ウォーターサーバーは冷水だけでなく、かんたんにお湯が使えることもメリットですね。
しかし、あまり知られていないのがウォーターサーバーのお湯の温度です。
「お湯はぬるくない?」
「お湯の温度はどれ位あればいいの?」
「どのサーバーが高温のお湯が出るの?」
↑このような疑問に、お答えします!
この記事では、お湯の温度をメーカー各社が公表しているデータをもとに徹底比較してみました。
実際に導入してみて、初めて気が付くのが「お湯の温度」の大切さです。
ぼくの経験では、飲み物やインスタント食品、料理の時短でお湯をたくさん使います。
その時にもっとお湯の温度が高かったら・・・
そんなことを強く実感しました。
ウォーターサーバーを決める時のお力になればと記事を書きました!
ウォーターサーバーのお湯の温度は何度が適温?

お湯を使う用途によって、お湯の温度は何度位が適温なのかをまとめました。
お湯の温度は何℃? | お湯の温度の目安 |
ミルクの調乳 | 最低70℃以上 |
インスタントコーヒ- | 適温80℃ |
ドリップコーヒー | 90℃~96℃ |
カップ麺 | 熱湯100℃ |
ミルクの調乳では、最低70℃以上でつくる

通常ミルクを作るときは、沸騰した水道水を冷まして70℃以上で調乳します。
そしてできたミルクを約40℃まで冷まして、ひと肌になったら赤ちゃんに飲ませます。
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)がガイドを公表しています。
ガイドラインによると、
「使用する湯温は70℃以上を保つ」
こととしています。
インスタントコーヒーは、約80℃のお湯が美味しく飲める
インスタントコーヒーは
「約80℃のお湯」で作ると美味しく飲めます。
本格的にコーヒーをドリップする場合の適温は、
沸騰直後の「90~96℃の温度」です。

メーカーに多少差がありますが、ほぼこの範囲で美味しく淹れることができます。
カップ麺は熱湯の100℃が美味しい。
カップ麺メーカーでは、お湯は熱湯を使うことを想定しています。

カップ麺のメーカーではカップ麺のお湯の温度を次のように説明しています。
製品の調理方法に記載されています「熱湯」は沸騰しているお湯を指します。
引用:日清食品グループ
ポットの保温湯(95℃以下設定)では、めんがうまく湯戻りしません。
おいしくお召し上がっていただくため、「熱湯」(沸かした直後のお湯)をお奨めします。
ポットの保温湯95℃以下設定では、めんがうまく湯戻りしないので「熱湯」(沸かした直後のお湯)をすすめています。
ウォーターサーバーのお湯の温度を比較
人気のウォーターサーバーで、「お湯の温度が高い順」に並べて比較してみました。
お湯の温度はメーカ-が公表しているデータです。
ウォーターサーバー | お湯の最高温度 | 特徴 |
ウォータースタンド ネオ | 最高93℃ | 水道直結型 |
ウォータースタンド ガーディアン | 最高93℃ | 水道直結型 |
ウォータースタンド ステラ | 最高93℃ | 水道直結型 |
SIPHON +サイフォンプラス | 最高90℃ | 宅配水型 |
AQUWISH アクウィッシュ | 最高90℃ | 宅配水型 |
Slatスラット | 最高90℃ | 宅配水型 |
amadana ウォーターサーバー | 最高87℃ | 宅配水型 |
amadana スタンダード | 最高87℃ | 宅配水型 |
フレシャス デュオ | 最高85℃ | 宅配水型 |
スリムサーバー III ロングタイプ | 最高85℃ | 宅配水型 |
次にウォーターサーバーの特徴をまとめました。
ウォータースタンド「ネオ」最高93℃
水道水を99.5%ろ過する水道直結型の定番のタイプで一番人気の機種です。
・お湯の温度:85℃~93℃
・電気代月額:約859円
・お湯のタンク容量:1.0L
ウォータースタンド「ガーディアン」最高93℃
水道水を99.5%ろ過する水道直結型のタイプで瞬間的にお湯を沸かすタイプ。
お湯を保温しないので電気量が月150円と最安レベルの料金です。
・お湯の温度:高/約93℃ 中/約85℃ 低/約75℃
・電気代月額:約150円
・お湯のタンク容量:瞬間湯沸でタンク無し
ウォータースタンド「ステラ」 最高93℃
水道水を99.9%ろ過する水道直結型のタイプでROフィルターを使った最高レベルの機種です。
・お湯の温度:85℃~93℃
・電気代月額:約635円
・お湯のタンク容量:1.0L
■公式サイト ウォータースタンド
SIPHON+サイフォンプラス 最高90℃
SIPHON+サイフォンプラスでベーシックモデルでロングタイプとショートタイプがあります。
最高温度は90℃で、コンビニにおいてある電気ポットと同じ温度です。
湯量タンクの量が1.8Lと1.3Lがあります。
公式サイト フレシャス
・お湯の温度: 80〜90℃
・電気代月額:エコで約330円(通常の1/3)
・お湯のタンク容量 1.8 or 1.3リットル
AQUWISHアクウィッシュ 最高90℃
ベーシックモデルでロングタイプとショートタイプがあります。
最高温度は90℃で、コンビニにおいてある電気ポットと同じ温度です。
公式サイト フレシャス
・お湯の温度:80〜90℃
・電気代月額:エコで約330円(通常の1/3)
・お湯のタンク容量 1.8 or 1.3リットル
Slatスラット 最高90℃
機能性とデザイン性を兼ね揃えたフレシャスの売れ筋の「デザイナーズモデル」です。
お湯の温度は通常85℃ですがリヒート機能があります。
リヒート機能があり一時的にお湯の温度を90℃まで上げることができます。
■公式サイト フレシャス
・お湯の温度:80〜85℃、(エコ70〜75℃)
・リヒート機能:約90℃まで温める。
・電気代月額:エコで約380円(通常の1/3)
・お湯のタンク容量:1.5リットル
amadana ウォーターサーバー 最高87℃
木の台に置くタイプで日本の文化を取り入れたデザインで人気です。おしゃれに使うにはトップを競うデザインです。
お湯の温度は、最高87℃です。
■公式サイト プレミアムウォーター
・お湯の温度:約87℃
・電気代月額:約980円
・お湯のタンク容量:0.9L
amadanaスタンダード 最高87℃
amadanaスタンダードはロングタイプです。
お部屋のインテリアによく似合うデザインで人気のある機種でお湯の最高温度は87℃です。
■公式サイト プレミアムウォーター
・お湯の温度:約87℃
・電気代月額:約1,060円
・お湯のタンク容量:2L
フレシャス デュオ 最高85℃
GOOD DESIGN を受賞している人気のウォーターサーバーです。テーブル上に置ける小さな「デュオ ミニ」もあります。
お湯の最高温度は85℃です。
■公式サイト フレシャス
・お湯の温度:80~85℃(エコ:65~75℃)
・電気代月額:エコで約330円(通常の1/3)
・お湯のタンク容量 1.5リットル
スリムサーバーIII(ロングタイプ)最高85℃
レンタル料が無料の定番の人気機種です。
カラーが本体4色、水のカバーが3色あり組み合わせが出来ておしゃれになり人気です。
■公式サイト プレミアムウォーター
電気代月額:約630円(エコ500円)
お湯のタンク容量:1.8L
「お湯の温度」比較した結果
どのメーカーの機種も、ミルクを調乳する温度の70℃以上は満たしていました。

またコーヒーを飲む場合には、インスタントコーヒーはどの機種も適温で飲むことができます。
しかし、
ドリップ式でコーヒーは90℃以上が目安なので、
93℃まで熱くなるウォータースタンドが最高温度
となります。

カップに必要な熱湯100℃はどの機種も出ません。
カップ麺を作る時は、95℃以下になると上手く作れないという口コミもあります。

フレシャス「Slatスラット」はリヒート機能があります。
一時的に温度を90℃に上げる機能でカップ麺の食べごろが作れると説明しています。
また、お湯の高温93℃と高いのがウォータースタンドでは、カップ麺が食べごろで作れるとメーカーが説明しています。
高温の温水を使うなら
「93℃のお湯が出る」
ウォータースタンドがおすすめです。
公式サイト ➡ ウォータースタンド
13社のウォーターサーバーの温度を比較した記事があります。
選択肢を広げたい方は、ぜひご覧ください。