生命保険、定年後もまだ続けるのですか?

定年退職後も、生命保険は必要なのでしょうか?保険を大切にしている日本人はどれ位の生命保険料を支払っているかを調べてみました。生命保険は見直してもいいですね。

一世帯当たり支払っている生命保険料は?

(公財)生命保険文化センター保険研究室が平成30年9月に発行した「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査 〈速報版〉があります。

それによると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯年間払込保険料は、平成30年38.2万円で、平成27年38.5 万円から0.3ポイント減っています。

H30年は、世帯当たり年間38.2万円

前回の平成27年度の調査では38.5万円でしたので0.3ポイント減少しています。1カ月あたり約31,800円を支払っていることになります。

さすが世界一日本人は保険が好きな国民だと言われる理由です。

これを基準として10年間支払うと382万円も生命保険に支払うのです。定年後もそのまま支払っていると貯蓄もどんどん減っていきますね。

60~64才の世帯では、43.9万円です。

世帯平均よりも多いのが定年後間もない世帯主年齢が60才~64才の方です。公的年金の受給前ですから、それまでの安心のためでしょうか?

それとも保険会社の営業担当の方からの勧めるままに継続してるかもしれませんね。

加入方法はどうなっているのでしょう?

営業職員や代理店の人が親身になって説明してくれた(24.8%)、以前から加入していた営業職員や代理店の人にすすめられた(14.6%)、営業職員や代理店の人が知り合いだったので(14.2%)等で、知り合いや営業職員からの勧め等が53.6%にもなっているのです。
参考:(公財)生命保険文化センター

生命保険に加入する理由は?

そもそも保険は何のためにあるのでしょうか。

それは、めったには起きないことが、万が一起きたときに「自分の貯蓄だけでは処理できない」その時に対応するための仕組みなのです。

保険が必要な場面は、「めったにおきないこと」と「万が一起きた時に自分では賄えない」という2つの条件が発生した時なのです。

結論は「定年後は生命保険はいらない」なのです。

子供がまだ小さかったり学校に通っていたり、奥様が専業主婦だったりした場合、万が一の事が「ご主人」に起きた時には収入が途絶えて当面の生活費に困ってしまうことになります。

しかし、定年後は通常は子供は独立しており奥様と2人で、あるいは自分一人という場合が多いですから、生活環境がちがっているのです。

もしご主人が他界された場合は、遺族年金や少しの蓄えがあれば残された奥様は何とか生活はできるのです。

生命保険よりも「医療保険」が現実的です。

定年後は体もだんだんメンテナンスが必要になってきます。通院や簡単な白内障の手術、高額医療等のお世話になる確率が高くなってきます。

生命保険は死亡後に保険金が出るので、老後の生活中は保険金の支払いだけが延々と死ぬまで続くのです。つまり現実の生活費にはマイナスだけでプラスにならないのです。

必要なのは医療保険です。

それも一番安いもので通院と入院があればよいのです。へたな特約をつけてデラックスにすると保険料ばかり高額になるばかりです。基本的な通院と入院、手術関連は変わらないのですから。

医療保険のサイトがいろいろありますので、詳細を確認されるとすぐにわかります。

生命保険に特約で医療保険が付いている場合がありますが、定年後は医療保険だけを見直して安く通院と入院・手術だけに集約した方がよいと思います。

生命保険よりも貯蓄へ

先の調査でも分かる通り、本当に定年後に生命保険が必要かどうかを明確にしているかたは少ないような気がします。勧められるまま、お付き合いのままで加入している人が半数はいると思います。

老後の生活をいろいろ現場からお聞きすると、必要なのは貯蓄だという方がとても多いことに気づきます。

老後の生活費を捻出する

最終的には年金と貯蓄の切り崩しで、長い老後を生きていくのですから、死後に保険金が出るより、老後生活にお金をかけて無駄な経費は少しでも押さえておきたいものです。

亡くなった時に支払われるお金よりも、老後の生活費にかけるお金を大切にすることですね。

高額な生命保険を定年後、老後も払い続けることの見直しをおすすめします。

そのお金で旅行がたのしめますよ!

なお(ライター@naoblog33.com)