炊飯器でお米を炊くときに、どれ位の量のお米がいいのでしょうか?
5.5合炊きの炊飯器に、5.5合のお米を入れて炊いたら、炊き上がりにムラができます。
そこで今回は、炊飯器に、どれくらいのお米を入れると、美味しく炊けるのかを説明します。
美味しく炊き上がります!
5.5合炊きの炊飯器で5.5合炊いたら、美味しくなかった?
ご飯をたくさん炊かなければならない時があります。
そこで、5.5合炊きの炊飯器に、めいっぱい5.5合のお米を入れて炊いたら、ムラができてしまいまいた。
硬いところと、やわらかいところが混じっているから、美味しく感じません。
これはどうした事なのでしょうか?
炊飯器でお米を美味しく炊く方法
炊飯器でお米を美味しく炊く方法は、以下の2つのポイントで炊くことです。
- 炊飯器のサイズより、少なめのお米の量で炊く
- 5.5合の炊飯器なら、3合から4合で炊く
(1)炊飯器のサイズより、少なめのお米の量で炊く
炊飯器には、お米が最大炊ける量が決まっています。
美味しく炊くには、少なめのお米の量で炊くことが、ポイントです。
(2)5.5合の炊飯器なら、3合から4合で炊く
もし、5.5合炊きの炊飯器の場合あ、3合か4合のお米で炊くと、美味しく炊き上がります。
5.5合炊きたいときは、5.5合を2回に分けて炊くといいです。
横道にそれますが、なぜ炊飯器は、5.5合炊きの、中途半端な量なのか、ご存じですか?
(3)半端な5.5合炊きの理由
5.5合炊きという半端な数字の理由は、お米1リットルを炊く場合を基準にしているからです。
お米1Lは、5.5合なのが根拠です。
5.5合炊きの炊飯器は、家族3人にぴったりです。3人から5人の家族構成に合う炊飯器のサイズが5.5合炊きです。
(4)6合を1回で炊くよりも、3合2回の方が効果的
もしご飯が不足したら、「朝と夜の2回に分けて炊くこと」をおすすめします。
理由は大きな炊飯器で6合炊いて保温するよりも、3合を2回炊いた方が電気代も美味しさも両方にメリットがあるからです。
炊飯器には3つの種類
参考に炊飯器の種類を説明します。
炊飯器には構造上大きく分けて3つのタイプがあります。
それそれの特徴を簡単に説明します。
(1)電気ヒーター方式(マイコン炊飯器)
5.5合サイズでは、2~3合だと美味しく炊けます。
特徴は構造がシンプルな電気ヒーターを使うので価格がリーズナブルであることです。
炊飯の熱量はIHタイプより低いです。
お米の量が多くなると火力が不足気味になり炊きむらが出る事もあります。
(2)IH方式(IH炊飯器)
釜全体で高加熱するので、ムラのない炊きあがりになります。
IHは金属製の内釜全体を、電磁波で加熱する構造です。
構造上、マイコン炊飯器より価格が高くなります。
(3)IH+圧力方式
圧力をかけるため、炊きあがりがIH方式より美味しくなります。
IH方式の内釜に圧力をかける方式です。
構造が複雑になるため価格も高くなります。
炊飯器のお米の量と美味しい炊き方(まとめ)
炊飯器の種類と美味しく炊けるサイズを紹介いたしました。
お米の量は,炊飯器のサイズよりも少なめが、美味しく炊けます。
たくさん炊くときは、1度に多く炊くよりも、小分けに炊いた方がおすすめです。
電気代も安くなり、その都度美味しい炊きたてのご飯が食べられます。