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家事とくらし

栄養価が10倍以上?干し野菜の作り方。保存方法と干し野菜に向かないものも紹介

干し野菜をご存知ですか?

野菜を天日干しにするだけで、栄養がギュッと凝縮されてとってもおいしくなる干し野菜。

そこで今回は自宅で誰でもかんたんにできる「干し野菜」の作り方を説明します。

また、干し野菜の栄養や保存方法や干し野菜に向かないものも詳しく紹介します。

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干し野菜の作り方

かぼちゃの干し野菜 煮ても煮崩れしにくく、ねっとりやわらかくなります。

太陽がさんさんと降りそそぐと作り始めるのが「干し野菜」です。

野菜を天日干しすると栄養価が高まり、そのうえ甘くなり美味しさは別ものになるのです。

我が家では天気が良くなると冷蔵庫に入っていた野菜をはじめ、ゴーヤ、ニンジン、玉ねぎ、キュウリ、白菜、カボチャなどスライスして天日干しをします。

出来上がった干し野菜の味は食べて見るととっても甘くてフルーツの様な味わいになるのです。

その作り方はとても簡単で説明がいらないほどです。

干し野菜にすると栄養価はどうなるのか、どの様に作るのかを紹介します。

(1)野菜を適当にスライスします

スライスした野菜をザルに並べて干すだけ
スライスした野菜をザルに並べて干すだけ

干し野菜にするものは、ニンジン、玉ねぎ、ダイコン、キュウリ、ゴーヤ、はくさい、カボチャ、キノコなど、なんでもOKです。

野菜をスライスしたら、干す前にキッチンペーペー等で水分をふき取ってください。

水分が残らないようにしましょう。

理由は、水分が残っているとあとで傷んだりカビがはえることもありますので注意しましょう。

(2)太陽の下で3時間程度干します

我が家には梅干し作りで使ったざるがあったのでそれを利用して太陽の下で干しました。

干し方は、晴天ならば約3時間程度で干し野菜が完成します。

時間は好みで調整して大丈夫です。

乾燥するとこんな感じに出来上がります。

天日干しが完成した野菜
完成した干し野菜

干し野菜は、元の野菜の味ではなく、どこかフルーツの様な「甘さ」があります。

野菜それぞれの独特の美味しさがギュッと詰まっていて、生よりもおいしいです。

ドライフルーツの様な味もあり、どんどん試してみると意外な発見があります。

なにしろ色がきれいで、ずっと見ていて飽きません。

ドライフルーツの様な味も

室内で干す場合は、扇風機を使って風に当てたり、日差しが入る窓のそば等に置いて乾燥しやすくします。

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干し野菜に向かないものがある

特に水菜・レタス・キャベツ・トマトのように水分が多い野菜は干し野菜に向いていません。

理由は、水分が多いと傷みやすいからです。

また、もやしやカイワレ大根などの細く水分の多い野菜も向いていません。

一方油分の多いアボカドなども干し野菜には不向きです。

ただ、干し野菜には難しいトマトですが、中の種を取りしっかり水分を飛ばすことで干し野菜になります。

白菜も水分が多いので初めはあきらめていましたが、やってみたらとってもおいしい干し野菜になりました。

いろいろな野菜にチャレンジしてみることで新しい干し野菜が見つかるかもしれません!

干し野菜の栄養価は高い!

栄養価のエビデンスは専門家にお任せして、ここでは野菜を干す前と干した後に栄養がどれ位違うのかを簡単に紹介します。

野菜を天日干しすると、ビタミンB・ビタミンD・ナイアシン・食物繊維・鉄分・カルシウムが増えます。

理由は、天日干しすることで太陽光によって野菜が変化していくのです。

さらに糖分が増すので甘みを感じるのです。

中には干ししいたけのようにビタミンDの量が生の時より約10倍以上にもなるほど!

面白い効果があるのが「玉ねぎ」の干し野菜です。

玉ねぎは外側の茶色の表皮には農薬などが付いているので使いません。

玉ねぎの中の白い表皮をバラバラにしてから干します。

コツは玉ねぎの表皮が茶色になるまで干すこと。

玉ねぎで表皮に太陽光が当たると茶色に変色しますが、その中には美肌効果に良い成分が出来るのです。

写真の玉ねぎは用途が別なのでバラバラにしないで半分そのままで干しました。

玉ねぎを、そのままほしていますが、バラバラにしましょう。
玉ねぎを、そのままほしていますが、バラバラにしましょう。

ぜひ栄養価の高い干し野菜を作りましょう!

干し野菜の保存方法

半日~1日程度乾燥させたものは「セミドライ」といい、3日程度で食べきるのがおすすめ。

野菜を数日~1週間ほど乾燥させたものは「フルドライ」と呼ばれ、フルドライだと半年位の長期保存が可能です。

フルドライだと清潔なビンに入れて長期間保存することが可能になります。

完成した干し野菜
完成した干し野菜 セミドライ

「ゼミドライ」の干し野菜はどんな味がする?

おいしさと栄養がギュッとつまった干し野菜は、そのまま食べてもおいしいのです。

ドライフルーツの様でとってもおいしいです。

特に人参はとても甘く、カボチャなどは食べただけではカボチャだと判断できないほど味が変わってしまいます。

人参を干したものをピクルスと一緒に酢漬けにすると、また違った美味しさになりました。

天日干しの注意点

天日干しをする場合は、虫や鳥が野菜を狙いに来るのでご注意を!

その場合はひものを作る時に使う吊るすネットのかごがいいです。

干し野菜用バスケットがあります。

奥まで手が届くので超便利!

干し野菜の作り方(まとめ)

野菜が余ったり、半端になって冷蔵庫に入っていたら干し野菜を作りましょう。

天日干しにして干し野菜にすると長持ちするし栄養価も高くなり一石二鳥です。

是非チャレンジしてみて下さい。

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この記事を書いた人
なお@パパ家事

家事を担当して6年目になります。気付かなかった家事の重要性を基に情報発信!家事をやってみた体験をベースにした記事を心がけています。また業務経験から水道水を使うウォーターサーバーの重要性についても記事を投稿しています。よろしくお願いいたします。

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