卓上型ウォーターサーバーは、コンパクトなサイズと便利な機能性から多くの家庭やオフィスで人気があります。
しかし、選ぶ際にはいくつかの特徴と注意点を理解しておくことが重要です。
今回は、水道水を使う卓上型ウォーターサーバーの特徴と選ぶ時の注意点を説明します。
水道水【卓上型】ウォーターサーバーが人気!
卓上型ウォーターサーバーは、床置き型と比べると、約半分の大きさ程度。
つまり、置き場所をとらないことから、狭い部屋でも使えるメリットがあります。
その理由から、近年卓上型で水道水を使う、浄水型ウォーターサーバーの人気が上昇しています!
卓上型ウォーターサーバーの特徴
卓上型ウォーターサーバーはコンパクトなサイズです。
卓上型は床置き型の約半分の高さで、スペースを有効に活用できます。
キッチンカウンターやテーブルの上に設置できるため、限られたスペースでも使用可能です。
多くの卓上型ウォーターサーバーは、冷水・温水をすぐに利用できるメリットがあります。
また、温度調整機能や省エネモードを搭載しているものもあります。これにより、使用者は必要に応じて水の温度を選択できます。
卓上型はスタイリッシュなデザインが多く、インテリアに馴染むものが多いです。
特に、グッドデザイン賞を受賞したモデルもあり、見た目にも配慮されています。
卓上型ウォーターサーバーでは、一般的に定期的なメンテナンスが行われるため、衛生面でも安心です。
卓上型ウォーターサーバーの注意点
卓上型ウォーターサーバーを選ぶ時の注意点を説明します。
タンク容量の制限
卓上型はコンパクトな設計のため、冷水・温水のタンク容量が少なく、連続使用時に水が不足する可能性があります。
特に大人数での使用時には注意が必要です。
設置場所の制約
卓上型は床に直接置けません。
そのため、ボトル交換タイプでは設置場所によっては水の交換が難しくなることがあります。
特に高いテーブルやカウンターに設置する場合、ボトルを持ち上げる必要があり、重く感じることがあります。
安定性の問題
卓上型はコンパクトなため、安定性に欠ける場合があります。
特に小さなお子様がいる家庭では、転倒のリスクを考慮する必要があります。
転倒防止の対策をしているタイプもあります。
交換頻度の増加
卓上型はタンク容量が少ないため、ボトルの交換頻度が高くなることがあります。
これが手間に感じることもあるため、使用スタイルに応じた選択が重要です。
その場合は、水道水を直接給水する水道直結型ウォーターサーバーが便利です。
これらの特徴と注意点を考慮することで、自分のライフスタイルに合った卓上型ウォーターサーバーを選ぶことができるでしょう。
卓上型が適したライフスタイルとは?
卓上型ウォーターサーバーは、スペースが限られている環境や、手軽に水を利用したいライフスタイルに非常に適しています。
特に一人暮らしや小さな家庭、オフィスでの使用に向いており、デザイン性や機能性も兼ね備えた製品が多いため、選択肢として非常に魅力的です。
ライフスタイル別に説明します。
一人暮らし
コンパクトなサイズなので、一人暮らしで限られたスペースでも有効活用できます。
キッチンやリビングの小さなテーブルに置くことができ、必要な水を手軽に利用できます。
狭い住居
アパートや小さな部屋に住んでいる人にとって、卓上型は省スペース設計が魅力です。
床置き型ではなく、テーブルやカウンターの上に設置できるため、場所を取らずに使えます。
家族が少ない家庭
少人数の家族や夫婦の場合、卓上型は必要な機能を備えつつ、過剰なスペースを取らないため、非常に適しています。
特に、温水機能があるモデルは、子供のミルク作りや料理に役立ちます。
デザイン重視の方
最近の卓上型ウォーターサーバーは、スタイリッシュなデザインが多く、インテリアに馴染むものが豊富です。
おしゃれなデザインを求める方にも適しています。
健康志向の方
水分補給を意識している人にとって、手軽に冷水や温水を利用できる卓上型は、日常的に水を飲む習慣を促進します。
特に、エコモードを搭載したモデルは電気代の節約にも寄与します
オフィス環境
デスク周りに設置することで、仕事中に手軽に水分補給が可能です。
特に、冷水と温水の両方を提供するモデルは、コーヒーやお茶をすぐに作ることができるため、忙しいビジネスパーソンにとって便利です。
人気の卓上型ウォーターサーバー3台を比較
今回、卓上型ウォーターサーバーを3台選び比較してみました。
- ウォータースタンド アイコン
- クリクラFeelFree Puito
- エブリィフレシャス mini
3台は、導入実績があり人気となっている商品です。
まず、はじめに、3台の浄水型ウォーターサーバーは、どんな違いがあるのか、一覧表にして比較してみましょう。
選ぶ時に、特に注意する項目を選んで以下の表で比較してみました。
比較項目 | ウォータースタンド アイコン | クリクラFeelFree Puito | エブリィフレシャス mini |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 4,400円 | 3,140円 | 3,300円 |
電気代(月) | 518円 | 467円 | 410円 |
給水方法 | 水道直結型 | 給水型 | 給水型 |
フィルター交換目安 | 1日10L 6ヵ月1,800L | 1日4L 6ヵ月720L | 1日3.3L 7.5ヵ月742L |
温度 | 冷水 温水 常温水 | 冷水 温水 常温水 | 冷水 温水 常温水 |
タンク容量 | 冷水1L 常温・温水:タンクなし | 給水3L 冷水1L 温水1L | 冷水0.8L 温水0.9L |
サイズ | 合計905mm W180mm D340mm H385mm | 合計935mm W240mm D280mm H415mm | 合計1,015mm W250mm D295mm H470mm |
重さ | 7.6kg | 8.0kg | 8.3kg |
(1)ウォータースタンド
卓上型・水道直結型・月額4,400円(税込)・電気代月518円
3台の卓上型の中では、コスパが一番いいので、おすすめです!
サイズは一番コンパクトで浄水量が6ヵ月で1,800Lまで使えるため、ファミリーでも十分使える浄水量と言えます。ただし、設置工事があります。
卓上型で選ぶなら、まず、アイコンをおすすめします!
- 横幅が18cmでスリム、高さは38.5cmで最も低い
- コスパ:水道水1Lの浄水➤14.67円と安い
- フィルター交換まで1,800L使える*6か月
(2)クリクラFeelFree Puito(プティオ)
卓上型・給水型・月額3,140円(レンタル料金:2680円+安心サポートパック460円)、電気代467円 *税込
クリクラFeelFree Puito(プティオ)は、そもそも、お一人様用、あるいは、狭い場所で使う目的で設計されています。一人で使うなら、おすすめです!
タンク式でこのサイズはコンパクトです。
浄水量は十分賄えると言えます。給水型なので、置き場所を選ばないメリットがあります。
- 横幅が24cm、高さは41.5cm
- コスパ:水道水1Lの浄水➤26.17円
- フィルター交換まで720L使える*6か月
(3)エブリィフレシャスmini
卓上型・給水型、月額3,300円、電気代410円 *(税込)
選んだ3台の中では、一番大きなサイズです。可もなく不可もないというタイプでしょうか。あえておすすめする理由は、そのデザインの良さ!さすがデザイナーの感性が存在感を上げています。おしゃれに使いたい方には、おすすめです。
- 横幅が25cmでスリム、高さは47cmで最も高い
- コスパ:水道水1Lの浄水➤33.3円
- フィルター交換まで742L使える*7か月
卓上型には給水型と水道直結型がある
浄水型ウォーターサーバーには、「給水型」と「水道直結型」の2種類があります。
給水型は水道水を容器に汲んで、浄水型ウォーターサーバーに補充する仕組みです。
そのため、工事が不要になり、置き場所も自由になるメリットがあります。
一方、水道直結型は、水道の水栓に浄水型ウォーターサーバーをつなぎ、自動でサーバーに水道水を補充する仕組みです。
違いは、給水方法だけで、サーバーの浄水する仕組み、温水、冷水、常温水の機能、クリーン機能、チャイルドロック機能などは、ほぼ同じです。
給水型のメリット・デメリット
自分で水道水をサーバーに給水するタイプです。
メリットは、設置工事が無いことと、置き場所を選ばないこと。つまり、すきな場所に置いて使える自由度があります。
商品が到着したら、すぐに使えます。
デメリットは、水の消費量が多くなると、給水する回数が増えててまになること。
水道直結型のメリット・デメリット
水道の水栓に細いホースでサーバー本体とつないで使います。
水道直結型のメリットは、自動給水で、たっぷり切れ目なく水がつかえること。
デメリットは、設置工事が必要なことです。また、引っ越すときは現状復帰の工事が必要です。これらは通常レンタル料金に含まれているので、追加料金が発生しないのが一般的。
給水型と水道直結型の選び方
どちらも、水道水をろ過して、温水・冷水・常温水にする機能は同じです。
違いは、使い方となります。
給水型は、置き場所を自由にしたい方、工事ができない、あるいは工事を希望しない方に向いています。
水道直結型は、工事がありますが、水の消費量が多いかた、給水が自動が言い方、キッチンなど水道水の近くに設置したい方に向いています。料理などで使う方にもピッタリです。
水道水【卓上型】ウォーターサーバー(まとめ)
卓上型の浄水型ウォーターサーバーには、給水型と水道直結型があります。
どのように利用するのか、目的をしっかり確認して選ぶことが失敗しない方法です。