白湯は体を芯から温めたり、デドックス、ダイエット効果が期待されることで知られています。
では白湯はいつ飲むのがいいのでしょうか？
そこで今回は白湯を飲むベストなタイミングを解説します。
白湯を飲むタイミングの目安が分かります。
白湯はいつ飲むのがいいのか？
では白湯はいつ飲むのが効果的なのでしょうか？
寝起きや夜寝る前に飲むのが効果的だというアドバイスも見かけます。
一方で、1日中こまめに白湯を飲むのがいいというアドバイスもあります。
白湯はいったいいつどんなタイミングで飲んだらいいのでしょうか？
迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、厚生労働省の水分補給のアドバイスなどを参考にして、白湯を飲むタイミングを調べてみたので紹介します。
白湯を飲む効果的なタイミング
はじめに白湯を水分補給という視点から調べてみました。
理由は、白湯の原水は「水」、つまり結果として水分補給になるためです。
厚生労働省が公式サイトで公開している「健康のため水を飲もう」推進運動によると、水を飲むタイミングを次のように推奨しています。
寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。
引用：厚生労働省 「健康のため水を飲もう」推進運動
水分補給のタイミングのポイント以下の５通りです。
- 寝る前
- 起床した時
- スポーツの最中と前後
- 入浴の前後
- 喉が渇く前
つまり、水分補給では水をこまめに摂ることを推奨していることが分かります。
では白湯を飲むタイミングとしてはどうなのでしょうか？
水分補給を白湯で行うのも理にかなっています。
目覚めのタイミングで飲む
冷えた胃腸を温める目覚めの1杯を飲みましょう。
その理由は朝目覚めた時は体温が低くなっているためです。手足の指策などは特に冷えて冷たくなっています。
まずは目覚めに白湯を飲んで胃腸を温めることが大切で、さらに消化力がアップします。
朝起きたときに白湯をゆっくのむと、体の奥からぽかぽかと温かくなるのを実感するはず。
白湯が冷えた体を温める効果ですね！
朝食・昼食・夕食に白湯を１杯飲む
朝食の約１時間前にゆっくり時間をかけて白湯を飲みます。
このことで効果的に胃腸を温めてくれるので先に説明した通り消化機能が高まります。
朝、昼、晩とできれば１日に３回白湯を飲むとその効果が実感できます。
寝る前に白湯を1杯飲む
寝る前に暖かい白湯をゆっくり1杯飲むと体が温まり、リラックスできます。
白湯を飲むタイミングは、寝る30分以上前が効果的です。
理由は、内臓が温まり血行が良くなり、その結果、寝つきが良くなるといわれています。
体に負担の少ない暖かい白湯が就寝前に体内に入ることで副交感神経が優位になります。
入浴の前後に白湯を飲む
温めの38〜40度のお湯のお風呂に入る前に、コップ１杯の白湯を飲むと内臓が温められるため入浴時の発汗量が増えます。
素の結果、基礎代謝がアップしてデトックス効果や脂肪燃焼効果が期待されます。
スポーツでの水分補給で白湯を飲む
ウォーキングなど軽い運動やスポーツの水分補給として白湯を飲むのもありです。
ただし、激しい運動で汗をたくさんかいた後などは、白湯よりもスポーツドリンクなど電解質を含んだ飲み物が適しています。
白湯と水の温度の違いと体への影響
水の温度には「JIS」と「日本薬局方」に定めた基準があります。
| 水の状態 | JIS(※1) | 日本薬局方(※2) |
|---|---|---|
| 冷水 | 15℃以下 | 10℃以下 |
| 微温湯 | 規定なし | 30℃～40℃ |
| 温湯 | 40℃～60℃ | 60℃～70℃ |
| 熱湯 | 60℃以上 | 約100℃ |
参考ですが「常温」とは日本薬局方の規定では「15℃～25℃」としています。
白湯の温度は一般的に50℃程度なので、日本薬局方の規定では微温湯と温湯の間の温度になります。
白湯の温度は体への負担を減らす？
一般的に冷水は体に吸収されやすい反面、体に負担をかけるとも言われています。
理由は、冷水（10℃以下）おなかを冷やすため代謝を落とすリスクがあることが知られているからです。
そこで冷たい水の代わりに暖かい白湯を飲むことは、体への吸収が遅くなるのですが体への負担を減らせるメリットがあります。
白湯を飲む適量とは？
白湯を１日に飲む目安を説明します。白湯が健康に効果的だからと飲みすぎには注意が必要です。
白湯の1日の推奨摂取量には諸説ありましたので、これが最適だというエビデンスは得られませんでした。
とは言え、実際に白湯を飲んだ方を調べてみると600ml〜800ml程度がおすすめだと言います。
そして白湯を飲むスピードは「少しずつゆっくり」が効果的。
特に寝る前に白湯を飲みすぎると体温が上がり、質の良い睡眠に影響を与えることがあります。
また、おトイレも近くなるので、白湯の飲む量はくれぐれも適量がおすすめです。
白湯をタイミングよく飲むには？
白湯を作るのは、多忙な方には結構な時間を要します。
いつでもすぐに飲める方法のひとつとして水道水をろ過する「浄水型ウォーターサーバー」を利用する方法が楽です。
きれいな浄水のお湯がいつでもかんたんに飲めるのがメリットです。
白湯を飲むタイミングはいつがいい？（まとめ）
白湯を飲むベストなタイミングを解説しました。
白湯を飲むタイミングを知って体を芯から温め、デドックス、ダイエットなどの効果をアップをしましょう！
