最強クラスのコスパが良い浄水型ウォーターサーバーはどれだろうか?
最近になって人気が急上昇しているのが、水道水を使う浄水型ウォーターサーバー。
そもそも従来は宅配ボトルから火が付いたウォーターサーバーですが、使ってみると高価な料金のボトル交換がネックとなり乗り換えるユーザーも出てきた。
その結果、ボトル主流のメーカーまでが、人気が出た浄水型サーバーへ参入しているほど。
いったいどんな浄水型ウォーターサーバーを選んだらいいのでしょうか?
そこで浄水型ウォーターサーバーを5年間に渡り比較調査した結果を参考に、今回は最もシンプルな基準でコスパを比較してみなさんに紹介することにしました。
比較は単純で、個人の感想やイメージ、営業などは一切排除して比較した結果です。
選択で悩んでいる方が、忖度無しの評価だからスッキリとクリアにコスパを比較できるはず。
ぜひ参考にして使うシーンにあわせてコスパ最強の浄水型ウォーターサーバーを選んでほしいと思います。
では、コスパを比較しましょう!
比較結果:コスパ最強クラスの浄水型サーバー3台!
初めに、コスパでは業界ダントツの3台を紹介します。
国内の浄水型ウォーターサーバーで、最強クラスは、以下の3台となります。
第1位:ウォータースタンド ピュアライフ
コスパ最強クラスの第1位!
さすが水道水専門のサーバーの老舗が開発したピュアライフが人気です。
床置きタイプで、デザインはシンプルなので、どんな場所にもスッキリ置けます。
水道水を自分で給水して使うため、工事は不要で置き場所も自由です。
大型フィルターを2本内蔵していて、その浄水能力はトップといえます。
これが、月3,300円(税込)で使えるので、1L7.76円という驚異的はコスパを実現しているモデルです。
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第2位:ハミングウォーター
最強クラス第2位は、やはり浄水型では老舗メーカーのハミングウォーターです。
給水型で床置きタイプのお洒落なサーバーです。
1日10L使えて、しかも月定額の3,300円とコスパはトップクラスには間違いありません。
しかし、1位のピュアライフとは1Lで3.24円高いですが、やはり最強クラスの浄水能力といえます。
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第3位:ウォータースタンド アイコン
第3位はウォータースタンド アイコンです。
アイコンは水道直結型で工事が必要な卓上タイプ。
キッチンカウンターに置けるサイズです。
工事がありますが、一度設置してしまえば、あとは給水は自動なので手間がかかりません。
1日10L使えて、定額4,400円(税込)で、ピュアライフ、ハミングウォーターの3,300円より1,100円高い料金設定となっています。
理由は、お湯を瞬間的に沸かすので、お湯のタンクが不要なこと、さらい冷水はワインクーラーで使われている電子冷却装置を使っていることです。
これにより、音が静かで、しかもサイズがコンパクトになり消費電力が低くなっています。
1,100円高い価値は十分あります。
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最強クラスのコスパを比較したデータ一覧
ランク | 商品名 | 1Lの料金 (円) | 総ろ過水量 (L) | 月額料金 (税込) |
---|---|---|---|---|
1位 | ピュアライフ | 7.76円 | 2,520L | 3,300円 |
2位 | ハミングウォーター | 11.00円 | 1,800L | 3,300円 |
3位 | アイコン | 14.67円 | 1,800L | 4,400円 |
コスパで第1位はウォータースタンド「ピュアライフ」で、1L:7.66円。
毎日平均14L使えることになります。
第2位のハミングウォーターは、11円なので、1位ととの差は3.24円高いです。
毎日平均10L使えます。
1位と3位は、約2倍もコスパが違います。
上位3機種だけでも、コスパに2倍の差が出ることがわかりました。
現在、調べたところ、ウォータースタンド ピュアライフを上回るサーバーは見当たりません。
結果として、国内の浄水ウォーターサーバーでは、この3機種がコスパでは最強クラスと言えます。
コスパの比較方法はシンプル!
コスパを比較する方法は次の通り、シンプルな計算方法です。
月額料金 ÷ 月の浄水量 = 1Lのコスパ
浄水型ウォーターサーバーは毎月定額制の料金です。例えば、月3,300円(税込)などです。
いくら使っても使い放題と思えるかもしれませんが、それば違います。
理由は、浄水型ウォーターサーバーは6カ月ごとに、汚れたフィルター交換が必須。法律で不純物「除去率80%以上」と決められています。
80%を下回ると、フィルターは汚れや塩素などを除去する能力が低下します。
つまり、使い放題だからと、1日にたくさん浄水すると、その分フィルターの汚れは早くなります。
その結果、6ヵ月だった交換期間が、5ヵ月やもっと短い期間になってしまうことに!
使い放題だからと使い続けると、不純物をろ過する効果が下がり、除去できないまま浄水を使うことになります。
そこで、浄水型ウォーターサーバーには、フィルター交換までの浄水可能な水の量が設定されています。
これを「総ろ過水量」と言います。
具体的な例として、水道水に含まれる「残留塩素」の場合、水道水から除去できる塩素の割合が80%より下るまで、どれだけ水量を流すことができるかが「総ろ過水量」です。
これが浄水能力のひとつの指標で、JISのテストを受けた製品には除去率80%の表示があります。
しかし、80%以上なら、どれも同じか?
実は、除去率80%以上と表示されていても、浄水量は全く違います。
ランニングコストは水の量で決まる!
ここで注意することがあります。
除去率80%以上であっても、浄水サーバーによって総ろ過水量はまったく異なることです。
それは、フィルター交換までの6ヵ月間で、毎日平均して何リットル使えるかが製品によって、まったく違うからです。
例えはウォータースタンド ピュアライフの総ろ過水量は、半年で2,520Lです。
一方、エブリィフレシャスminiでは、半年で594リットルです。
定額料金はどちらも月3,300円(税込)です。同じ料金でピュアライフはフレシャスminiの4.24倍も浄水が使える能力があるのです。
ここが今回の紹介した計算で、コスパをシンプルに比較できる理由です。
結論は、フィルター交換まで、毎日平均してどれ位浄水できるか、水の量の比較でコスパは決まります。
今回当記事で比較したのは、実に総ろ過水量と定額料金で、比較の根拠になります。
電気代はコスパと関係ない?
よくコスパを電気代で比較することがあります。しかし、それは違いです。
電気代が安くて月350円と説明があっても、実際はどうなんでしょうか?
エコ機能が働いて電気をセーブしているので月350円になのかもしれません。普通に常時適温の冷水と温水で使ったらフル回転になるため、電気代はもっとかかるのは当然ですね。
また、電気代は季節や情勢により金額が大きく変化します。
猛暑の夏にエコ節電にしたら、ぬるい冷水になるし、寒い冬にエコ節電にしたら、ぬるいお湯になってしまいます。
なので、電気代はあくまでの理論値で計算、あるいは条件下での測定であり、実際に家庭で使って測定したデータは探しても見つかりませんね!一部のブロガーさんが公開している程度です。
つまり、電気代は節約しようとすれば、いくらでもできるし、贅沢に使えば使うほど高くなります。
その結果、電気代が比較できても、実際の利用では、その金額ではないことがわかります。
電気代でのコスパの比較は困難と言えます。
コスパは維持費だから重要な目安です!
料金、使いやすさ、デザインの良さ、サイズの違い、どれも浄水型ウォーターを選ぶ時には、選択肢となります。
しかし、浄水型ウォーターサーバーは最低でも1年以上、最高で5年間、の契約の縛りがあります。
もしその期間が来る前に中途解約すると、高い違約金が発生します。
つまり違約金を払いたくないなら、最低契約期間は使い続けることがお得となります。
その結果、1年以上使い続けるサーバーは、ここまでで計算したコスパが重要な維持費の目安となります。
自分の使い方にあわせて、コスパの良いサーバーを選んでくださいね。
以上で説明を終わります。
ありがとうございました。
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