乾電池の困った「液漏れ」と簡単な処理方法

乾電池は液漏れを起こすと、その処理方法に困ります。電子機器が動かなくなる原因にもなります。液漏れの原因と簡単な処理方法を説明します。

乾電池の液漏れはどうして起こるのか?

乾電池を使っていると、時々使用中や使用後に液漏れを起こしていることがあります。

液漏れの原因は、乾電池内部で化学反応で発生したガスが引き起こすのです。

乾電池は、化学反応でガスが発生している。

乾電池は化学反応で電気を発生させます。この時、化学反応によりガスが出るのです。このガスは、電池を使用している最中でも、使用後に保管している時でも発生しているのです。

多量のガスが発生すると液漏れを起こします。

様々な原因によって乾電池内部に大量のガスが発生すると、乾電池が爆発をする危険性が出てきます。

すると乾電池の安全装置が働いて、内部の大量のガスを外に放出します。この時に、電池内部の電解液も一緒に流れ出てしまうために、「液漏れ」が起きるのです。

どんな時に大量のガスが発生するのか?

以下の原因で大量のガスが発生して液漏れの原因となります。思い当たることがあるのではないでしょうか。

原因1.乾電池を逆に入れた時

乾電池を逆に入れた場合です。正確には逆に入れる入れ方によります。乾電池を逆に入れる発熱して大量のガスが発生して、早ければ数時間、遅ければ数週間後に液漏れを起こします。

難しいことは別として、電池はプラスとマイナスを間違えないように入れましょう。

原因2.乾電池をショートさせた時

カバンや袋の中で乾電池のプラスとマイナス極に金属のネックレスや金属製品が触れてショートする場合があります。乾電池がショートすると発熱して大量のガスを発生します。ショートは大変危険ですから、保管は注意しましょう。

原因3.アルカリとマンガン乾電池を混合使用した時

アルカリ乾電池とマンガン乾電池を混ぜて使ったりすると、電池容量の違いにより電流の流れが変化して発熱して大量のガスを発生します。混ぜて使用しないようにしましょう。

また、アルカリ電池同士でも、製品が違うと同じように液漏れします。エボルタ乾電池と普通のアルカリ乾電池を同じアルカリ乾電池だからと混ぜて使わないように種類は同じものを使いましょう。

原因4.新しいのと古いのを混合使用した時

新品の乾電池と古い乾電池は電気容量が違います。同時に使うと電気容量の違いによりガスが大量に発生して液漏れを起こします。新しい乾電池を同じ製品で使い始めも揃えて使いましょう。

原因5.使い終わった乾電池を放置した時

使えなくなった乾電池でも内部では微弱な化学反応が起きていてガスが微量でも発生しています。長期間放置しておくとガスが溜まり液漏れを起こします。使い終わったら速やかに処分しましょう。

原因6.機器のスイッチを「オン」にしたままの時

通常の機器では使い終わったらスイッチをオフにします。

しかし、テレビやエアコンのリモコンの様に常時微弱な電気が流れていていつでも使える状態の機器があります。

これらの機器では常時流れる微弱な電流によってガスが常時発生しています。そのガスが溜まると液漏れが発生することがあります。

時々リモコンの乾電池をチェックしてみましょう。液漏れ寸前の乾電池が見つかるかもしれません。

使い切らなくても、時々乾電池を交換することをおすすめします。

液漏れした乾電池の処理方法

液漏れの「液体」の成分

(1)エボルタ乾電池を含むアルカリ乾電池に入っている電解液は、「水酸化カリウム」で、非常に強いアルカリ性です。

(2)マンガン乾電池は、「塩化亜鉛の水溶液」で弱酸性です。

これらの電解液は大変危険です。体に着いた場合は速やかに大量の水で洗い流しましょう。

もし目に入った場合は失明の危険もあり、洗い流した後に速やかに医師の診察を受ける様にメーカーでも指導しています。

処分方法

液漏れした乾電池を危機から取り除きます。目に液体が入らにように注意して外します。この時が危険なのです。乾電池を固定しているバネがはじけて、作業している人の目に液体が飛ぶことです。注意しましょう。手に着いたら水で良く洗い流しましょう。

液漏れした乾電池をビニールの袋にいれて廃棄します。この時にできれば乾電池の両電極にガムテープでも貼りつけてショートしないようにしておきましょう。

液漏れした機器の簡単な清掃方法

機器には液漏れの跡が残っています。ティッシュ等で漏れた液体をふき取ります。

電池ケースについている白い粉などもドライバーなどで削り取り、粉には注意して取り除きます。汚れがこびり付いてひどい時はヤスリを使って機器の電極を金属が見えるまで削ることもあります。

アルカリ乾電池の場合、漏れた液体が付いたケース部分は強いアルカリ性になっているので、食酢をティッシュに含ませてふき取りながら中和処理しましょう。最後はキレイにふき取り、処理は終わりです。

機器の電子基板の中に入ってしまったらあきらめましょう。かつて何度か挑戦しましたが、かなり難しい処理でした。

廃棄処理する乾電池は、各市町村の処理手順にしたがって廃棄しましょう。

まとめ

乾電池はとても便利ですが、使い方を間違えると液漏れの原因にもなります。液漏れを発見したら速やかに危険の無いように処理しましょう。

また、乾電池を入れた機器は定期的にチェックをして液漏れが無いかどうかを確認することが大切ですね。

なお(ライター@naoblog33.com)