料理をする上で「みじん切り」は基本的な技術のひとつです。
しかし、みじん切りは、初心者にとっては少し難しく感じるかもしれません。
この記事では、料理によく使う7種類の野菜ごとに、具体的なみじん切りの方法を丁寧に解説します!
また、初心者でもプロ並みに上達するコツも紹介します。
みじん切りの基本ポイント
なぜ、料理では、みじん切りが必要なのでしょうか?
理由は、みじん切りは料理の仕上がりや味に大きな影響を与えることです。
以下が主な理由です。
- 味が均一に広がる: 野菜を細かく刻むことで、スープやソースなどに均等に混ざり、味がムラなく仕上がります。
- 火の通りが早い: 細かくすることで、調理時間を短縮し、均一に火を通すことができます。
- 食感を調整できる: 細かく切ることで、料理全体の食感が滑らかになります。特にハンバーグや餃子の具材に効果的です。
- 見た目が美しくなる: 料理の仕上がりがプロのように見えるので、食卓が華やかになります。
みじん切り上達のポイント
みじん切りを上手に行うには、以下のポイントを意識しましょう。
- 安定したまな板を使う 滑らないよう、まな板の下に濡れ布巾を敷きます。
- 包丁を正しく持つ 刃元を握り、安定させて使います。
- 野菜を安定させる 半分に切ったり平らな面を作って、転がらないようにします。
- 包丁の刃元を支点にする 包丁の刃を前後に動かしながら、リズミカルに切ります。
みじん切り練習のコツ
みじん切りの練習にはコツがあります。
- 練習を重ねる: 簡単な野菜(例:玉ねぎやニンジン)から始めて、徐々に難しいものに挑戦しましょう。
- 包丁を研ぐ: 切れ味の良い包丁は、みじん切りの精度とスピードを大幅に向上させます。
- 一定のサイズを意識する: 初めは大きさがバラバラでもOK。繰り返し練習することで均一に切れるようになります。
- テンポをつかむ: リズミカルに包丁を動かす感覚を覚えると、効率よく切れるようになります。
- 動画やプロの手元を見る: お手本を参考にすることで、手の動きや包丁の使い方を視覚的に理解できます。
野菜ごとのみじん切りの方法
ではここから代表的な野菜7種類のみじん切りを紹介します。
紹介する野菜は、玉ねぎ、人参、、ピーマン、セロリ、、キャベツ、にんにく、トマトの7種類です。
野菜ごとにみじん切りの方法は違います。
それぞれのポイントも併せて紹介します。
1. 玉ねぎ
玉ねぎはみじん切りの代表的な野菜です。
手順
- 玉ねぎを上下を切り落として皮をむきます。
- 半分に切り、平らな面を下にして置きます。
- 繊維に沿って垂直に切れ込みを入れます(端を切り落とさない)。
- 水平方向にも数本切れ込みを入れます。
- 包丁を動かし、細かく刻みます。
ポイント
- 目が痛くなるのを防ぐため、水にさらしてから切ると楽になります。
2. ニンジン
硬い野菜ですが、少しコツを覚えれば簡単です。
手順
- ニンジンを皮むき器で皮をむきます。
- 縦に薄くスライスします。
- スライスしたものを重ねて、細く千切りにします。
- 最後に千切りを横方向に刻みます。
ポイント
- 硬いので、包丁が滑らないようにしっかり握りましょう。
3. ピーマン
ピーマンは種を取り除くところが重要です。
手順
- ヘタを切り落とし、縦に半分に切ります。
- 中の種と白い部分を取り除きます。
- 平らに広げ、細かく切ります。
ポイント
- ヘタの部分を切るときに、刃を斜めにすると効率的に切れます。
4. セロリ
セロリは筋が多いので、下ごしらえが必要です。
手順
- 筋を包丁やピーラーで取り除きます。
- 縦に細く切ります。
- 横に刻み、小さく切ります。
ポイント
- 筋を取ることで、口当たりがよくなります。
5. キャベツ
葉が重なり合っているため、大きな葉を広げて使います。
手順
- 葉を1枚ずつはがします。
- 軽く丸め、千切りにします。
- 千切りをさらに刻んで細かくします。
ポイント
- 軽く丸めることで、切りやすくなります。
6. ニンニク
香りのポイントになるニンニクは、皮むきが最初のステップです。
手順
- 包丁の腹で軽くつぶし、皮をむきます。
- 縦横に細かく刻みます。
ポイント
- 包丁の腹を使うと効率的に細かくできます。
7. トマト
トマトは柔らかいので、少し注意が必要です。
手順
- 縦半分に切ります。
- 種が気になる場合はスプーンで取り除きます。
- 平らにして細かく刻みます。
ポイント
- 切るときに包丁をよく研いでおくと、潰れにくくなります。
みじん切りを効率化する道具
みじん切りが慣れるまでは多少時間がかかります。
そこで利用したいのが、すぐに簡単にみじん切りができる道具です。
初心者におすすめなのが、フードプロセッサーやハンドチョッパーです。
特に大量のみじん切りが必要なときは、これらの道具を活用することで時間を大幅に短縮できます。
さまざまな。道具が販売されているので、自分にマッチした使い勝手の良いものを選びましょう。
例えば、ぶんぶんチョッパーなどは、ご家庭でよく使われています。
ぼくの、みじん切り経験談
ぼくは、みじん切りをやったことがほとんどありませんでした。
みじん切りを始めるきっかけになったのは自宅で仕事をやるようになってからです。
朝の食事当番になってからいろいろな料理を作る上でみじん切りが必要になりました。
はじめにみじん切りをしたのはニンニクです。
ニンニクは小さくて非常に難しいのですが、実はかんたんにみじん切りにできます。
ニンニクをまな板の上において、上から包丁の腹でぐっと抑えるとニンニクがつぶれます。
その結果、ニンニクの薄皮がすぐに剥がれるので、そのままカットするとみじん切りになることがわかりました。
それ以来みじん切りは楽しくなり、どんどんいろいろな野菜をみじん切りするようになりました。
いまではみじん切りでは、家庭内のプロです!
まとめ
みじん切りは慣れるまでは少し難しいかもしれません。
しかし、野菜ごとにコツをつかむことで確実に上達します。
まずは簡単な玉ねぎやニンジンから練習してみましょう!
コツコツと練習して、自信をつけていってくださいね。