スポーツジムやフィットネスに通うと、水素水サーバーを見かけるのではないでしょうか?
以前からの根強いブームが続いていて、それが今や全国のジムやフィットネスに普通に備えてあるようになりました。
「なぜ、ジムに水素水サ-バーがあるのでしょうか?」
どんな目的でジムやフィットネスに設置しているのか、気になりませんか?
そこで、北海道から沖縄までのジムやフィットネスに、なぜ水素水サーバーがあるのか調べてみました。
すると、今まで気づかなかった水素水のメリットやデメリットが見えてきました・・・
水素水サーバーが気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジムにある「水素水サーバー」ってなに?

普通のウォーターサーバーのように、ボタンひとつで水素水が飲めるサーバーです。
ジムでは出来立てのフレッシュな水素水が飲めるとあって、ジムでブームが起こりました。
今では北は北海道から南は沖縄まで、ほとんどのジムやフィットネスにあります。
では、水素水サーバーではどのように水素水をつくっているのでしょうか?
水素水サーバーのしくみ
はじめに少しだけ時間をくださいね。専門的な内容ですが、知っていると「すごい!」と言われます!
水素水サーバーには、大きく分類すると4種類あってそれぞれ特徴があります。
・電気分解式
・量子交換タイプ
・マグネシウムタイプ
なんだか難しそうな感じですが、どのタイプもボタン押すだけなので作り方はかんたんです。
それぞれ、どんなタイプなのでしょうか?
水素水ガスタイプ
はじめに紹介するのは「水素水ガスタイプ」です。別名「気体過飽和式」といいます。
水素の細かい泡に圧力をかけて、水に溶け込ませる方法です。
水素水の性質は水と同じです。
電気分解式
「電気分解式」は別名「電解式」とも言います。
水に電気を通す「電気分解」という方法で作ります。
プラス電極には「酸素」が発生し、マイナス電極には「水素」が発生します。
この方法で作った水素水はアルカリ性です。からだによさそうですね!
量子交換膜タイプ
「量子交換膜タイプ」は別名「PEM方式」ともいいます。
電気分解で発生した水素ガスだけを、別の飲用水に溶け込ませる方法です。
この方法は安全に水素水が作れます。
マグネシウムタイプ
「マグネシウムを水に入れる」ことで水素が発生させる化学反応の方法です。
マグネシウムを含むフィルターに水を通すことで水素水を作ります。
水素水を作る方法は、4つのタイプがあることがわかりました。
そこで気になるのが、水素の濃度です。
ある水素水ドリンクを調べたら水素が抜けてしまいタダの水だったことも報告されています。
なので、水素濃度は重要なのです。
では、実際にどれ位の濃度があるのでしょうか?
水素濃度はどれ位?
水素水の濃度は「ppm」という単位がつかわれます。
数値が高い程、水素の濃度がたかくなります。
ジムやフットネスの水素水サーバー紹介では、「高濃度」「超高濃度」の表示で紹介しています。
水素濃度が高い方が好まれる風潮があるためです。
しかし、体にとって効果的な水素濃度は「0.4ppm」が限度。それ以上は体外に排出されます。
水素水は、時間が経過すると水素が抜けてしまいます。
このためジムやフィットネスでは少し高めの0.8ppm~1.0ppm程度が望ましいとしています。
作りたての水素水をすぐに飲むなら「0.4ppm」でもOKですね。
ここまで水素水の基礎知識を説明しました。
ではなぜ、水素水サーバーがジムで人気なのでしょうか?
ジムで、水素水サーバーが人気の理由とは?

全国のジムやフットネスが、なぜ水素水サーバーを設置しているか調べてみました。
水素水サーバーをジムやフットネスの設置することで、会員募集に効果があるといいます。
一般的にジムでは水素水サーバーが自由に使える有料会員制をとっています。
またジムによっては無料で飲み放題や、中には「お持ち帰りサービス」を提供しているジムもありました。
スポーツジムに水素水サーバーが置いてある理由で多くをしめるのが、「ジムを利用するユーザーに、水素水がとても人気」だからなのです。
では、なぜジムで水素水が人気なのでしょうか?
実は水素水のはたらきについては、大学や企業で研究が行われています。
そのテーマは水素水の「エネルギーの効率的な消費」や「筋肉疲労の抑制」などの研究です。
運動と深い関係があることがわかります。
つまり「活性酸素は、運動疲労によって発生しやすくなる」ので、ジムやフィットネスに水素水サーバーが置かれているわけです。
これがジムで「水素水サーバー」が人気のある理由です。
運動と水素水の研究の一例を引用します。
この研究で興味がわいたのはスポーツは当然ですが「日常生活疲労」にもよさそうということです。
大阪市立大学と理化学研究所の研究は、生活疲労に対する抗疲労効果を報告しています。サッカー選手を対象とした予備研究でも筋疲労の軽減が観察されていることを発表しています。また大阪市立大学は「高濃度水素水”が日常生活疲労に対する 抗疲労効果を有することを立証」の研究成果を平成27年5月15日、16日に山口県で開催された「第11回 日本疲労学会」で発表しています。
参考:大阪市立大学
一般的にジムでは水素水は有料です。
では、水素水を飲むのにいくら料金がかかるのでしょうか?
ジムやフィットネスでは、水素水は有料が多い!
一般的にジムやフィットネスでは水素水サーバーの利用が有料なことです。
ジムによって水素水の金額は月々1,000円~1,600円程度の会員制が多いです。
持ち帰るサービスをしているジムもあります。
持ち帰りのデメリットは時間が経過すると水素が抜けていくことです。
気がついたら、水素の抜けた「だだの水」になっていた!
なんてこともあるので、水素水のお持ち帰りには注意が必要ですね。
では、水素水はどんな飲み方があるのでしょうか?
水素水の飲み方とは?

水素水の効果的な飲み方にはいろいろな方法がありまが、決まりがあるわけではありません。
そのため、
- ある程度まとまった量を一回で飲むことが良い
- 少量ずつをこまめに飲むとよい
という方法などが紹介されています。
つぎは、水素水の「タイプ別の飲み方」を説明します。
「容器入り水素水」の飲み方
「容器入り水素水」のタイプ はどこにでも携帯することができるので手軽に飲むことができます。
でも注意が必要です。一度開封すると水素が抜けてしまうので、なるべく早く飲み切るようにしましょう。
「スティック」タイプの飲み方
「スティック」タイプは、飲用水に入れて水素水にして飲みます。
メーカーによって製法が違うので説明書に従って飲むことが大切です。
「水素水サーバー」の飲み方
「水素水サーバー」は、ウォーターサーバーに似ています。
メリットは新鮮な作りたての水素水をいつでも好きなだけ飲むことができることです。
おすすめはできたての水素水を新鮮なうちに飲むことです。
水素水が初めての方
水素水が初めての方は、コップ一杯程度から少しずつ慣らしていきましょう。
体調に合わせて無理せずに飲むことが重要です。
さて、ここまで水素水の基礎知識と、どんな働きがあるのか、そして、水素水の飲み方を紹介しました。
お疲れ様でした。
「水素水サーバー」について

実は水素水サーバーがスポーツ系をはじめ、自宅での利用にも注目されています。
理由は水素水が簡単に飲めるからです。
水素水が飲みたいからと、毎日ジムに行くのはお金もかかり時間もないから現実的ではないですね。
でも水素水サーバーが自宅にあれば、ジョギングやウォーキング、入浴後の水分補給など、欲しい時いつでも利用できます。
これは、スポーツジムの水素水サーバーが自宅にあるようなものです。
国内の水素水サーバーの事例
国内には水素水サーバーのメーカーが10社以上は存在しています。
その中から参考に2社を選びました。
アルピナウォーターは「北アルプスのおいしいお水」「ハワイのおいしいお水」「天然水の信濃湧水」などもあります。
アクアバンクはスポーツ系で実績のある水素水専門のメーカーです。
この他に、TOKAI、スイソサム、アクアデザイン、飛翔クリエイト、DMS他があります。
使いやすいウォーターサーバーとは?
一般的にウォーターサーバーを設置する時に問題となるのは、「初期設置工事」「ボトルの注文・保管・交換・廃棄・宅配受取」という手間です。
この手間が実は長続きしない原因です。
使うほどに水料金はかかるし、使っているうちにボトル交換が面倒になるからです。
水ボトルの無いタイプが使いやすいです。導入実績が増えているタイプのウォーターサーバーは水ボトル交換しないタイプです。
その理由は、水ボトルは別料金で買うことになるからです。
ボトル交換が無いだけでも「ボトルの注文・保管・交換・廃棄・宅配受取」などがなくなります。
この理由から水道水を使うタイプがコスパの点から選ばれているのです。
いま注目されているのが「水道水ウォーターサーバー」
いままで水道水をそのまま飲むのに抵抗感があって「浄水器」や「ウォーターサーバー」を使っていました。
実は「浄水器」と「ウォーターサーバー」の良いとこ取りをした「水道水ウォーターサーバー」という新しいタイプが人気を集めています。
もちろん水素水サーバーも入ります。
水素水サーバーのまとめ
本記事では「なぜジムに水素水サーバーがあるのか?」について説明しました。
ポイントをまとめると次の通りです。
- ジムに水素水があるのは、ジム利用者の人気が高いから
- 水素水は筋肉疲労の抑制の研究が行われていから
- 運動疲労で活性酸素が発生するため、ジムに水素水がある。
水素水サーバーについて最後まで読んでいただきありがとうございました。