最近のまな板は使いやすいものがいろいろ手に入るようになってきました。
昔からの木製のまな板もありますが、家庭での主流はプラスティック製まな板ではないでしょうか。
木のまな板とは違い手軽に扱えることがメリットです。
しかし、このプラスティック製のまな板は手軽に使える反面、長く使っているうちに黄ばみが出たり黒ずんできたりします。
毎日、洗って使っているのですが、気が付くと黄ばんできてはじの方が黒くなっていたりします。
これはまな板に包丁でキズがついて、そこに食材の色素が入り込んだり雑菌が繁殖した可能性もあります。また、カビが繁殖した可能性もあります。
洗剤だけでは落ちない汚れをキレイにする手入れの方法を紹介します。
プラスチック製のまな板の黄ばみや黒ずみの原因
プラスチック製まな板の黄ばみや黒ずみは、食材の色やカビが原因なのです。
この黄ばみや黒ずみは食器用洗剤でがんばって洗っても、なかなかとれません。
それは、包丁の刃でできた無数のキズからまな板の中に染み込んでしまったためです。
黄ばんで黒ずんだまな板は、ちょっと気分がわるいですよね。気分だけではなく衛生的にも良くないので、キッチン専用の漂白剤を使って手入れをしてみましょう。
漂白剤は雑菌やカビの菌などを除菌する効果があり、白くきれいになるので一石二鳥の働きがあるすぐれものです。
キッチン用漂白剤を使った手入れ
昔からあるまな板を洗う定番の方法は、熱湯をかけて殺菌する方法ですね。
しかし、プラスティック製のまな板に殺菌効果があっても、残念ながら黄ばみや黒ずみを落とすことはできません。
そこで使うのが塩素系のキッチン用漂白剤です。
主婦の方には有名ですが、家事初心者の主夫にとってはあまりなじみがありません。むしろお風呂のカビキラーの方がなじみがあります。
キッチン用漂白剤は塩素系なので、漂白作用が強いので黄ばんだプラスティック製のまな板を白くするには効果的です。
ただし使う場合に注意が必要です。
衣類用の漂白剤は色ものに使えますが、キッチン用の漂白剤は色を脱色してしまします。きれいな色柄模様のふきんやタオルなどと一緒に使わないように注意しましょう。
キッチン用の漂白剤には、スプレータイプがありそのまま吹きかけて使えるので便利です。
薄めて使う必要がないのがメリットです。
プラスチックのまな板を漂白する方法
プラスティック製のまな板を漂白する方法はつけ置きやキッチンペーパーを使う方法などいろいろあります。
今回紹介する方法は、キッチンペーパーを使う方法でなかなかの効果を発揮します。
はじめに、まな板を水でキレイに洗い、表面の水を簡単に取ります。
次に、まな板の上にキッチンペーパーを敷きます。
その上からキッチン用漂白剤スプレーをまんべんなく吹きかけ、よく馴染ませます。
漂白する時間はどれくらい?
まな板を漂白する時間は、約1時間くらいです。その間は放置しておきましょう。
漂白剤の臭いがきつくなりますので換気扇を回して換気を十分にしてください。
まな板の汚れ具合にもよりますが、よごれがまだ少ない場合は5分でもキレイになりますが、ひどい場合は時間を30分以上は放置しましょう。
時間が来たら、水でよく洗い流して完了です。
漂白前の写真と、30分の漂白をした写真を参考に並べてみます。
かなり汚れたプラスチック製まな板ですが、30分で黄ばみと黒ずみが少し取れたようです。
その後は、よく乾燥させておきましょう。
写真のように、汚れがひどくなる前に手入れをしてきれいに使いましょう。
プラスチック製まな板の手入れ方法
まな板は毎日使うので、日々の手入れは簡単なほうが長続きします。
そこで次のようにまな板の簡単な手入れを心がけましょう。
まな板を使い終わったら通常通りキッチン用洗剤できれいに洗います。
そのあとに熱湯をプラスチック製まな板の全体にかけて殺菌消毒する方法です。
お湯の温度は80℃~90℃程度で大丈夫です。お湯の目安は、グツグツとヤカンの底から泡が出始めるころの温度です。
この方法は、黒ずむカビの発生も同時に予防することができます。
おわりに
プラスチック製まな板の黄ばみや黒ずみを取る方法でした。
まな板は週に1度はキッチン用漂白剤で手入れをするといつまでも清潔できれいに使えます。