調味料ケースの中で塩がカチカチに固まることがあります。
一度固まると、箸でつついても、スプーンでガンガンたたいても崩れません。
調味料ケースの中で固まると、使いにくいですね。
そこで当記事では、固まった塩を元のサラサラな塩にする方法を紹介します。
塩が固まる原因とは?
塩が固まる原因は次の通りです。
塩は「湿ると固まる」特徴がある。
つまり、塩は湿気が多いと固まります。
この性質を理解すれば、固まった塩を元のサラサラにできます!
では、固まった塩を元のサラサラに戻す方法を説明します。
固まった「塩」をサラサラに戻す2つの方法
固まった塩を元のサラサラに戻す方法です。
そのポイントは2つあります。
- 固まった塩から水分を飛ばす
- ガスコンロか電子レンジを使う
塩が固まる原因は湿気、つまり水分を含んでしまうことです。
固まった塩から水分を飛ばすのがポイント
固まった塩から水分を飛ばします。
その方法で最も効果的なのは、ガスコンロを使うか、電気を使って、塩の温度を上げること。
その結果、塩に含まれる水分が蒸発してサラサラな塩に戻せます。
では順番に2つの方法を説明します。
ガスコンロとフライパン使う方法
ガスコンロとフライパンを使う方法です。
ガスを使う場合はフライパンで塩を焼きます。
焼き塩とも呼ばれていますが、この方法だと砂の様にサラサラになります。
使うフライパンは使い古しのものがおすすめ!
理由は、特にフッ素加工したフライパンは高温で痛む可能性があるから。
フライパンを弱火で温めます。
温まったら塩を入れます。
フライパンが痛まない様に、木のへらでかき混ぜています。
どんどん水分が蒸発します。
5分位で、サラサラになりました!
焼き塩は、かなり高温です。
そこで、手で触れるくらいまで、冷まします。
冷めたら、塩のケースに入れます。
この時点で、固まった塩はサラサラです!
滑るようにケースに流れて行きます。
水分を飛ばした塩は、右側。元の固まった時の塩は左。
ずいぶん違いがわかりますね!
電子レンジを使う方法
電子レンジで固まった塩を元のサラサラに戻す方法です。
はじめに、平たいお皿に固まった塩を広げて、電子レンジで2~3分チンする方法です。
この場合、水分を飛ばすので、ラップをかけてはいけません。
お皿に固まった塩をのせます。
水分が蒸発できるようにできるだけ、平にします。
電子レンジにセットします。
600Wです。
電子レンジ600Wで1~2分程度、様子を見ながら加熱します。
自動の場合はチンとなったら完成。
取り出してみます。
こんな感じで、サラサラには見えません!
触ってみると、ガチガチっぽいです。
しかし、上から指で押すと、サラッと崩れてサラサラになります。
電子レンジの加熱時間が少ないと、皿の底に水分が残ってしまいます。
水滴です!
なので十分加熱することが必要です。
ガスコンロと電子レンジの効果を比較
ガスコンロを使った場合と、電子レンジを使った場合に、固まった塩がどれくらいもとに戻るのか比較してみました。
電子レンジは左側でガスコンロを使った方が右側です。
電子レンジの方が、出来上がりの粒が大きい!
ガスコンロを使た方は、砂の様に細かいです!
【塩の場合の結論】
電子レンジは、かんたんなのですが、ガスコンロの火力には負けるかもしれません。サラサラ度がちがいます。
塩が固まらない保管方法
最後に、塩が固まらない保管方法を紹介します。
塩が固まる原因は水分の量でした。
つまり、水分をシャットアウトする保管方法になります。
塩を「密閉容器」で保存すること。
電子レンジ用で空気孔が開閉可能な容器です。
小さな穴から湿気が入るのではと思いましたが固まりませんでした。
塩は「湿度の高い場所を避け」保存
完璧とはいかなくても、このような保管方法を心がければ大丈夫でしょう!
もし固まったら、ここまで説明した方法でサラサラに戻せます。
まとめ
今回は固まった塩をサラサラにする方法を説明しました。
サラサラにするには、塩の水分を蒸発させるのがポイントです。
ぜひ、今回ご紹介した方法で試してみてくださいね!
料理で使いやすくなりますよ!
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