古いエアコンを最新のエアコンに交換すると、どれ位電気代が安くなるのでしょうか?
そこで、今回は古いエアコン2台から、最新のエアコン3台に切り替えた時の事例を紹介します。
エアコンを1台増やして3台にしても、真夏の猛暑下での電気代は月1万円安くなりました。
どんな効果があったのか、紹介します。
(当記事は2019年作成、2024年更新しました)
10年目の古いエアコン2台を廃棄!
![](https://naoblog33.com/wp-content/uploads/2024/04/25600591_s.jpg)
古いエアコンを,新しく入れ替えると電気代がお得だとのことで、古いエアコン2台から新しい省エネのエアコン3台に入れ替えました。
どれ位安くなったのか紹介します。
結果をズバリ言うと最新のエアコンに入れ替えたら、電気代が1万円安くなりました。
省エネエアコンの入替の節約方法を説明します。
エアコン購入でお金はかかったのですが、電気代が格段に安くなったのです。
10年過ぎてもまだ動くのですが、思い切って古いのを廃棄しました。
電気代どれ位安くなったか?
ざっくり計算します。
毎年夏の8月は、10年超の古いエアコン2台を使っていて、電気代は3万円を超えていました。
猛暑の夏の電気代を安くするため、新しいエアコン3台に入れ替えました。
フル回転で使いましたが、エアコン交換後の8月の電気代は、月約2万円でした。
エアコン交換で月1万円の差が!
つまり、古いエアコン2台を最新のエアコン3台に交換しても、月1万円の電気代が安くなりました。
想定はしたものの、ここまで安くなることに、驚きました。
![大きめのエアコンアは、キッチン・ダイニング・6畳和室の3部屋を1台でj十分網羅できます。10畳用です。](https://naoblog33.com/wp-content/uploads/2019/08/1020365-1024x768.jpg)
お金を工面しも、古いエアコンを最新の省エネタイプに交換して、大成功でした。
古いエアコン2台を最新の3台に増やした理由
エアコンを2台から1台追加して、3台にした理由は3つあります。
1.地球温暖化で猛暑を我慢できない
近年の温暖化による異常気象で、夏の異常な暑さは、ガマンしてなんとかなる時代は終わったからです!
リビングはこれまでエアコンが不要の風通しの良い部屋でしたが、猛暑には勝てませんでした。
熱中症などの対策で、健康を維持するためには、新しいエアコンに変えかえる必要がありました。
2.子供世帯が夏休みにくる
夏休みは、子供世帯の孫たちが、我が家にやってくるようになりました。
そのため、2台のエアコンでは間に合わなくなり、1台追加して合計3台にしました。
子育てが終わっても、こんどは孫世代が増えてきたことも理由です。
3.家計節約のため
物価上昇、燃料費の高騰などの影響で、家計を節約することも必要になりました。
今後は、さらに税金が上がったりすることで、家計が厳しくなると予測。
まだ、資金が何とかなる時に、エアコン交換することにしたのが理由。
エアコンを交換する決断
物価高、光熱費の補助も無くなる時代。
定年後は、年金生活となり、家計の節約が基本。
まずは光熱水費を頑張って節約して行かなければなりません。
あと何年かすると、体も厳しくなる
まして、これから先、どんどん高齢になっていきます。
その結果、体調も今までの様に無理はできなくなっていきます。
エアコンは体調を維持するためにも、危険な暑さから身を守るアイテム。
遠慮なく使えないと、熱中症で死のリスクも高まります。
まだ、資金が残っている間に交換
お金のある内に、他の費用は削っても、エアコンを先に交換しようと思ったのです。
省エネで高機能なので値段はかなり高価でした。
10畳用は20万円、6畳用は10万円が2台、合計40万円でした。
安売りのエアコンもありましたが、そこは投資しました。
エアコン1時間あたりの電気代の求め方
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ここで、電気代の計算方法を確認しておきます。
電気代(円)=消費電力(kW)×31(円) ※
※ 電力料金目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月22日改定]で算出。
10畳用エアコンの例
エアコン1時間の消費電力 550W(=0.55kw)
電気代=0.55KW×31円
1時間:17.05円です。
10時間使っても約170円です。1台30日の稼働で約5100円ですね。
命を守る保険代とすれば、安いものです。
参考:2023年8月の電気代の実測
エアコン交換後の電気代は、26日間稼働で5140円です。
8月は猛暑で、自宅にいた日の26日間は毎日使いました。
測定したエアコンは10畳用です。
「快適自動」という全自動を使うと、電気量は1時間約9円でした。
この機能は除湿だけやクーラー切り替え、あるいは送風など自動で快適になるように調整してくれます。
1日平均17時間はつけっ放しです。
28℃で設定すると、部屋の温度が実際の28℃になるように、プログラムされています。
リモコンだけが28℃設定で、実際の室温は30℃もあったというのは、古いエアコン時代です。
快適自動だと1時間9円ですが、冷房に切り替えると1時間19円、という結果になりました。
冷房は、常時コンプレッサーを回すので、電気代が多くなります。
参考:2021年7月のエアコン10畳用1台 1日の電気代の実測
2021年の電気代は、1kwが27円(2022年7月から31円に値上がり)
7月20日(火):190円(1時間12.7円)
7:00~22:00(冷房モード15時間連続運転)。外気温34℃超。冷房26℃設定。
7月21日(水):150円(1時間10円)
7:00~22:00(15時間連続運転)外気温34度超。冷房26℃、
連続冷房モードは冷え過ぎるので、14:00~17:00は快適全自動26度に設定。
2023年夏は、電気料金が値上がりしたので、約1.14倍となりました。
2024年4月、すでに温暖化の影響が!
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地球の温暖化は確実に進んでおり、従来の過ごし方とは変わってきています。
2024年は4月、記録更新で、すでに25℃を超えた日が全国規模で観測されました。
今年は6月から国の電気代の補助が切れるため、さらに電気代が高額になることが予測されます。
エアコンは新しい節電タイプがおすすめです。
古いまま使っていたら、今年の夏の電気代は相当な金額になっていたことでしょう。
命を守るためにも、エアコンは必須の時代なので、利用しないわけにはいきませんね!
扇風機と水まき、風鈴と行水・・・
優雅な夏の時代は終わり、命を守る事が必要な危険な高温へと変わってきました。
新しいエアコンには、最新のフィルターが付いていて、PM2.5 や花粉も除去!
家の中がクリーンな空気になります。
おまけに、フィルター自動洗浄機能付きで、ナマケモノには嬉しい機能なのです。
2024年の夏 エアコンは24時間連続使用の時代へ!
気象庁の発表では、2024年の夏は高温になるようです。
猛暑になった昨年夏!
今年の夏の気温はどうなんでしょうか?
気象庁が、2024年02月20日に発表した「暖候期予報」によれば、今年6月~8月の気温や高いと発表!
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日本の夏の気温が高くなる主な原因は、次の2つ。
- 地球温暖化の影響
- エルニーニョ現象が春まで続く
この影響で、
- 日本の南で,太平洋高気圧の西への張り出しが強い
- 日本付近には,太平洋高気圧の縁を回って,暖かく湿った空気が流れ込みやすい
のが原因としています。
その結果、「日本付近は暖かい空気に覆われやすいでしょう」と気象庁では説明しています。
2023年の電気代の値上げ
電気代が大幅値上げになった2023年。
どれくらい値上げになったのか経済産業省 資源エネルギー庁の6月27日に公開したデータを引用します。
日本の家庭用電気料金は、2021年で28円/kWh、2022年で34円/kWh、2023年で35円/kWh(5月末時点で確認可能なもの)と推移しています(電力取引報などより計算。「年度」単位。ただし、2022年は4~12月、2023年は1~2月。)
引用:経済産業省 資源エネルギー庁 2023-06-27
エアコンが24時間利用になるとは、5年前には想像すらできませんでした。
これからは電気代が高騰したこと、地球温高で高温になりエコタイプのエアコンで24時間稼働が当たり前の時代になったようです。
おわりに
ここまで「最新エアコン3台で電気代月1万円安のお得感」について紹介しました。
新しいエアコンは機能も進化しており、年間通して使うので、古いエアコンは交換することをおすすめします。