日焼けは紫外線によって起こります。
この記事では日焼けが及ぼす健康被害と紫外線の強さを表すUV指数についての説明をします。
さらに、日焼け予防苦ルームの効果指標の意味について紹介します。
その2:UVインデックス(UV指数)
その3:日焼け止め効果指標「PA」と「SPF」
その1:日焼けと紫外線
紫外線で日焼けするとはどのようなことか調べてみました。紫外線が及ぼす健康被害は1年を通してその可能性があります。紫外線を浴びると日焼けしますが、これはかるい「やけど」に分類されます。
紫外線には体内でビタミンDを作る作用もあれば健康被害を及ぼすこともあり、普段から紫外線に対してのケアが重要となります。
紫外線の種類
紫外線は波長によって、「UV-A」、「UV-B」、「UV-C」に分けられます。
特に健康被害を及ぼす「UV-A」、「UV-B」を説明します。
■UV-A
30~50%が表皮を通過。雲や霧、ガラスも透過
波長が長く 真皮(肌の深い部分)まで到達 ⇒ 肌が黒くなる。
■UV-B
曇り、雨、冬は量が減少する。
表皮内で吸収され急激に働く ⇒ 赤く日焼けする。
UV-Bが赤く日焼けする(軽いやけど)原因となる紫外線です
その2:UVインデックス(UV指数)
UVインデックス(UV指数)は、紫外線の強さを表したものです。その強さによって紫外線対策が紹介されています。
UVインデックスについての説明は以下の通りです。
UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。
引用:気象庁
世界保健機関(WHO)は、「UVインデックス」による紫外線への対策を推奨しています。
日本では環境省が「紫外線環境保健マニュアル」を発行していて、下記のように「UVインデックス」による紫外線対策の方法が書かれています。

その3:日焼け止め効果指標「PA」と「SPF」
日焼け止め対策として、日焼け止めクリームがあり効果指標が記載されています。
効果指標「PA」と「SPF」
このクリームには紫外線に対して、どの位の効果があるのかを示す効果指標が決められています。
■SPF(Sun Protection Factor):UV-Bを防ぐ指標
PA:+、++、+++の3段階です。黒くなるのを防ぐ指標。
表記例:PA+++等
SPF:赤くなるのを防ぐ指標。
表記例:SPF30 ,SPF50+等
SPF指標の場合は、商品に「SPF○○」と記載されています。SPF50以上は差が無いので、SPF50+の表記になります。
効果指標「SPF30」を使った場合の効果
例として、「日光に20分間当たると翌日に赤みが出る人」が「SPF30」のクリームを使った場合の効果を計算する方法です。
計算式 20分×30(SPF30)=600分(10時間)
この式は、600分(10時間)日光に当たると翌日に赤みがでることを表しています。
つまり効果指標SPF30のクリームを塗布すると、今まで日光に20分あたると翌日赤くなったのが、600分(10時間)になったという事です。
まとめ
通年で紫外線対策が必要な時代となってきました。紫外線は健康にも影響しる反面、大切なビタミンDを体に作ります。
効果的な紫外線対策をして健康を維持しましょう。