家事をこなすのは大変なことです。
日々、掃除・洗濯・料理など多岐にわたっています。
この家事の中で毎日必ず行うのが料理ではないでしょうか?
一品でも料理です。簡単にすませても料理をしなければなりません。
今回は料理について夫婦で取り組める方法を紹介したいと思います。
日本の現状は夫が家事をしない?

ちょっと前に話題になった家事のデーターがあります。
2016年3月付「ニューズウィーク日本版」に出た記事です。
その、タイトルは「日本は世界一『夫が家事をしない』国」(著者は教育社会学者の舞田敏彦氏)。
要約すると、「日本は男性が手伝わない為、全体の家事時間は女性にかなり偏っている」ことです。
世界でも日本の女性が一番長い時間家事をやっているというのです。これは先進5か国で最下位。
日本人の男性は1週間に46分しか家事をしていない。1日7分にも満たない数字です。
また、こんなデータもあります。
食器を1日に3回以上洗う比率を調査したデーターです。
国 | 食器を1日3回以上洗う割合 |
日本 | 55.5% |
イギリス | 27.3% |
アメリカ | 8.3% |
スウェーデン | 7.7% |
日本の感覚だと、使った食器は毎回洗うのが当たり前という常識。
しかし、日本だけが高い比率です。
このように家事に対する感覚は世界でも差があります。
夫婦で家事を分担する方法
家事が楽しいという方は多くはないかもしれません。
できるならないほうが楽だし、料理も出来たものを食べる人になる方が楽です。
でもそうはならないのが家事ではないでしょうか?
義務感と責任感で家事をするなら、それは大変という言葉しか出てきません。
家事を分担するという考え方はつい最近になってのことです。
「今日は夕ご飯つくっておいたよ!」という言葉が出る限り、まだ家事の分担は曖昧です。
理由は、本当は夕ご飯を作る立場ではない。でも、協力してあげた!というスタンス。
まだまだ、奥さんが料理を作りご飯の支度をするのが当然という考えがどこかにくすぶっているようです。
家事の料理を分担すると楽しめる?
奥さんが考える料理のレシピとご主人が考えるレシピは当然違います。
料理番組を見てまねて作る料理もあるのですが、日々の暮らしのなかではそんなに時間はありません。
料理を当番制にすると、実はお互いに工夫することになります。
たとえ1品で日々同じでも、そこには工夫がでてきます。
自分で料理を作っていると、奥さんの作った料理がとても新鮮に感じるのです。
どんなに簡単なワンプレートの料理でも驚きが出てきます。
ご主人が作った料理も奥様にとっては新鮮に映るはず。
このように今まで奥様に任せていた料理を分担すると違いが面白くなるのです。
料理の方法は山ほどある!

家事の分担、特に料理の分担をするとお互いに楽になります。
朝はいつもぼくが作っていて奥さんは食べに起きてくるスタイル。後片付けまで担当します。
慣れてくると料理のノウハウが生まれてきます。お互いにレシピ交換をしたりするようになるから不思議です。
毎日がシンプルな料理でもそれが待ち遠しくなります。
料理の分担はしっかりと分けることが大切。
生半可だと夫婦ケンカにはってんしてしまうから。
そしてなるべくお互いの料理の作業には入らないことも大切。
料理を夫婦で分担して3年目です。

ぼくの当番は朝ごはんの準備です。
もう3年間朝ごはんの準備から後片付けまで毎日担当してきました。
朝だけでも結構やることはあります。
- ぬか漬けのぬか床をかき混ぜる
- トーストを用意する
- キャベツの千切りを作る(3年毎朝)
- サラダを作る(キャベツ、とまと、キュウリ、アボカド、生ハム・・)
- コーヒーをドリップする
- オリーブオイルとお酢とスパイスでドレッシングをつくる(毎朝)
- バナナときな粉とヨーグルトのデザートを作る(毎朝定番)
これらの準備は始めたころは1時間以上かかりました。なので朝5時~始めましたが、今は6時00分からで十分間に合います。
今は30分もかかりません。
食事をして、後片付けが終わるのは7時ごろ。
奥さんも朝が楽だと大喜びです。
家事の料理を分担する方法を紹介しました。