スプレー缶を使っていると、突然中身が出なくなってしまうことがありますよね。
捨ててしまう前に、簡単な方法で詰まりを解消できるかもしれません。
このブログでは、スプレー缶の詰まりを解消するための効果的な方法をご紹介します。
スプレー缶が詰まったとき

今まで使えたスプレー缶ですが、ボタンをプッシュしても中身が出てこないことがあります。
スプレー缶をふったりしても、無理な時はどうしたらいいのでしょうか?
まだ、中身が入っていて、廃棄するのはもったいない・・・
そんな時は、以下の方法を試してみてください。
噴射口の清掃
スプレー缶の問題で、噴射口の詰まりは最も一般的な現象です。
まずは、これから紹介する4つの方法を試してみてください。
ぬるま湯で洗い流す
スプレー缶のボタン部分を取り外し、40℃程度のぬるま湯で数分間洗い流します。
固まった中身が溶けることで詰まりが解消されることが多いです。
実際にこの方法を試してみたら、一発で解消しました!
最後に体験を書きましたのでご覧ください。

綿棒や濡れたタオルで拭き取る
噴射口やボタンの周りに付着した汚れを丁寧に拭き取りましょう。
これも、よく見ると周りが汚れで固まっていることがあります。
細い針金や安全ピンで掃除する

詰まりがひどい場合は、細い針金や安全ピンを使って慎重に噴射口の詰まりを取り除きます。
ただし、力を入れすぎると噴射口を破損する恐れがあるので注意が必要です。
(※メーカーによっては針の使用を推奨していない場合があります)
エアダスターを使う
逆さにしたエアダスターで噴射口に空気を吹き付けると、詰まりが取れることがあります。
ボタン部分を対処してみた

ボタン部分自体に問題がある場合は以下の方法があります。
ぬるま湯に浸す
ボタン部分の詰まりがひどい場合は、40℃程度のぬるま湯に数分間浸け置きしてから、再度清掃を試みましょう。
実際にこの方法を試してみたら、あっという間に解消しました。
スプレー缶の先端のボタン部分を抜いてはずす。

ボタン部分を40℃のお湯で温めました。
ぼくは、ワインの金属性にキャップを使いました。
そこにお湯を入れて、スプレー缶のボタン部分を浸します。
時間は約1分程度です。

1分程度時間が経ったら、取り出して水分を拭き、スプレー缶にセットします。
ボタンを押したら、お湯が入り込んでいたので、シュッとお湯が飛び出ました。
その後、無事スプレー缶の中身が出て、調子が以前より良くなりました。
最初は、ボタンの細い穴に細い線をいれてみました。

この方法は、銅線が柔らかく、途中で曲がってしまい、スプレー缶の詰まりは解消できませんでした。
スプレー缶の噴射口は、髪の毛ほどの小さな穴なので、電線の中ほどの細さでないと無理でした。
お湯で温めて詰まりを溶かす方法が最後の手段でした。
無事解消しました。
缶を温める方法
可燃性ガスを使用している場合は特に注意が必要です!
ぬるま湯で温める
スプレー缶全体をぬるま湯に数分間浸けると、内圧が上がり、噴射しやすくなることがあります。
熱湯は危険なので使用しないでください。
ドライヤーで温める
可燃性ガスを使用していないスプレー缶に限り、ドライヤーの弱温風で缶を温めることも効果的です。
高温にしたり、長時間温めたりしないよう十分注意してください。
※可燃性ガスを使用している場合は絶対にやめましょう!
正しい使用方法を確認
詰まりを防ぐためにも、正しい使用方法を守ることが大切です。
使用前に缶を十分に振ることで、中身が均一になり、詰まりにくくなります。
また、正しい向きで使用することが大切です。
スプレー缶の種類によって、正立で使用するタイプと逆さで使用するタイプがあります。製品の指示に従って正しく使用しましょう。
ボタンをしっかり押すこともつまりの予防になります。
中途半端な押し方をすると、詰まりの原因になることがあります。
それでも改善しない場合
上記の方法を試しても改善しない場合は、缶の中身が使用できない状態になっている可能性があります。
無理に使用せず、お住まいの自治体の指示に従って適切に処分してください。
注意点
- 火気のある場所や密閉された空間では作業しないでください。
- 目や皮膚に中身がかからないよう保護してください。
- 無理な力を加えて缶を破損させないようにしましょう。
- メーカーの取扱説明書に記載されている注意点や対処法も必ず確認してください。
まとめ
適切なケアと使用方法を守れば、スプレー缶の寿命を延ばし、無駄なく使い切ることができます。
環境にも優しい選択ですね!
危険の無いように、まずは、ぬるま湯から始めてみてください。
ほぼこれで解消すると思います。