本当に年末の多忙な時に大掃除をするのが良いのでしょうか?
そこで今回は年末より春夏秋に分けて大掃除をすると時短になることを紹介します。
多くの方はなぜ年末に大掃除をするのか?
ある調査では年末に約73%の人が大掃除をしているようです。
つまり大半の方が年末に大掃除をしています。
年末に大掃除をする由来は、江戸時代に12月13日を「煤払いの日」として定めたことです。
その結果、12月13日から28日までに大掃除を終わらせるのがよいとされています。
また、12月13日は「はじめの日」とも呼ばれ、縁起が良い日とされています。
年末は寒く冷たい季節はやる気が出ない?
暮れの大掃除はとにかく寒い時期なのです。
水は冷たいし、外は冷たい風がふいていたり、とても大掃除をする気力がでないのです。
そこを頑張って我慢して掃除するのです。
本音はやりたくないのです。
しかも、気温が低いので、特に高齢者には体に負担がかかります。
ムリして冬に大掃除をするとケガをしたりするので注意が必要です。
大掃除の現状はどうなっている?
調査では大掃除にかける時間を平均すると約4時間で、もっとも多いのが1時間以上3時間未満という結果でした。(ARUHIマガジン:主婦300人の調査より)
寒い中、家中の戸を開けて掃除をするのはものすごく勇気がいることです。
天気の良い暖かい無風の日を選ばないと体が凍えてしまします。
一番面倒な場所は換気扇
大掃除で一番面倒な場所は、キッチンやお風呂、窓ガラス・網戸ではないでしょうか。
特にキッチンの換気扇は身の毛がよだつほどやりたくない場所です。
換気扇は油がべっとりとついていて、いろいろな方法を試し何とか洗います。
続いて、窓ガラスの掃除と網戸を外して洗う作業ですね。
ベランダや外で洗うとなると手がかじかんでしまします。
大掃除をしない人もいる?
年末の大掃除をしない人もいることが分かっています。
そこで大掃除をしない理由を、調査から調べてみました。
大掃除をしない人の内の約60%は、「普段から掃除をしているから」
という理由でした。
確かに普段からこまめに掃除をしてれば、年末の忙しい中で4時間も使って寒い中でやらなくてもいいわけです。
そこで、大掃除を冬以外の季節に分散するのがおすすめです。
大掃除を春夏秋に分散して行う方法
こまめに普段から掃除をしていれば、年末に一気にやらないで済みます。
そこで春夏秋に分散して掃除を行うのがおすすめです。
窓ガラス・網戸
夏は気温が高いので、外で水浴び気分でバシャバシャと窓ガラスや網戸を洗います。
洗っても日差しが強いのですぐ乾きます。
換気扇は夏春秋の年3回
換気扇は、温かい季節の春夏秋にするのがおすすめです。
理由は気温が高くなることでこびりついた油が柔らかくなり、洗剤で落ちやすくなるからです。
換気扇は夏春秋の3回も洗えばピカピカです。
夏にしっかりと汚れを落としておくと秋、春は少しだけ拭けば簡単にきれいになります。
キッチン周りは毎日ちょっとだけやる
キッチン周りは、気が付いたときにタオル(雑巾ではありません)で手の届く範囲を軽く撫でまわすと、一年を通してホコリが付きません。
ほっぽって置くと,ほこりが層をなして溜まるのです。
お風呂は入浴中に週に数回掃除
入浴中は裸なので頭から濡れても問題なし。
そこで考えて実行しているのは、入浴して体が温まったら体を洗う前に、カベ・天井・床・ドアなどの汚れている部分をシャワーとスポンジで軽く洗うのです。
その後、体を洗えばスッキリとします。
この方法は実に豪快で面白いのです。
素っ裸だから解放感があり気持ち良くて遊び感覚です。
浴槽は、最後に出る時に軽く浴槽内をスポンジで軽く洗えば終了。
最後に温まった体をシャワーで流して終わります。
コンロ・トースター・電子レンジは使ったらちょっとだけ拭く
ここが大変なところです。
気が付いたときにやっていれば簡単ですみます。
ガスコンロ
コンロは週1回、五徳を外して雑巾で軽く拭くだけです。
魚を焼くコンロは、使い終わったらその都度洗えば大丈夫。
のぞき窓もその都度拭けば、中もスッキリと見えます。
トースター・電子レンジ
使い終わったら、軽くタオルで拭きとると毎日ピカピカです。
トースターは、パンくずが溜まらないうちにハケでサッと掃けいてのぞき窓を拭いて終わりです。
電子レンジは、ほっぽて置くとこびりついた汚れを落とすのが大変になります。
週1回でもタオルで拭けは、年間を通してきれいに使えます。
洗面台は気が付いたら洗濯するタオルで拭く
洗面台はカガミやボウル回りが汚れます。
洗濯するタオルを利用して、洗面台をかるく拭いておくと毎日きれいになります。
拭き終わったタオルは洗濯機にポイッと投げ入れます。
この方法は、ホテルの清掃でちょっと見たのがきっかけです。
真似してみたら意外とかんたんでよかった。
まとめ
年末に一気にやる大掃除は負担が大きいと言えます。
春夏秋に分けて掃除すると年末はさっとやるだけで簡単に終わります。
こまめに工夫をすれば、年末にまとめて重労働せずに済みます。