それが腹八分目なのだということです。食べたいのにガマンする必要はないということです。

次は、大好きはお酒の話です。

わたし禁酒してから11カ月目なのですが、どうも、それが原因で早死にする可能性があるかもしれません。調べてみました。


最も早死にするのは「酒をやめた人」という説

健康診断では、飲酒は1合までなら適量ですと指導を受けますが、日本応用老年学会の理事長である柴田博先生(医学博士)の説では「無理な禁酒は逆効果」になるというのです。

なんともうれしいお話ですね。

飲酒は、喉頭がんや食道がん、肝硬変、あるいは脳の萎縮にもつながるといわれていて、過度な飲酒はいけないというのが一般的な説となっています。

飲酒の追跡調査10年の結果とは?

東京都の小金井市で70才以上の男女に飲酒について、10年間にわたる追跡調査の結果があるそうです。その結果について次のように述べています。

3つのグループに分けて調べたそうです。

1.飲酒習慣のある人、2.飲酒習慣の無い人、3.酒をやめた人

結果では、「最も早死にするのは、【酒をやめた人】のグループ」だったとのことです。飲酒しているグループよりも多かったというのです。

禁酒した身としては、やばいですね・・・

ここから見えてくるのは、酒をやめると付き合いも遠くなっていきます。

つまり社会交流が減少して、飲みに外出したり、人と会ったりする回数が減るので、「今お酒を飲んでいる人なら、やめないで飲み続けた方がまだましだ」ということです。

今のわたしがそうなりました。のん兵衛の会に誘われなくなり、つまらないのです。外出の機会も無くなりました。

お酒は二日酔いしない程度がいいので、1合程度とは決まっていない

アルコールは適量であれば、緊張をほぐし血圧が下がることも知られています。

でも、お酒は適量が難しいのです。飲み会になると注いだり注がれたりとお酒が進むにつれて付き合いも深くなり、ついには量もふえて、ついつい二日酔いになったりします。

だから適量が良いのは、理解できます。

でも、適量が1合の人もあれば、3合の人もいて、適量には個人差があるのです。基準は、二日酔いにならい程度が良いとの事です。

なので、しゃくし定規に1合とはならないのだそうです。二日酔いにならない程度が良いようです。

ワイン1本飲んでも、二日酔いにはなりません・・・わたし

「いい加減さが重要」だということ

これらの先生方の説から考えると、50才を過ぎたら「いい加減さが重要」とは、前出の柴田博先生の説です。

この説は大好きです!

50才から突然、健康の為に禁煙したり、禁酒したり、早朝のジョギングしたりと健康的なお誘いはかなりあります。

しかし、免疫学からのアドバイスでは、「免疫力を高める」ためには、「少々不良」になって、「ストレスをためずに今を楽しむこと」だそうです。

なんとも、うれしく、束縛が取れて、ますます自由になった筆者でした(笑)

なお(ライター@naoblog33.com)