最近、水道水を使った水道直結型ウォーターサーバーが話題となっています。
宅配水のウォーターサーバーや水道の蛇口に取付ける浄水器とも違うタイプです。
水道直結型ウォーターサーバーとは、どんなものなのでしょうか?
また、どんなメリットとデメリットがあるのでしょまた、
この記事では、
・水道直結型ウォーターサーバーとは?
・水道直結型のメリット
・水道直結型のデメリット
・水道直結型が向いている方
について、ご紹介いたします。
水道直結型ウォーターサーバーとは?
普通、ウォーターサーバーと聞けば、水のボトルが宅配で自宅に届き、それをセットして使うイメージがありますよね!このタイプを「宅配水型ウォーターサーバー」といいます。
実は、ウォーターサーバーには、もう一つの種類あります。それは、「水道直結型ウォーターサーバー」です。水道直結型は、水道水とサーバーをつないで使うタイプなのです。まとめると、水道水とサーバーをつないできれいに浄水するタイプです。
宅配型でもないし、浄水器でもない「新しいタイプ」のウォーターサーバーが水道直結型です。
水道直結型のメリット
水道直結型ウォーターサーバーには、つぎの3つのメリットがあり大きな特徴となります。
(1)水ボトル交換が不要
大きな特徴は「水ボトルがいらない」ことで水道水から水を自動的に補給するので、いつでも十分につかえるのがメリットです。
また、水ボトルが不要なので宅配での受取や返却もありません。
最近は水パックを使い終わったら家庭ごみで廃棄するタイプのボトル型がありまが、水道直結型ウォーターサーバーにはその必要もありません。
(2)費用が安い
水道直結型ウォーターサーバーは、月に3,000円~4,000円台の定額制で費用がとっても安いのがメリットです。
その他には、水道代・電気代がかかります。
水道代は東京都水道局の場合1リットル換算で0.24円で、電気代は一般的に月800円~1,000円台です。エコタイプもあり月150円程度の機種も出ています。
また、水道直結型ウォーターサーバーは「冷水」「温水」が使えます。
「常温水」が使えるメーカーもあります。
(3)コンパクトな大きさ
水道直結型ウォーターサーバーは、12リットルの大きな水ボトルが不要なので大きさがとってもコンパクト。
卓上型が一般的でキッチンカウンターの上でも使うことができます。
水道直結型のデメリット
水道直結型ウォーターサーバーのデメリットは無いのですが、注意点がありますので説明します。
(1)初期費用が必要
水道直結型ウォーターサーバーは、水道にサーバーをつなぐ簡単な工事が必要で初期費用が必要です。
初期費用がレンタル料金に含まれているメーカーもあります。
また、設置工事ができない場合もあるので事前の確認が必要です。
(2)フィルター交換が必要
浄水器と同じタイプなので、フィルターのカートリッジの交換が必要です。
タイミングは、年2回程度が一般的で専門スタッフが交換する場合と、フィルターを送ってもらい自分で交換する場合があります。
(3)備蓄に向いていない。少量はOK
水道直結型ウォーターサーバーは、水道が止まると使えません。
災害などで断水が起きると使うことができませんが、サーバーに残っている水だけは使えます。
災害備蓄用には別に用意することになります。
備蓄に向いていないのが注意点です。
(4)天然水ではない
水道直結型ウォーターサーバーは、水道水の不純物を高い精度でろ過している安全な水です。
水道水を浄化して使うので、宅配水型のように「ミネラル豊富な天然水」ではありません。
とはいえ、一般的には水道水に含まれているミネラル成分は残しますので、まろやかな飲み口なので、ご安心ください。
ミネラル豊富が天然水をご希望の方には、おすすめできません。
水道直結型ウォーターサーバーが向いている人
水道直結型ウォーターサーバーは、費用が安く水をたくさん使う方に向いています。
よく使われているのは、小さなお子様がいるご家庭です。
ご両親とも忙しくお湯を沸かしたり冷たい水を使うのにウォーターサーバーは家事の時短になるので導入するご家庭が少なくありません。
また、宅配水を受け取りたくない方、水ボトルの注文・交換・保管の手間を省きたい方にも、ぴったりといえます。
お子様のいるご家庭の口コミをまとめた記事があります。
水道直結型ウォーターサーバーのまとめ
ここまで、水道直結型ウォーターサーバーの特徴、メリット・デメリットをご紹介いたしました。
この記事のポイントは3つでした。
- 水道につないで、冷水・温水が使える新しいタイプのウォーターサーバー
- 卓上型コンパクトで料金は定額制で安い
- 初期費用が無料の場合もある
これから水道直結型ウォーターサーバーを選ぶ時の参考にしてください。