ウォータースタンドは冷水、常温水、温水がすぐに使えます。
しかも、水道水をろ過したきれいな水です。
でも、一般的にカップ麺を作るときウォーターサーバーの温水はぬるいようなのです。
ウォータースタンドの温水は熱湯ではない?
ウォーターサーバーのお湯はぬるいからカップ麺を作ってもまずいという口コミも見られます。
カップ麺はメーカーによると100℃の熱湯を注いで3分~5分の時間をかけて湯戻しするものです。
すべてのカップ麺の表示には「熱湯」と書いてあります。

熱湯とは沸かした直後のお湯で、100℃のお湯のことです。
ウォーターサーバーから100℃のお湯は出ないですから、実際にはどうなんでしょうか?
ウォータースタンドのお湯の温度は?
ウォータースタンドのお湯の温度を調べてみました。
一般的にウォーターサーバーでは、お湯の温度の範囲は70℃~90℃の範囲が多いことがわかりました。
調べた中で高い温度だったのがウォータースタンドの93℃で、もっとも熱湯に近いお湯だったと思います。
それ以上の温度のウォーターサーバーもあるかもしれませんが見つかりませんでした。
カップ麺のメーカーは100℃の熱湯を推奨

カップ麺を作っているメーカーを調べてみました。
メーカーがカップ麺を作る時のお湯の温度について、カップ麺の日清食品では次のように説明しています。
製品の調理方法に記載されています「熱湯」は沸騰しているお湯を指します。ポットの保温湯(95℃以下設定)では、めんがうまく湯戻りしません。おいしくお召し上がっていただくため、「熱湯」(沸かした直後のお湯)をお奨めします。
引用:日清食品グループ
どのメーカーも熱湯を使うように表示しています。

ウォータースタンドのお湯は最高が約93℃ですから、熱湯よりはちょっと温度が低いお湯になります。
93℃のお湯についてメーカーではどんな説明をしているのでしょうか。
ウォータースタンドが説明するカップ麺の作り方
お湯の温度が93℃のウォータースタンドの説明は次の通りです。
「ウォータースタンドのタンク内の設定温度は85~93度。キレイなお水が、「ポットで沸かしたような温かさ」で出てくるので、ポットややかんが不要です。カップ麺に使うお湯の温度は約95℃を想定しています。お湯を注ぐだけで食べたいときにすぐ食べることができます。好みにもよりますが、アツアツでなくてもちょうどよい食べ頃で食べたい、という方には程よい湯温で食べることができます。
引用:ウォータースタンドのサイト
とカップ麺で使うお湯の温度について詳しく記載されています。
参考に比較するため、コスモウォーターとプレミアムウォーターamadanaで探したのですがカップ麺についてに記載が見つかりませんでした。(*もし記載が見つかれば追記します)
試しに、カップ麺を90℃のお湯で作ってみた。
まず、一般的なウォーターサーバーの上限の温度90℃を試してみました。
初めに90℃のお湯を沸かすのですが、温度計が無い場合の目安を書きます。
80℃のお湯は、ヤカンの中の泡が底面全体から出はじめて、泡がすぐはじけるようになると80℃くらいになります。
さらに熱すると、小さい泡から大きめの泡になってくるのが約90℃です。
この90℃の状態のお湯でカップ麺を作るとカップにも多少熱をとられました。
結果、熱々ではありませんが90℃ならなんとか食べることができました。
さすがに80℃ではぬるくて麺が半分くらい戻りきらない感じではないかと思います。
理想はメーカーが説明している熱湯です。
熱々にこだわる方なら、最低95℃前後は欲しいところです。
だめならヤカンでウォーターサーバーのお湯を沸騰させることもありですね。
次に、93℃のお湯でカップ麺を作ってみた
ウォータースタンドのお湯は93℃です。
実際にその温度でカップ麺を湯戻ししてみました。
多少、やわらかめだったのですが93℃のお湯はウォータースタンドが説明している通り使えます。
アツアツでフーフーしながら食べる温度ではありませんが、多少熱めのカップ麺という感じでしょうか。
個人的な感想としては、カップ麺は作ってたべてもOKです。
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今回はカップ麺を作り食べてみた感想でした。
沸騰した100℃のお湯が最適なのでしょうけど、90℃~93℃でもまずまずの出来具合でした。電気ポットは一般的に保温で98℃、90℃、70℃の3段階です。90℃の電気ポットの保温のお湯でもカップ麺は食べられました。
それよりも、93℃はわずか3度の差ですが、その差は大きく感じました。
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