水道水を使うウォータースタンドの新商品「アイコン」の電気代が気になりませんか?
実は「アイコン」の電気代がウォータースタンドの公式ページで見つからなかったのです。
そこで、アイコンの具体的な電気代をウォータースタンド社に電話をして聞いてみました。
アイコンの特徴も説明してくれたのであわせて紹介したいと思います。
また、「アイコン」と比較される「ガーディアン」の電気代も比較して違いをまとめました。
アイコンは瞬間加熱するウォーターサーバー
ウォータースタンド「アイコン」は2つの特徴を持っています。
- 水道直結型ウォーターサーバーなので ➡ ボトル交換・水補充が不要
- 瞬間加熱するウォーターサーバーなので ➡ 温水タンク不要でコンパクト

水道水を使う浄水型ウォーターサーバーは水が使い放題です。
アイコンは「瞬間加熱」方式で温水を作るので、温水を貯めるタンクと保温する電気の必要がありません。
そのため電気代が安くなるのがメリットです。
このタイプには写真の「ガーディアン」がラインナップされています。

瞬間加熱ができるのは日本ではアイコンとガーディアンの2台だけです。
アイコンの電気代はいくら?
アイコンの電気代を調べてみました。
方法はウォータースタンド社の問合せフォームと問合せ用電話の両方を使って担当者に聞いてみました。その結果は以下のとおり電気代が確認できました。
電気代は同社のガーディアンと同じ方法で測定したとのことで、具体的な金額の説明でした。
●ウォータースタンドの問合せ先:0120-032-114
アイコンとガーディアンは似ている?
ウォータースタンドのアイコンとガーディアンは同じタイプで共通点が多いです。
でも違う点があるので比較してみました。
アイコンとガーディアンの比較
アイコン | ガーディアン | |
レンタル料(月額) | 4,400円 | 4,400円 |
電気代(月額) | 518円 | 150円 |
初回設置費 | 無料 | 9,900円 |
解約金と使用年数 | 1年未満:9,900円 1年超:無料 | 1年未満:6,600円 1年超:無料 |
温度の範囲 | 高 温:90℃ 中高温:80℃ 低 温:70℃ 冷 水:5~8℃ 常温水 | 高 温:93℃ 中高温:85℃ 低 温:75℃ 冷 水:5~8℃ 常温水 |
冷水・温水機能 | 瞬間加熱 常時冷却 | 瞬間加熱 瞬間冷却 |
フィルター交換・メンテ | 自分で行う(半年毎)無料 | スタッフが訪問(半年毎)無料 |
サイズ | 横幅:18㎝ 奥行:34㎝ 高さ:39㎝ 重さ:8kg | 横幅:23㎝ 奥行:23㎝ 高さ:47㎝ 重さ:11kg |
アイコンとガーディアンの3つの共通点
アイコンとガーディアンの共通点は3つです。
- 温水が瞬間加熱
- 浄水フィルターが同じ
- レンタル料が同じ金額
アイコンもガーディアンも浄水フィルターが同じなので水質は同じです。
アイコンとガーディアンの6つの違う点
アイコンとガーディアンの違いが6つあります。( )内はガーディアン。
- 電気代が違う:518円(150円)
- 冷水タンク:ある(ない)
- お湯の温度が違う:70~90℃(75~93℃)
- サイズが違う:奥行34cm(23cm)
- 初回設置料が違う:無料(9,900円)
- 解約金が違う:9,900円(6,600円)
- メンテナンスが違う:セルフ(スタッフが訪問)
大きな違いは、アイコンは冷水タンクがあり常時冷やしていますが、ガーディアンは瞬間冷却なのでタンクがありません。
その違いが、重さやサイズ、電気代の違いにも影響しています。
アイコンとガーディアンの電気代の比較
電気代が違う理由をウォータースタンドの担当者に聞いてみました。
アイコン | ガーディアン | |
電気代(月額) | 518円 | 150円 |
冷水・温水機能 | 瞬間加熱(タンク無し) 常時冷却(タンク有) | 瞬間加熱(タンク無し) 瞬間冷却(タンク無し) |
電気代の違いをメーカーの担当者は次のように説明しています。
アイコンとガーディアンの電気代の違いは冷水のタイプによります。アイコンは冷水タンクがあり常時冷やします。そのため瞬間加熱と合わせて電気代が月518円になります。ガーディアンは瞬間冷却するため冷水タンクがないので瞬間加熱と合わせて電気代が月150円になります。
ウォータースタンドへ電話問合せの筆者メモ
アイコンは冷水タンクの冷水を常時冷やすので電気がかかるのですね。アイコンの取扱説明書では冷却用電力が100Wとなっています。
ウォータースタンド「アイコン」を選ぶポイント
ウォータースタンド「アイコン」を選ぶ時にどうしても比較するのが「ガーディアン」ではないでしょうか?
ガーディアンを選ぶ選択肢もあるので選ぶポイントを紹介します。
アイコンの電気代と強み
ウォーターサーバーでは冷水を多く使うこともあり、新製品アイコンでは電気代が518円になってもあえて冷水タンクを設けたのではと思います。
そのため奥行が34cmになっても冷水がたくさんすぐ使える便利さがあります。

それにしても一般的はウォーターサーバーの電気代は1,000円前後だから安いことには間違いないです。
また、アイコンはフィルター交換を自分で行うので専門スタッフの訪問はありません。その方が良いという方には向いていると思います。
一方、同じレンタル料金のガーディアンは23cm四方のコンパクトサイズと電気代150円が強み。

また専門スタッフの訪問メンテナンスがあるので自分でやるのが不安な方はこちらが向いています。
ウォーターサーバー業界で発表される新製品は水道水を使う浄水型ウォーターサーバーがほとんどです。天然水ボトルのフレシャスも新たに浄水型エブリィフレシャスtallを追加で出したほどです。
ウォータースタンドが新製品「アイコン」を発表したことで水道水を使うウォーターサーバーの市場は広がりが期待されます。