「年金だけで生活ができるのか」不安に思う方が多いのではないでしょうか?
この記事はこのような不安の解消に向けた内容となっています。
現役時代の生活と年金生活はどれだけ違うのか比較しながら以下のポイントに分けて説明します。
その2:60才定年~62才までの生活
その3:62才から年金一部支給の生活
収入は年金だけで生活できるのか?
事例として、最初にサラリーマン現役時代最後の60才まで、次に60才から始まった雇用延長の時代、最後に現在62才から年金だけの生活へと時代を分けて進めて行きますので参考にして下さい。
わたしは2018年から年金一部支給だけの収入で夫婦2人の生活をしています。
その1:現役最後の50~60才定年までの生活
サラリーマン時代(家族5人)の最後の10年間の平均手取りは45万円です。そこから家のローンや車の残存ローン、学費ローン等を合わせて月15万円が引かれます。
つまり生活費(食費、光熱水費、交際費、通信費、ガソリン代、お小遣い等)として現金が手元に残るのは約30万円になります。
国民年金を5年早めの60才からの支給に繰り上げることも検討しました。
参考>>国民年金の受給開始は何才からがお得?【繰り下げ・繰り上げ】を判断する方法
その2:60才定年~62才までの生活
家のローンが定年後も残っているので、年金の一部が支給される62才までしばらくは雇用延長で働くことにしました。雇用の延長は希望があれば65才まで可能となっています。
雇用延長での給与は月30万円、税金等引かれ、特別給付等が付加され手取りは24万円になりました。優遇していただいたのです。
雇用継続を希望した理由
ここで問題なのは使える生活費24万円ですがローンの合計がまだ月15万円残っていたのです。それを引くと9万円が生活費となり通常の生活は家族もあり無理なので働く事にしたのです。
その3:62才から年金一部支給の生活
体力的にもメンタル的にも限界があり62才まで働いて退職しそれ以降は無職となりました。
わたしの場合は年金の一部支給が62才から出たので助かりました。今後は段階的に支給開始年齢がシフトして最終的に全員が65才からになります。
62才から年金の一部支給が開始されました。
年金の一部支給額については、こちらで詳しく説明しています。
年金の一部支給額だけで夫婦2人が生活する月の経費です。食費にしわ寄せがきます。
(収入)
年金一部支給:145,000円
(支出)
光熱水費:20,000円
通信費:20,000円
医療・自動車保険月額に換算:20,000円
各種税金月額換算:30,000円
車の維持費:10,000円
食費:10,000~20,000円
雑費:20,000円(生活雑貨、ガソリン代、医療費等)
貯金:5000~10,000円
住宅ローンの残債
住宅ローンは約10年前にボーナス払いをやめて月払いだけに借り換えたのです。手数料は高かったのですが、結局64才で完済することにしたのです。
その結果、雇用延長をやめて住宅ローンが完済するまでの2年間は退職金から取り崩して支払うことにしたのです。
支出で改善できること
現役時代と同じ感覚はなかなか消えません。しかし、そこは年金生活へシフトした以上は意識改革のしどころなのです。
ではどこの部分を経費節減したかを紹介します。
(2)エアコン新品に交換してエコにする。
(3)自動車をダウンサイジングして経費を節約する。
(4)生命保険を解約し医療保険(入院・通院)に変更する。
(5)できるだけ経費を抑えるように工夫する。
このようにして月額145,000円をベースに現在も生活をしています。
64才で受託ローンは完済されて、生活費として145,000円で十分な暮らしができています。そして65才からプラス老齢年金が支給されるのでもっと楽になります。
65才「本格的な年金生活」が開始
いよいよ、65才から老齢基礎年金が支給開始されます。
年金が満額支給されると月20万円の生活費となります。お小遣いは定年後に始めたブログアフィリエイトで、月のお小遣いと健康維持のための通院費は十分まかなえています。
大事なメンタル部分をどうするか?
メンタルな部分はとても大切です。現役時代よりもかなり収入が減るということは、生活水準が実質下がることだからです。
自分の打ち込める生きがいを探す。
地域のボランティア活動や趣味などを見つけて打ち込めることを見つけることが重要です。
私は、自宅を職場にしてアフィリエイトでドキドキしながら収益を上げる事を楽しんでいます。
夫婦どちらもお金が掛からないで打ち込めることが大事です。
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年金生活は慣れてきます。
年金生活に慣れてくるとチャレンジする面白さが生まれてきます。
年金だけで生活できることが、楽しくなっています。
おわりに
新型コロナで生き方が変わる時代ですが。是非工夫して年金だけの収入で楽しく明るい生活を送りましょう。
もう一つ定年後には是非見直しておきたいことがあります。それは現役時代にかけていた生命保険です。生命保険は保険料が高いのですがそのまま定年後もなんとなく継続している方が多いのです。
老後に本当に必要な保険は医療保険とも言われています。実例も含めて紹介した記事があるので参考にしてみてください。
なお(ライター@パパ家事)