今大会では、準々決勝で敗れたものの初のベスト8進出という歴史的な快挙を成し遂げました。
7か国の出身者で構成
7か国の出身者で構成されたチームは、さまざまな文化を持つ選手たち。「ONE TEAM(=ワンチーム)」になることで強く結束し、体格で勝る強豪と互角以上に渡り合えたことを世界に示した大会でした。
ラグビーを知らない日本人にも、感動を与えてくれた大会でした。台風19号の大雨で試合が中止となり、ボランティアとしても活躍してくれた外国チームも印象に残っています。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「ONE TEAM」をテーマに
3年前に就任したジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「ONE TEAM」をテーマに掲げて、チームが強く結束することを目指しました。
体格では外国チームが勝るため、外国出身の選手が加わることは避けられないことでした。
自主性と精神面の強さ
ジョセフヘッドコーチは、選手一人一人がみずから判断して行動する自主性でした。
キャプテンのリーチ マイケル選手をはじめ、出身国にかかわらず攻撃や守備などの分野でそれぞれにリーダーの役割を与えて、チームを引っ張ることを意識づけたといいます。
1両が客車を引っ張る機関車ではなく、それぞれの車両にモーターが付いている新幹線タイプでしょうか。
ベスト8入りの裏側で
日本は1次リーグ4戦全勝で、悲願であり、目標でもあった初のベスト8入りを成し遂げました。
この裏には、大会に出られなかった選手たちの存在がありました。
対戦相手の特徴を分析し、そして対戦相手になりきって練習台となるなど、それぞれが役割を果たしたこともあります。
4年後のフランス大会に向けて
4年後のフランス大会に向けて、今回の大会で見せた強豪に勝ちに行く「ONE TEAM」を継承しつつ若い選手にも受け継ぎ、さらなるパワーアップを果たして優勝を目指していくことを期待しています。
なお(ライター@naoblog33.com)