毎日仕事できるワイシャツのクリーニング代は節約できるのでしょうか?
実は家で洗濯すると年間6万円以上の節約に!
簡単にできるワイシャツの洗濯方法とアイロンがけの方法を紹介します。
浮いたクリーニング代で新しいワイシャツが買えます。
ワイシャツのクリーニング代は年間6万円以上?
ワイシャツをクリーニングに出すと費用は馬鹿になりません。
ワイシャツのクリーニング代は通常1枚が200円前後します。
ワイシャツはきれいなものを着たいので毎日交換しますね。
月に25日会社に出勤して働いたとして、25回で5,000円程になり、年間で6万円にも到達します。
実際にわが家でワイシャツのクリーニング代を累計したら年間6万円以上となりました。
ワイシャツのクリーニングの仕上がりが気になる
何年もワイシャツはクリーニング店に出すものと思ってきました。
しかし、クリーニングから戻ってきたワイシャツにいくつかの問題が続きました。
機械仕上げはアイロンがずれる?
これは機械がプレスするからなのでしょうか?
エリの折り目がずれてプレスされていて、ネクタイが首の後ろで外に見えるくらいまで折り目がずれているのです。
何枚ものワイシャツが同じようにずれていて、エリの高さが以上に高かったり、曲がっていたりします。
そのプレス跡が取れないので、これは大きな問題でした。
回数を重ねるごとにワイシャツの生地が傷む?
クリーングに出せば出すほど、ワイシャツの生地がゴワゴワになってきます。
そして最後は、クリアファイルの様になって生地に柔らかさが消えてしまうのです。
生地がテカテカになったワイシャツも出てきました。
ボタンが割れている
これは致命的な機械処理の結果でしょうか?
特に袖のボタンやエリ元のボタンが割れてしまったり、ヒビが入っていたりします。
何度かお店にお願いしましたが、どうにもならないようです。
交換用の替えのボタンをくれました。
ワイシャツを家で洗濯・アイロンがけをする
おカネをかけてクリーニングしても、思い通りに仕上がらないので家で自分で洗濯することにしました。
洗濯したワイシャツのアイロンがけも自分でやることにしたのです。
ワイシャツは手洗いモードで洗う
洗濯機でワイシャツを洗うには手洗いモードで洗います。
ワイシャツを干す
洗濯が終わったら洗濯機からすばやくワイシャツを取り出します。
ワイシャツは脱水した後にすぐ洗濯機から出してパタパタと手ではたいてハンガーに吊るし、日陰で風通しの良いところに干します。
乾いたらワイシャツを取り込みます。
アイロンがけの方法
ここからクリーニング店とのスキルの競争となります。いかに、クリーニング店よりも良く仕上げるかテクニックを磨くのです。
アイロンがけの3点セット
アイロンで仕上げがるには、
- アイロン台
- アイロン、
- アイロン用のり
を使います。
アイロン台
アイロン台は一つあると長く使えるので便利です。
ぼくは十数年前のアイロン台があったので押入れから出してきました。ボロボロですが、問題なく使えます。
アイロン
古いアイロンですがまだまだ使えます。スチームが出るアイロンです。
アイロン用のり
最初アイロンのりを使わないで仕上げていましたが、仕上げがグニョっとしていて張りがありません。
そこで使ったのがアイロン用のり「キーピング」です。
大変仕上がりが良く、アイロンの滑りが良くなり仕上がりもしっかりしていてクリーニングに出したのと同じようになります。
アイロンがけの方法
簡単にしっかり仕上がり1枚10分という速さのアイロンがけの方法があります。
- 襟を広げてアイロンをかける
- 袖を折り目に沿ってアイロンをかける
- 背中の真ん中からアイロンをかけ、右、左とアイロンをかける
- ボタンが並んでいる前の部分をボタンを避けながらアイロンをかける
- 完成したらハンガーにつるして冷ます
アイロンがけのポイント
アイロンがけは慣れてくると速く出来るようになり、キレイな仕上がりになります。
アイロンがけのポイントは次の通りです。
- アイロン用ののりをスプレーするとアイロンのすべりが良くなり仕上がりが良くなります。
- 襟は広げて両面からアイロンをかけます。特に襟が外に見える部分はしわにならないようにかけます。
- 袖の部分はボタンを留める周りをしっかりとアイロンがけします。袖には折り目が方から袖口にかけてあるのでその折り目を崩さないようにアイロンをかけます。
- ワイシャツで他人から見える首元、ポケットがある胸回り、袖の部分、背中の広い部分がしっかりとアイロンがけしておけば、あとは雑でも大丈夫。
何度もアイロンをかけると自然にスキルが身につきますから、安心してやってみましょう!
ワイシャツを家で洗濯した結果
結果として、自分で洗濯してアイロンがけまでマスターするスキルが身につきました。
クリー二ング代が半年で約32,000円が浮き年間6万円以上になります。
カラーワイシャツの場合はクリーニング代が高いので、平均すると実質1枚215円が節約できたことになります。
仕上がりは大満足です。
ワイシャツの襟はしっかりと折り目通りでずれはなくなくなり、ネクタイが襟の折り目からはみ出る事もなくなりました。
ボタンが割れる事はなくなり長持して安心です。
なんといっても、洗濯と自分でやればワイシャツの生地は柔らかくソフトです。
アイロンがけではエリ、ソデ、胸のV字エリアがしっかりと張りのある仕上がりになります。
まとめ
その後、クリーニング店に別件で行きました。「最近ワイシャツが無くなったね~」と言われ「自分でやることにしました」と言うと「それが一番よ~」と褒められました。
自分でクリーニングからアイロンがけまでマスターすると、やりがいを感じます。アイロンがけの資格を取ったような気分です。
朝の15分はアイロンがけの為に早く起きる習慣がつきました。
あれから5年間、一度もクリーニングには出していません。