自分でもできる「抵当権抹消登記」住宅ローン完済後はお早めに!

長い期間支払ってきた住宅ローンが完済した時、すぐに手続きをしておきたいのが「抵当権抹消登記」手続きです。

住宅ローンが終わったらすぐに手続きすると簡単に終わるのでおすすめします。司法書士に頼まなくとも自分で申請することが可能です。手続き方法を紹介します 。

住宅ローンが完済したら確認しましょう。

何十年もかかって大変な中を返済してきた住宅ローン。お疲れ様でした。そこで確認しておきたいのが「抵当権抹消登記」の手続きです。

なんか難しい話ですが、よ~く調べると意外と簡単です。司法書士に依頼すると高くつくので自分で処理してみました。

抵当権抹消登記の手続きとは

金融機関に住宅ローンを融資してもらう時に、その借り入れの担保として対象の不動産に設定されるものを「抵当権」といいます。

簡単に言うと、何かの事情で「住宅ローンの返済がなされないとき」は、抵当権を設定された対象の不動産を差し押さえることができる権利のことです。

住宅ローンがあるという事は、土地や建物に抵当権が設定されているのです。

完済後、すぐに処理した方がいい理由

住宅ローンが完済されたらすぐに「抵当権を抹消」する手続きをしましょう。抵当権抹消登記は、急がなくとも何年後に処理しても問題はないのです。

理由1.時間が経ち変更が生じたとき、面倒だから。

時間が何年も経つと金融機関が合併統合で名前が変わったりと様々な変更が生じることがあります。自分の住所や氏名も変更もあり得ますね。その変更ごとに手続きをするため複雑な手続きで面倒になるので、早めがいいのです。

理由2.抵当権の設定があると売却や相続ができない。

別の理由としては、抵当権が設定されていると家の売却や相続ができないので、その時に抵当権の抹消処理をしなくてななりません。ただでも売却時には手続きが多いのに、さらに負担が増えます。早い方がいい理由です。

手続きの方法

住宅ローンが終わると、金融機関から完済したことの連絡が文書等であります。その時に抵当権抹消登記の手続きを司法書士に頼むかどうかの打診があります。

抵当権抹消登記は、所有権移転登記などのように取引が絡むものではありませんので、自分で登記手続きすることが可能です。


自分で手続きをしてみることにしました。

1.金融機関に出向き、書類をもらう。

住宅ローンの融資を受けた金融機関に行きます。実印が必要な場合がありますので確認してから行きましょう。

受け取る書類。

(1)弁済証書
   住宅ローンが完済されたことを証する書類

(2)登記済証または登記識別情報
   抵当権を設定した際に法務局から発行される書類

(3)登記事項証明書 
   住宅ローンを組んだ会社の登記事項証明書

(4)委任状
   金融機関が、抵当権抹消に関する登記を委任するため

2.法務局へ申請相談に行く

一度、法務局、地方法務局、支局、出張所のいずれか行きます。通常、その時に説明があり、申請の予約日を決めてきます。

3.登記申請書を作成する。(自分で)

法務局のホームページから登記申請書をダウンロードして自分で作成する。1時間もあれば、作り方の説明書を読みながら作成できます。

以下に見本を乗せました。したのサイトからダウンロードできます

法務局ホームページ法務局 不動産登記の申請書等の様式について

(1)法務局のホームページを開きます。

 不動産登記申請手続きをクリックします。

引用:法務局ホームページ
引用:法務局ホームページ

(2)「住宅ローン等を完済した」をクリックします。

引用:法務局ホームページ
引用:法務局ホームページ

(3)抵当権を抹消する。該当する方を選択します。

引用:法務局ホームページ
引用:法務局ホームページ

そして、記入見本と申請書をダウンロードすることができます。

以下は、見本(2分割になてます)です。実際はA4用紙で1枚を作成します。



4.法務局に書類を提出に行く

予約した日時に法務局に行き、申請手続きを行います。

費用:登録免許税(収入印紙代) 1,000円×件数

印鑑:認印で可能

マンションの例
専有部分1戸+敷地権1筆の場合では、2件なので2,000円

一戸建の例
土地1筆+私道1筆+建物1戸の場合は、3件なので3,000円 

5.「登録完了証」を受取り完了です。

有料で郵送してくれます。または法務局で受取ることも可能です。その場合、印鑑は今回使った認印が必要となります。

これで、抵当権抹消登記手続きが完了します。売却も相続も出来る様になります。


アドバイス

今回の記事では、金融機関で住宅ローンを組んだ時と変更がない簡単な例で説明しました。

司法書士に依頼すると、手数料・実費込で約2万円前後が相場ではないかと思います。私の金融機関では司法書士を2万数千円で紹介がありました。

今回は自分で処理したので、印紙代3,000円だけでした。

もし、氏名も変わり、住所が変わり、金融機関が変わった場合などは処理が複雑になりますので司法書士にお願いすることをおすすめします。

なお(ライター@naoblog33.com)