通勤や外出のちょっとだけ冷やす「着るクーラー」が話題を集めています。一時品切れにもなる人気となっています。どんなものなのか調べてみました。
「着るクーラー」となどんなものか?
「着るクーラー」の商品名は「REON POCKET」というもので、あの有名なSONYが商品化したデバイスです。
「REON POCKET」本体を専用インナーウェアの首元にあるポケットに装着し、スマートフォンアプリで操作します。
本体接触部分の体表面を冷やしたり温めたりすることのできます。個人に合わせた温度設定が可能な新しいタイプのウェアラブルデバイスです。
専用のインナーウェアがAmazonで売っていてそれを着用すると本体が首もとにフィットする設計になっています。直接首もとを冷やしたり温めるたりすることができます。
スマホと連動させて使うので便利ですね。
なので夏ばかりではなく冬でも使えるころが注目を集めているところです。
どれ位冷えるのか?
モバイル機器の開発では抜群の技術をもっているSONYが作ったデバイスです。
特にSONYが開発した独自の熱設計技術を利用した「ペルチェ素子」を使ったサーモモジュールにより、急速な冷却・温熱が可能になっています。
「ペルチェ素子」は車用のポータブル冷蔵庫にも使われるデバイスです。
体表面温度が13℃の低下
夏の30度の環境下を想定し、REON POCKETあり・なしで比較した実験では「REON POCKETあり」の方が、本体接触部分の体表面温度が約13℃下がりました。
利用シーンに応じて選べる3つの機能を搭載
<オートモード>
本体に搭載された複数のセンサーにより、本体内部や冷温部の温度、行動を感知し、温度を自動的に調整するモードです。
<マイモード>
COOL/WARMの繰り返しやオフタイマーを設定できるモードです。
<クイック起動>
本体のボタンを押すだ
「REON POCKET」の口コミや評判
「REON POCKET」はSONYの説明によれば熱中症対策用ではなく、外出時に部分的に冷やすという事です。
とはいえ、実験では体表面が36℃という暑さので使用すると23℃まで冷えているのでそれなりに効果があるようです。
実際に購入した方の口コミや評判をまとめました。
電池は何時間持つのか?
利用者のコメントでは連続使用ならば約3時間程度使えるようです。AUTモードならさらに長く利用できるとしています。(Amazon)
マスク通勤に少し助けになりそうという感想がありました。冷却パッドは背中から首にかけて心地良い冷感で電池も十分で問題はないようです。
またスマホとの連動ではいったんリンクすると本体ボタンは一切使わないこともメリットとしています。
冷え具合は?
薄くてコンパクトでありながら冷却パット部分が冷たくなるのは不思議な体験で感動しましたようです。
手持ちでいろいろな場所に当てていくと、すぐに冷たく無くなるのですが肌に当てるとすぐに温くなるようです。
また、期待が大きく実際に使ってみたらそれほどでもなかったという方もいました。
クーラーの様な冷却を期待するのは無理なのでしょうね。ハンドフリー扇風機のジャンルかもしれません。
おわりに
ウエアラブルクーラー(着るクーラー)の紹介でした。トータル的には冷えるので効果はある程度あるようです。
冬も使えるのでお得感があります。