『第2波はいつ来る?』新型コロナへの強い警戒と対策

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新型コロナウイルスの第2波はいつ来るのか?

感染を抑えた韓国では再び感染が広がっており「第2波」と見ています。5月28日にソウル郊外の物流センターで新たに79人が感染したと発表されています。1日3,000件のPCR検査は5月27日には15,000件に増加しています。

国内では5月28日感染が微増している北九州と5月25日頃から2桁の感染者になった東京は第2波の傾向なのでしょうか。

日米の研究や米サイエンス誌の論文を紹介し第2波への取組みを紹介します。

その①:新型コロナの国内第2波はいつ?
その②:第2波への見解
その③:感染防止の自己対策
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その①:新型コロナの国内第2波はいつ?

北九州市 は23日間感染者はゼロでした。しかし5月27日新たに8人感染して 5日間で22人となりました。「経路追えぬ人多い」状況となっています。

北九州市で第2波の懸念

北九州市の北橋市長は5月28日の記者会見で次の様に危機感を示しています。

出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 福岡県
出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 より

「このまま続くと間違いなく大きな第2波に北九州市は襲われ、大変、厳しい状況に陥るという認識を改めて共有し、しっかり対応して、この危機を脱却したい」

引用:NHKWEB特設サイトより

下のグラフは福岡県全体の感染者数のグラフです。

西村経済再生担当大臣は記者会見で「きょうも福岡県の小川知事と連絡を取ったが、知事も危機感を持っており、厚生労働省のクラスター対策班を福岡県に派遣している。少しリンクを追えない人が多いので、それぞれの接点や濃厚接触者の可能性などを分析している」と述べています。

東京でも微増傾向が

一方東京都は一桁から2桁に微増傾向がみられます。5月23日までは5人以下でしたが、その後増加しています。

5月28日は、増加して感染者は15人を記録しています。ガールズバー等での感染が多いようです。(数字は未確認)

出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 東京都
出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 より
5月22日:3人
5月23日:2人
5月24日:14人
5月25日:8人
5月26日:10人
5月27日:11人
5月28日:15人

大型連休の終りが5月10日(日)までとすれば2週間後の5月24日以降の増加傾向は相関が気になるところです。

東京は予測通り5月28日は感染者15人と急増に転じています。(感想)

北海道の第2波は大きい

北海道の場合3月の第1波より4月の第2波の山がかなり大きいものでした。

出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 北海道感染者数グラフ
出典:NHK 得熱サイト新型コロナウイルス感染症 より

福岡と東京の微増傾向は第2波の兆候なのかはわかりませんがグラフが似ているので気になるところです。(感想)

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その②:第2波への見解

日本全体での感染では遺伝子解析から大きく2つにわけられています。第1波は1月~2月の中国武漢経由、第2波は4月中旬以降の欧米経由の新型コロナです。

日本国内におけるウイルスの遺伝子的な特徴を調べた研究によると、令和2年1月から2月にかけて、中国武漢から日本国内に侵入した新型コロナウイルスは3月末から4月中旬に封じ込められた(第一波)一方で、その後欧米経由で侵入した新型コロナウイルスが日本国内に拡散したものと考えられている(第二波)。

引用:新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針令和2年3月 28 日(令和2年5月 25 日変更)新型コロナウイルス感染症対策本部決定

参考:新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針令和2年3月 28 日(令和2年5月 25 日変更)新型コロナウイルス感染症対策本部決定

日本医師会は第2波を想定

日本医師会の横倉義武会長は5月26日の記者会見で次の様に発言しています。

「緊急事態宣言下の医療体制について早急に議論して構築する場を設ける必要がある」と述べていて感染の「第2波」に見舞われることを前提により効果的な医療体制をつくるよう政府に求めています。

感染が再流行の数値基準

日本医師会常任理事の釜萢敏しは数値基準を次の通り示ました。

①人口10万人あたりの累計感染者数
②感染者が2倍に増える時間(10日が目安)
③感染経路が不明の割合

参考:朝日新聞デジタル 新型コロナ「第2波」に備えた医療体制を

夏の新型コロナウイルス感染

米サイエンス誌に5月18日にある論文が掲載されました。
Susceptible supply limits the role of climate in the early SARS-CoV-2 pandemic

この論文の中で次の様に結んでいます。(一部抜粋)

Our findings suggest, without effective control measures, strong outbreaks are likely in more humid climates and summer weather will not substantially limit pandemic growth.

引用:Susceptible supply limits the role of climate in the early SARS-CoV-2 pandemic
私たちの調査結果は、効果的な管理対策がなければ、強い発生はより湿度の高い気候で起こりやすく、夏の天候がパンデミックの成長を実質的に制限しないことを示唆しています。(Google翻訳)

まだ確定ではありませんが『新型コロナウイルスには、夏に感染力が弱まり冬に強まる「季節性」があると』の見方も存在しています。

多くの人が免疫を持たない状態のもとでは季節による影響があったとしても弱く、ウイルスは急速な感染拡大するとの論文です。

つまり、感染防止対策がなされなければ夏の湿度の高い気候でもパンデミックになるリスクもあるということですね(私的解釈)

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その③:感染防止の自己対策

もし第2波が早い場合夏の前後に来たら「熱中症」とぶつかります。遅れて冬の前後に来たら「インフルエンザ」とバッティングします。

その時を想像すると「発熱」が伴うので医療機関では熱中症なのか、インフルエンザなのか、新型コロナなのかを判断することになります。

医療体制が整ってなく多数の感染者が出た場合、今回あったような救急患者のたらい回しや院内感染回避のための診療拒否のリスクも想定できます。

少なくとも「熱中症」予防、うがい・手洗い・マスクでの感染予防対策と3密の回避をしてセルフコントロールを徹底することしかありません。

理由は、ワクチンが夏前後には間に合わないことと、間に合ったとしてもワクチンが高価であり庶民にまで回ることが難しいことも想定されます。

おわりに

新型コロナの第2波の可能性は高く熱中症や冬のインフルとも重なるリスクは捨てきれません。気のゆるみが第2波の加速にもつながるのでしっかりと対策をとりましょう。

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