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なおの日常生活編

健康増進型保険『住友生命Vitality(バイタリティー)』がヒットした理由

住友生命が2018年7月に発売した健康増進型保険「Vitality(バイタリティー)」という商品がなぜヒットしたのか?
どこが従来の保険と違うのか?
仕組みや保険料がどうなのか簡単に違いを教えてほしい。

記事はこのような疑問に向けた内容です。

その1:健康増進型保険と従来の保険との違い
その2:住友生命Vitality(バイタリティ)の仕組み
その3:加入前の注意点

記事の流れ

始めに従来の保険との違いを説明し、次に住友生命「Vitality(バイタリティー)の仕組みを紹介しつつ、最後に注意点へとすすめていきますので参考にしてください。

日本には無かった新しいタイプの保険「健康増進型保険」です。

健康に良い取り組みをしたり生活習慣病などが改善されると保険料が割り引かれるメリットがある反面、注意点もあります。

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その1:健康増進型保険と従来の保険との違い

いままで単に保険への加入と聞けば、病気や入院、ケガなどのために医療保険に加入したり、死亡した時に備えて死亡保険に加入します。

(1)従来型の「医療保険」や「死亡保険」の加入理由とは?

公的保険だけでは、いざという時の支払いに不足

従来型の「医療保険」や「死亡保険」の加入理由は、年金保険や共済保険のような公的保険だけでは支払いに不足が生じるためためです。

その不足分を補い、いざという時の安心のため民間の各種保険に加入しているのが一般的な加入理由です。

(2)健康増進型保険の目的

生活習慣や健康状態の改善が目的

健康増進型保険の目的は、生活習慣や健康状態を改善することにあります。

健康になると保険料が割り引かれ、悪化すると高くなる

健康や生活改善のレベルにしたがって保険料の割引率が決まる保険のことです。保険加入後に、血圧やBMIの改善、普段の運動など改善への取組をします。

結果、健康な状態に改善されれば保険料が割り引かれます。逆に悪化すれば保険料は高くなります。健康の状態によって、保険料が上下するのですね。

その2:住友生命「Vitality(バイタリティ)の仕組み

健康への取り組み度合いをポイント化して保険料を割り引くシステムでいままで日本になかった保険です。

住友生命の「Vitality(バイタリティ)」は、もともと「健康増進型保険」という商品ではなく、従来の保険に「特約」としてプログラムを付加するタイプなのです。

もともとは従来の保険に追加した「特約」です。

正確には難しい表現ですが「健康増進乗率適用特約」といいます。

従来の保険契約に「健康増進乗率適用特約」を加えて、名称が「Vitality健康プログラム契約」というプログラムを締結するということです。

なので「Vitality健康プログラム」という名称になっています。

ベースになる従来の保険は「プライムフィット(総合型保険)」「ドクターGO(医療保険)」

「Vitality健康プログラム」が利用できる住友生命の商品は現在のところ、従来の保険「プライムフィット(総合型保険)」「ドクターGO(医療保険)」の2商品のみとなっています。

(1)「Vitality健康プログラム」の利用料金

保険料とは別に利用料を支払うのです。

従来の保険料+「Vitality健康プログラム」利用料:月額864円(税込)

利用条件は新規加入に限定されていて、保険料とは別に「Vitality健康プログラム」利用料として月額864円(税込)の払込みが必要となります。

(2)従来の保険料より大幅割引される保険料

「従来の保険+特約」+「Vitality健康プログラム」のセットで加入すると、保険料の割引率は毎年見直されます

割引率の幅

1年目:15%の割引があります。
2年目以降:割引率–2%~+2%(成果により4段階で変動)

(3)ステータスの種類

「Vitality健康プログラム」には、健康改善の度合いによりポイントが付きます。ポイント数によりステータスが決まり、割引率が決まります。

ポイントとステータスの関係

ステータスポイント割引率
ブルー0pt~-2%
ブロンズ12,000pt~変動なし
シルバー20,000pt~+1%
ゴールド24,000pt~+2%

初期加入から15%の割引からのスタートとなります。

もし、加入1年後の結果あまり改善ぜずにポイントが0ptだった場合は、15%の割引率から2%が引かれ、13%の割引になってしまいます。

逆に2年後に20,000ptを超えた場合は、15%+1%で16%の割引になります。最大の割引率は30%に設定されています。

30才の男性の場合

プライムフィット 1UP(総合保障タイプ)に加入した場合

Basic Vitality  加入時15%割引   最大30%割引
11,214円9,673円8,138円

元となる「プライムフィット 1UP(総合保障タイプ)」のBasic Vitalityという商品(保険料11,214円)に健康増進型保険として加入すると、加入時は15%割引なので9,673円となります。

健康管理されポイントがゴールドになると割引30%で、保険料は8,138円(3,076円の割引)となります。

(4)Vitalityポイントの獲得方法

STEP1: 健康状態を把握する

◆オンラインチェック:最高3000pt
タバコ、食生活、ストレス(心のチェック)
◆健康診断受診:年間合計10,000ptまで(65歳以上は12,500ptまで)
血圧、BMI、コレステロール、血糖、尿蛋白等の結果提出

STEP2 :健康状態を改善する

ウェアラブルデバイス、スマホなどのアプリにより通勤やウォーキング・ジョギング、散歩などで計測された心拍数、歩数をVitalityポイントに換算します。

また、指定の「フィットネスジム」「イベント」での計測結果もVitalityポイントになります。

(5)加入者向け特典

Vitalityを利用すると受けられる各種特典があります。

・ポラール:ウェアラブルデバイスが会員特別価格(最大30%OFF)で購入。
・コナミスポーツクラブを会員だけの特別価格で利用。
・ルネサンスのスポーツクラブを会員だけの特別割引価格で利用。
・アディダスのスポーツ一部用品が特別割引価格(一律30%OFF)で購入
・スターバックス コーヒーのドリンクチケット。
・ローソンのスムージー各種またはMACHI caféコーヒーの交換チケット。
・oisixのヘルシーフードが会員特別価格(最大25%OFF)で購入。
・Apple Watchを購入で24か月間で最大24,000円分のVitalityコインを獲得。
・ガーミンのウェアラブルデバイスが特別割引価格(最大40%OFF)で購入。
・ソフトバンク:1つ選択(1~3)(1:ウェアラブルデバイスと血液検査の無料クーポン、2:スマート体組成計が特別割引価格(2,400円割引)で購入、3:血液検査の割引・無料クーポン)
*詳細は、ホームページでご確認下さい。


その3:加入前の注意点

(1)内容が充実している分、保険料が高い。

「Vitality健康プログラム」の利用が可能な商品は「プライムフィット」と「ドクーGO」になっています。

どちらも内容が充実しており保証では満足できる商品ですが、保険料が高いです。

(2)保険料とは別に、月額料金がかかる。

「Vitality健康プログラム」には、保険料金とは別に月額税込み864円をクレジットカードでの支払いが生じます。

ベースとなる保険料が仮に免除されることになっても、「Vitality健康プログラム」を継続する場合は月額税込み864円を支払う事になります。

(3)デバイスとアプリが必要です。

健康状態を計測する必要があるので、ウェアラブルデバイスやスマホと専用のアプリが必要となります。最低でもスマホとアプリは必要です。

(4)途中で取組を諦めると、割増しになります!

しかし、健康増進への取組が継続出来てはじめてメリットがでてきます。途中であきらめると「割引」から「割増し」へと保険料の支払額が変化します。

(5)新規加加入者だけ加入できます。

すでに従来の保険プライムフィットとドクターGOに加入している方は、「Vitality健康プログラム」には加入することはできません。

まとめ

従来の保険と健康増進型保険の違いを説明しました。健康への取り組み度合いをポイント化して保険料を割り引くシステムは日本になかった保険です。

自分の努力で保険料が安くなるメリットがヒットした理由ですね。

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この記事を書いた人
なお@パパ家事

家事を担当して6年目になります。気付かなかった家事の重要性を基に情報発信!家事をやってみた体験をベースにした記事を心がけています。また業務経験から水道水を使うウォーターサーバーの重要性についても記事を投稿しています。よろしくお願いいたします。

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