薄毛の対策としてシャンプーしない「お湯シャン」という効果的な方法があります。しかし、一歩間違えると逆効果となってしまいます。そのデメリットと対策を紹介します。
洗浄力の強いシャンプーの影響を回避したい
薄毛やハゲの予防にシャンプーしないお湯シャンが一時マスコミでとりあがれれて話題をよびました。
お湯シャンが紹介された理由は、洗浄力の強いシャンプーは、使い過ぎると頭皮に必要な皮脂まで失われてしまうと言われています。
その結果、頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌されます。
その結果、頭皮の毛穴がつまりやすくなり、抜け毛を招く原因になることもあるというのです。
また、頭皮には皮膚と同様に常在菌がいて、本来であれば「脂肪酸」という膜をつくり頭皮を守っているのだそうです。
しかし、過剰に洗い過ぎることで脂肪酸がはがれてしまい、頭皮の健康も損なわれてしまいます。過度なシャンプーの使用は、「頭皮に必要なものまで奪ってしまう」というのです。
それを回避するためにシャンプーしないお湯シャンが紹介されたのです。
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お湯シャンの正しい洗い洗いを説明します。
お湯シャンは最も自然な洗髪方法で、正しくやると問題はないのです。
では、どの様に洗うのかを確認しましょう。
お湯シャンの正しい洗い方
この方法は、どの記事でも紹介されている手順で専門家も推奨している正式な洗い方です。
(1)髪をぬらす前に良くブラッシングをして汚れやふけを落とす。
(2)お湯シャンする前に、湯船につかり汗をかき毛穴を広げる。
(3)ぬるま湯で3~5分、指でマッサージするように洗う。
(4)洗髪後、乾いたタオルを髪に押し当てるようにして乾かす。
(5)仕上げは、冷風のドライヤーで乾かす。
お湯シャンのメリット
シャンプーしない洗い方を正式な手順で行えは、お湯シャンには次のようなメリットがあります。
(1)髪の毛にボリューム感がでること
(2)髪の毛がべとつかずにサラサラになること
(3)抜け毛が減ること
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手抜きをすると意外なデメリットに発展
正式なお湯シャンの洗い方は、慣れるまでは面倒な手順です。
慣れてしまえば、髪にはとても良い洗い方となり効果も期待できるのです。
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しかし、しっかりと正しい手順をふめば問題はないのですが、いい加減にやると次のような影響が出てしまいます。
いい加減にお湯シャンをした場合のデメリット
(1)かゆみが出る
しっかりと洗わなかったため、皮脂がいい加減に残りかゆみが出る。
(2)いやな臭いが出る
皮脂が頭皮に残ると常在菌によって分解され臭いを発する。
ずぼらな洗い方では、かゆみや臭いが出てしまうので、要注意となります。
薄毛やハゲを悪化させることもある。
頭皮の皮脂量が多いために薄毛やハゲの原因となっている方には、シャンプーしない「お湯シャン」の効果があるといえるのです。
しかし、いい加減に洗うと皮脂が残り、逆効果で悪化させてしまうともいわれています。
まとめ
薄毛対策のつもりが、手抜きをした洗い方で逆効果になることがわかりました。
頭皮が弱い方は、お湯シャンで抜け毛や薄毛を改善できるといわれています。
いい加減な洗い方では逆効果のリスクがあります。むしろ頭皮にやさしいシャンプーを選んだほうが良い場合もあるのです。
なお(ライター@naoblog33.com)