寒くなると食べたくなるのが「おしるこ」や「ぜんざい」ですね。
関東では小豆あんの汁物を汁粉(しるこ)と呼びます。
一方、関西ではこしあんで粒無しの汁物を「おしるこ」と呼び、つぶあんの汁物を「ぜんざい」と呼んでいます。
今回は小豆の持っているポリフェノールがたっぷりで砂糖半分のダイエット「ぜんざい」の作り方を紹介します。
ダイエットなぜんざいは、2つのステップで作ります。
ぜんざいのもとになる小豆を煮ます。その小豆を使ってダイエットなぜんざいを作ります。
1.ぜんざい用小豆の煮方

ぜんざいを作る前に小豆を煮ておきます。
小豆には「ポリフェノール」が含まれているので、ダイエットなぜんざいを作るうえで大切な栄養素となります。
このポリフェノールを捨てることなく小豆を煮る方法があり、今までの煮方とは少し違います。
小豆の煮方を紹介した記事があるので、初めての方はまずこの記事をご覧ください。
2.ダイエットなぜんざいの作り方
ぜんざいを作る時は小豆(あずき)に砂糖をたっぷりと入れて甘く煮ます。
通常の作り方は、1で下ごしらえした小豆を鍋に入れて同量の砂糖と1.2倍の水を入れて煮ます。
例えばこんな分量です。
(材料)
・下ごしらえしたあずき:500g
・砂糖:500g
・水:600ml
(作り方)
・下ごしらえした小豆に水600mlを加えてやわらかくなるまで煮ます。
・煮上がったら砂糖を一度に入れずに3回程度に分けて入れながら煮ます。
・煮えたら完成です。
ダイエットなぜんざいの作り方
では、いよいよダイエットなぜんざいの作り方を紹介します。
(材料)
・下ごしらえしたあずき:500g
・砂糖:250g ⇚ 従来の半分の量です。
・水:600ml
(作り方)
・下ごしらえした小豆500gに水600mlを加えて鍋で煮ます。
・約20分弱火で煮ます。
・やわらかくなったら火を止めて冷まします。
・冷めたら、砂糖250gの半分125gを入れます。
・強火で混ぜながら煮ます。
・沸騰したら残りの砂糖125gを入れて弱火で5分煮て完成。
複雑なようですが、実際に作ってみると意外と簡単です。
3.ダイエットぜんざいの作り方のポイント

砂糖を通常の半分しか使いませんが、火加減をしながら2回に分けて入れることでかなり甘くなります。
その理由は、砂糖を一気に全部入れると糖分が濃くなり小豆にしみこまなくなるからです。
糖分が濃いと小豆が糖分をブロックしてしまうので、砂糖を2回に分けて火加減を調整しながら入れて煮るのがポイントです。
実際にこの方法でぜんざいを作ってみましたが、とても甘いです。
なので、砂糖を本来の半分よりももっと少なくても十分だと思います。
従来の砂糖の量の3分の1でも行けそうです。
上白糖は100gで384.1Kcalほどあります。
ぜんざいの作り方の事例では本来の砂糖の量500g(1920.5Kcal)の半分なので960.25Kcalとかなりダイエットになります。
甘さが変らずポリフェノールがたっぷりのダイエットぜんざいができ上ります。