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【熱中症対策】通勤の途中に15分間ペットボトルを使う方法

春から暑くなる季節に変わるころから熱中症が増えてきます。体調が気温に追いついていかなかったり原因は様々ですが、その危険性は高まってきます。

特に働いている方は通勤の途中で熱中症になるリスクも少なくありません。

今回は通勤途中や歩いている時に簡単にできる熱中症対策を紹介します。

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通勤途中で歩きながらできる熱中症対策とは?

通勤途中や外回りしている時に熱中症になる可能性があります。そんな時にできる熱中症対策を紹介します。

その方法とは、冷たいペットボトル1本を使う方法です。簡単なのはで歩きながら15分で対策が効果を出してくるというもの。簡単にできるの便利な方法です。

この変わった熱中症対策は「自分の体の仕組みを利用」した効果的な方法で、スポーツの現場でも使われています。

具体的にはどんな方法なのでしょうか?

冷たいペットボトル1本でできる熱中症対策

冷たいペットボトルの飲み物をコンビニで買って手で握りながら歩く方法です。そして、1本の冷たいペットボトルを左右の手でかわるがわる持ち替えて握りながら歩きます。

ペットボトルは冷たすぎてもいけません。その温度とは、コンビニで売っている冷たさが丁度いいのです。もしペットボトルが冷えすぎている時は、タオルで巻いて15℃位の温度で握るのが効果的です。

ペットボトルを「握っている時間は約15分位」で効果が出てくると言われています。

では、なぜ冷たいペットボトルを手で握ると、熱中症対策になるのでしょうか?

冷たいペットボトルを握るとなぜ効果がある?

なぜ冷たいペットボトル1本を約15分程度左右の手に持ち替えなたら握っているだけで効果があるのでしょうか?

その仕組みを解説します。

カギを握るのは「AVA」という血管

冷たいペットボトルを握るとどんな変化が身体に起こるのでしょうか?

私たちの体には、皮膚が寒さや暑さを感じると「真っ先に収縮・拡張して体温調節に貢献する特別な血管」があります。この血管を、「動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう:Arteriovenous Anastomoses、以下AVA)」と呼びます。

AVAは、手足の末端や顔の一部だけにあります。皮膚では手足の末端、顔の一部だけに存在する特殊な血管です。手の場合、甲側ではなく、手のひら側にあり、足では足裏と指、顔では耳、まぶた、鼻、唇と、皮膚の薄い末梢に多くあります。

手のひらには、血管が走っているのです。イメージ。あみだくじの横の線にあたるのがAVAです。普段は閉じています。暑くなると開きます。
手のひらには、血管が走っているのです。イメージ。あみだくじの横の線にあたるのがAVAです。普段は閉じています。暑くなると開きます。

AVA血管が温度調整する仕組み

通常血液は、①~②~➂と流れます。しかし、体温が熱くなると、熱を逃がすために、④のバイパスが開かれて、より多くの血液が流れる様になるのです。

④の血管をAVAと呼ぶのです。

AVAの拡大図です。はしごの横の血管がAVAです。
AVAの拡大図です。はしごの横の血管がAVAです。

エアコンの室外機のような働き

エアコンの室外機の様なものです。室内の暑くなった温度を屋外に逃がしたり、寒くなると、外の空気から温度を取り室内を温めたりするのです。

AVAはどこにでもあるわけではないのです。ごく限られたところにあります。

血流量を0~1万倍までコントロール

皮膚表面から約1mmと毛細血管より少し深いところに1平方センチ当たり100~600個存在しているのです。拡張したときの直径は毛細血管の約10倍にまで太くなり、流れる血流量は1万倍にもなる。

また、完全に閉じると血流量はゼロになるという、血流をコントロールする優れたシステムなのです。

血液の温度管理をして大事な脳や心臓を守る

AVAの目的は、脳や心臓など体の中心部の温度を一定に保つように管理しているシステムなのです。すごいシステムが知らないところで、働いていたのですね~ 驚きです。

熱中症対策の効果的な方法

ここまで解説したように熱中症で体の温度が高くなる危険を防ぐためには、AVAの温度を少し下げることです。すると血液の温度が下がり体温が高くなるのを防いでくれる仕組みです。

効果的にはAVA血管が多いところを冷やすことです。その場所で最適なのが手のひらなのです。

効果的な冷やし方

ペットボトル500㏄を1本用意します。コンビニで買ったままでも良いし、自宅で冷やしたものでも良いし、水を入れて冷やしたものでもいいのです。つまり、冷えていれば良いのです。

冷たさの温度は15℃程度です。そんなに冷たくはないですよね!

出勤前や外出する15分前に行います。しかし、忙しい時は歩きながら左右交代に握って15分でもOK。大体で良いのです。

手のひらを冷やす温度は15℃の冷たさでOKなのです。キンキンに冷えたものでは、逆効果ですから注意しましょう。

熱中症対策の効果はどれ位?

ここまで紹介した方法で熱中症対策をすると、体内の熱が下がり汗が20~30%減少します。

実際に試験した結果では、30℃を超える気温で20分歩いた場合、汗の量が20~30%減少していたとの報告がありました。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

通勤途中にできる冷たいペットボトルを使った熱中症対策の方法を紹介しました。ポイントはペットボトルの温度で冷やし過ぎは逆効果ですから気を付けましょう。歩きながらでもできるので是非トライしてみてくださいね。

人間のもっている温度管理システムを担う血管AVAとペットボトルでの熱中症対策の方法を紹介しました。

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