ウォータースタンドとハミングウォーターは、何が違うのでしょうか?
選ぶ時に迷ってしまう方も、多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、2つのウォーターサーバーを比較して、違いを詳しく解説します。
選ぶ時の参考にしてみてください。
ウォータースタンドとハミングウォーターを比較してみた
水道水を浄水して使う「ウォータースタンド」と「ハミングウォーター」の違いを比較しました。
ウォータースタンドの特徴は、種類が豊富で様々な種類から選べます。
その中で比較対象に選んだのは 売れ筋の「アイコン」。
一方、1機種に特化してユーザーに応えているのが、ハミングウォーターFlows(フローズ)。
選んだ理由は、浄水性能が高くその割に料金が安いと評判だから。
選んだ2機種は、どちらも人気の機種です。
選ぶのに迷う機種ともいえます。
アイコンとFlows(フローズ)の特徴を比較することにしました。
初めに基本情報となる、レンタル料金、浄水性能、設置方法等をまとめて以下の通り比較しました。
ウォータースタンドとハミングウォーターの違いを解説
ウォータースタンド アイコンとハミングウォーターFlowsを比較して違いを解説します。
ウォータースタンドは豊富な機種のラインアップが特徴。
電気を使わないタイプから高機能RO水までラインナップされています。
一方ハミングウォーターは高性能な1機種だけに特化してユーザーのニーズに応えています。
- ウォータースタンド アイコン
- ハミングウォーターFlows(フローズ)
2機種について、下記の6項目を比較して違いを解説します。
- 初期設置工事と初期費用
- レンタル料金
- 不純物除去率・フィルター
- サーバー機能の違い
- 設置タイプの違い
- 契約のしばり(中途解約)
ここから6項目を一つずつ解説します。
1.初期設置工事と初期費用
メーカー | 設置工事 | 初期費用 |
---|---|---|
ウォータースタンド アイコン | あり | 無料 |
ハミングウォーターFlows | なし | 2,200円(税込) |
ウォーターサーバーを最初に設置する時の工事費用の比較です。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンド アイコンは初期設置工事があります。
水道直結タイプなので、水道の水栓に分岐金具を取り付ける約1時間の設置工事があります。
アイコンは工事費用は無料です。
但し、ウォータースタンドの他のタイプは9,900円(税込)かかるのでご注意。
ハミングウォーター
一方、ハミングウォーターは水道水をタンクに給水して使うタイプなので、設置工事は不要です。
但し、初期設置費用が2,200円(税込)かかります。
2.レンタル料金
メーカー | 月額料金 |
---|---|
ウォータースタンド アイコン | 4,400円(税込) |
ハミングウォーターFlows | 3,300円(税込) |
レンタル料金は定額制でフィルター交換料やメンテなどが含まれます。
毎月かかるレンタル料金を比較します。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンド アイコンのレンタル料金は月額4,400円(税込)です。
ハミングウォーター
ハミングウォーターFlows(フローズ)は月額3,300円(税込)でウォータースタンドより月1100円安いです。
年間では13,200円(税込)の差になります。
この差がハミングウォーターの維持費が安いと評判の理由です。
3.不純物除去率・フィルター
メーカー | フィルター | 除去率 |
---|---|---|
ウォータースタンド アイコン | ナノトラップフィルター | 不純物80%以上 ウイルス等95% |
ハミングウォーターFlows | ・活性炭・不織布・ATS(イオン交換樹脂) ・活性炭・不織布・中空糸膜 ( ポリスルホン ) | 不純物80%以上 |
浄水型ウォーターサーバーが不純物を除去する能力を比較しますが
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンドは浄水フィルターに「ナノトラップフィルター(Nano Trap Filter)」を使っています。
不純物除去能力は80%以上、ウイルス等は95%
これは、静電気の力で不純物を吸着するフィルターの能力いが高いから。
NASAが技術特許を保有する、ナノアルミナ繊維の素材を使用しています。
現在アメリカの素材会社(Ahlstrom社)が量産権利を持っている技術。
ハミングウォーター
一方、ハミングウォーターは、2つのフィルターを使っています。
1つはフィルター過材が「活性炭・不織布・ATS(イオン交換樹脂)」。
もう一つはろ過材が「活性炭・不織布・中空糸膜 ( ポリスルホン )」。
ハミングウォーターの優れた浄水フィルターで不純物除去能力80%と高機能です。
4.ウォーターサーバー本体の機能の違い
ウォーターサーバー本体の機能を比較します。
冷水やお湯の作り方などの違いと電気代等です。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンド アイコンは、国内では唯一特別な機能をもっています。
それはウォーターサーバーでいちばん電気代がかかるのが「お湯」の作り方。
つまりお湯を沸かすための特別な機能です。
アイコンは、お湯を「瞬間加熱」で沸かし、電気代は月518円
そのため電気はお湯を沸かすときだけ使うことからエコモードは不要。
電気代は通常で月518円です。(メーカー問合せで確認した金額)。
そのため、お湯用のタンクはありません。常温水タンクも不要。
つまり、卓上型でコンパクトにできる理由です。
ハミングウォーター
一方はハミングウォーターではエコモードで月に約475円。
通常モードで使い続けた場合の料金は不明。
ハミングウォーターの電気代は注意が必要で、電気代は1日にエコモードを2回使った場合。
エコモードとは6時間の間、お湯と冷水の温度を常温に近くして電気代を安くする方法。
つまり、エコモードを合計1日12時間使って月475円。
電気代の詳細を比較
エコモードで475円のハミングウォーターと、通常使いで月518円のウォータースタンドを比較。
ウォータースタンドは始めから電気代がかからない設計になっているのが特徴。
エコモードから適温になるまでは30分程度時間がかかるのが課題。
適温になるまで待つ時間を惜しまなければ、電気代はハミングウォーターが安く使えます。
いつでもお湯と冷水が適温で使いたいなら、ウォータースタンドのほうが電気代は安いと言えます。
一般的なウォーターサーバーの電気代は通常使用で月1,000円前後と言われています。
5.設置タイプの違い
メーカー | タイプ | 給水方法 |
---|---|---|
ウォータースタンド アイコン | 卓上型 | 水道直結型 |
ハミングウォーターFlows | 床置き型 | 給水型 |
コンパクトな卓上型と立ったままで使える床置き型があります。
設置タイプの違いを比較します。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンドは卓上型で水道直結型。
ウォータースタンド アイコンは幅が18cm、奥行き34cm、高さ38.5cmのコンパクトな卓上型。
ハミングウォーター
ハミングウォーターは床置き式で背が高い給水型。
ハミングウォーターは、幅24cm、奥行き37cm、高さ120cmです。
コンパクトな卓上型ならウォータースタンド、床置きタイプならハミングウォーターになります。
6.契約のしばり(中途解約)
メーカー | 契約のしばり | 違約金 |
---|---|---|
ウォータースタンド アイコン | なし | なし |
ハミングウォーターFlows | 2年 | 18,700円(税込) |
ウォーターサーバーには最低利用する期間があります。
この最低利用期間未満で解約すると解約料(違約金)が発生します。
最低利用期間と解約料の違いを比較します。
ウォータースタンド アイコン
ウォータースタンドは2024年4月から、契約のしばりが無くなりました。
その結果、中途解約でも解約料は無料です。
機種変更は1年以上で無料、1年未満では6,600円(税込)。
ハミングウォーター
一方ハミングウォーターは、契約後お届け予定日7日前経過以降お届け予定日前日までの解約は、事務手数料として、7,400円(税込8,140円)。
設置後の規定利用期間(しばり)は2年。
つまり2年未満の解約で費用がかかります。
サーバー引取手数料15,000円(税込16,500円)と出荷手数料を別途2,000円(税込2,200円)。
合計18,700円(税込)。
サーバー交換の場合は、手数料9,000円(税込9,900円)と出荷手数料を別途2,000円(税込2,200円)。
合計12,100円(税込)。
この点では、ウォータースタンドがハミングウォーターより安く解約できることが分かります。
まとめ:ウォータースタンドとハミングウォーターの違いを比較
ウォータースタンド アイコンとハミングウォーターの違いを比較して解説しました。
どちらも優れた水道水を浄水するウォーターサーバーです。
違いをしっかり把握して選びましょう。
この他の浄水型ウォーターサーバーは下記のランキング記事を作りましたので、ご覧ください。