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年金受給額と生活費【実例付き】その節約方法と満足度

定年後に年金生活が待っているのですが、年金だけでは生活できないと言われています。仕事ができる体力も自信がなく、どうしたら不足分を補えるのか悩んでいます。なにか方法があったら教えてほしい。

この記事はこのような悩みに向けた内容です。

内容は、定年後、年金受給が開始されたことを想定したシミュレーションをしつつ、実際の年金生活の事例を交えて進めますので参考にして下さい。

定年前の経験から書きましたので、ご興味のある方はご覧ください。

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年金生活の収入はいくらなのですか?

定年後の平均消費支出です。

総務省の家計調査から定年後の平均消費支出をみてみましょう。

老後の生活費

2017年の総務省 統計局統計調査部消費統計課 家計調査より
支出を調べました。

出典:総務省 統計局統計調査部消費統計課 家計調査2017年
平均 全国・二人以上の世帯
第3-2表 世帯主の年齢階級別
1世帯当たり1か月間の収入と支出

■住居・自動車購入、仕送りを除く 平均消費支出

60~65才 264,418円
66~69才 239,287円
70~74才 220,808円
75~79才 198,365円

60代では、24万円~27万円が、平均的な支出です。(平成30年2月現在)

会社員の年金はいくら支給される?

老齢厚生年金の平均受給額

平均年金月額は144,903円です。約14万5千円

平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況によると、
老齢厚生年金 の平均年金月額は144,903円です。約14万5千円です。


年金生活をシミュレーションしました。(実例モデルです)

(実例のケース)
*一応個人情報なので実例に近い架空のデータで説明します。

設定条件は以下の通りです。

  1. 年金の対象者は、1956年××月〇〇日生まれと仮定します。
  2. 平均的なサラリーマンで年収はそこそこ平均値。
  3. 家のローンは終了。借金なしで車1台保有の場合。
  4. 会社を37年間務め、60才で定年退職。
  5. その後、62.5才まで2年半を継続雇用で働く。
  6. 62.5才以降は無職の年金生活をする。

62才から月14万5千円が支給される。

この条件場合、生まれた年が1956年は昭和31年ですから、

老齢基礎年金支給の65才になるの前に
「特別支給の老齢厚生年金」の「報酬比例部分」がもらえます。

その年金額は、平均の14万5千円となります。
*定額部分の受給はありません。

62~65才の間は、145,000円が収入となる。

定年後無職の場合、
年金の報酬比例部分の月額145,000円で生活
していくことになります。

62才から「報酬比例部分」が支給されますので、
65才までの約2年半は、
「報酬比例部分」の145,000円となります。

平均的生活費24万円より、10万円の不足です。

平均的な60代の消費支出下限240,000円なので、
不足分は約100,000円となります。

夫婦2人で月140,000円で生活ができる方法が
あれば良いのですがいかがでしょうか?

支出を20万円まで切詰めても差額60,000円程が必要となります。


節約して20万円で生活する

60代平均生活費は24万ですが、節約して20万円で生活することにした。

理由は65才年金満額が月額約20万円だから。

老齢基礎年金約56,000円(予測)が
「報酬比例部分」月額145,000円に加算されます。

年金の月額は、約20万円となります。

配偶者が65才になれば、
さらに配偶者分の老齢基礎年金が加算されます。

ここでは、配偶者の年金を外して考えます。

65才満額支給までの、不足分6万円をどう捻出するか?

現役時代の支出のままでは、生活落差が大きい

現役時代の支出のまま年金生活に突入することは、たぶん気持ち的にも耐えられないと想定していました。食費を落としたり、光熱費を詰めたり・・・相当つらくなると考えました。

検討しました。不足分の6万円を働くより、6万円を節約してはどうか。

そこで年金額14万円だけでの生活ができるように
58才から徐々に慣れる様にしてきました。

実際には夫婦二人で定年前の58才から62才まで
月14万円で生活をしてきたのです。

しかし14万円での生活は難しく、
2万円プラスの16万円で生活が出来るように
改善する計画をたてました。

身近な所ではスマホ2台を格安に変えて
月1万円の年間12万円の節約、
5年間で60万円の節約になります。

生活習慣病改善のため禁酒で
月1万円節約をして健康を取り戻すことも行いました。
禁酒だけでも5年間で60万円の節約です。

16万円で生活がなんとか可能

現在、年金額14万円にプラス2万円の
16万円で生活がなんとか可能となりました。

その生活はまさに昭和スタイルの生活です。

節約できたところ

1.スマホ2台分:月1万円の節約
2.禁酒:月1万円の節約
3.エアコン3台交換 電気代月5,000円節約
4.食費の節約:月1万円節約(外食を月1回にする)
5.火災地震、家財、生命保険等に見直し月1万円削減
6.衣料雑貨、菓子、コンビニの利用、新聞等見直し月1万円削減
合計 約6万円前後の節約

ここまでの節約で特に不満はありません。
年金が14万円なので不足の2万円は、
退職金・預貯金から補填して年間30万円内で済んでいます。

節約の一つ:禁酒です。なかなか難しいですよ!紹介します。

100万円の予算化

62.5~65歳まで30カ月分で約100万円を予算化してます。

なんとか退職金をやりくりしながら旅行もできています。
やればできるんだなと実感しています。


年金生活の参考図書です。

定年を迎える前に読んだ本で定年後の計画作成に役立ちました。

◆定年までに知らないとヤバイお金の話
◆50代から「楽しい老後」の準備をはじめなさい 
◆老後資金0円からの快適セカンドライフ
◆定年退職のリアル: 実際に定年退職してわかったこと
◆年金に頼らない生き方 60歳から20年、月10万円稼ぐ方法>
◆定年後のリアル 

「定年までに知らないとヤバイお金の話」に付いている「計画表」は実践的で、今も計画修正等で利用しています。


これからも、月16万円の年金生活を楽しみながら研究し、ミニマリストでありオフグリッドな年金生活を目指して参りたいと思います。

ここに記載したデータ類は、2019年1月現在で更新したものです。状況により変更や訂正になる場合があります。

追記:2020年7月9日

記事を書いた2018年7月29日から約2年になりしました。夫婦2人で、月に145,000円で生活が出来ています。工夫すると出来るものです。以前より食材を工夫して殆ど手作りになりメタボが消えて健康的になりました。いよいよ今年から老齢年金が加算されます。

まとめ

「年金だけで生活できるのか」という課題に取り組んできました。

意外とできるものですね。

読んで頂きまして、ありがとうございました。

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なお(ライター@naoblog33.com)

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