お米を洗う(とぐ)ときに水がきれいになるまでなんども水を流して洗います。
もっと節水できるお米の洗い方はないものでしょうか?
実はこの悩みをずっと考えてきました。
そこでいろいろな方法を試した結果たどり着いたかんたんな方法があります。
かなり節水になるので紹介します。
お米を洗う水道水がもったいない?
お米を洗う時にはたくさんの水道水を使ってきました。
何度も洗わないとお米の水が白く濁ったままです。
お米を洗っては捨てることを繰り返すので水がもったいないと思います。
もちろん無洗米を使えはお米をあらわないくてすむのですが、普通は無洗米をかわないのです。
水道水を節水できる洗い方はないのでしょうか?
お米をざるで洗う方法を考えた
そこでお米をざるにいれて洗う方法を考えたのです。
お米についたお米の粉(白くなる元)を洗うのには、ざるにいれて水を流せば汚れは下におちるはず。
ざるで洗う方法は水が少なくてすみ早く洗えるようになりました。
しかし、問題がありました。
あるお米屋さんが、
ざるで研ぐとお米が割れてしまったり、ざるにお米が刺さってしまったりするから、あまりお勧めできない
とアドバイスをくれました。
そこで、そういわれるとますますざるでお米を研ぐ技を研究してみたくなります。
お米が割れるのは「ざる」が問題か?
まずお米ですが、様々な種類があります。
5Kg1300円程度のお米を調べるとお米の粒が小さいのです。
それに大小の粒が入り混じっているのです。
お米の値段でお米の粒の大きさが違う?
では値段が1900円までになるとお米の粒子は揃ってきます。
お米の色もさずがに高くなるときれいな色です。
どんなお米でも洗えるざるを見つける
そこで、一番安くて粒が不ぞろいで小さな粒のお米でも使えるざるを探しました。
目の細かいざるがみつかりました。
ステンレスでできた目の細かいざるです。
このステンレスざるを使うと小さな粒のコメでもざるに突き刺さらないんです。
ステンレスざるのメリット
- 洗ったお米がざるから炊飯器にサッと落ちる
- ざるの目が細かいのでお米がささらない
- ざるで洗っても意外とお米が割れない
ステンレスざるの最大もメリットは、洗ったお米を炊飯器に移すときにざるからサッと流れ落ちる感じです。
ざるにお米が残っていても、手でざるをポンポンと叩くと、あっと言う間に取れてしまいます。
プラスチックのざるだと洗ったお米がくっついて、なかなか取れないのです。
これで、ザルに突き刺さる問題は解決しました。
お米が割れない洗い方
ざるで洗うとざるとの摩擦でお米の粒が割れたり傷がついて炊いたときにベトベト感が出て炊きあがりがまずくなると言われます。
実際にお米を様々な方法で洗ってみました。
強く圧力をかけて洗うとざるでなくともお米は割れます。
お米が割れない洗い方
ざるにはプラスティックと金属製のざるがあります。
当初、金属製のざるの方がお米の粒が傷つくと思っていました。しかし、お米を洗った後に見てもあまり傷ついたり割れたりしていませんでした。
では割れない洗い方で超丁寧な方法を紹介します。
ざるがちょうど80%位入る鍋を用意します。
その鍋の上にザルを置いて水を流しながらお米をやさしく回して洗います。
洗濯機の手洗いのようなイメージです。
この方法だと、お米が鍋の水の中で、しかもざるの中で泳ぎながら洗うためお米はキズが付きにくくキレイに洗えることが分かりました。
お米の汚れは強く洗っても弱く洗っても差はない!
強く洗っても弱くすすいでもお米の洗ったあとの濁りは変化なし。
強く洗ったほうが白い汚れがたくさん出るようですがそうでもないようです。
柔らかくそっと洗えばOKですね。
体重をかけて押し付けるように手のひらでもみ洗いするとまずくなる。
最もかんたんで節水になるお米の洗い方
最も簡単なお米の洗い方は、ざるにお米を入れて上から水道水を全体にかけます。
つぎにざるのお米を手でグルグル回して汚れを取ります。
そして水道水をざる全体にかけてよごれをおとします。白く濁った水がどんどん流れていきます。
最後に水を切って、再度水道水をかけます。もう白くはにごりません。
この方法を使ってもお米はおいしく炊けました。
お米を洗うための水道水がかなり減ります。
ぜひお試しください。
おわりに
お米の性質をザルの特徴をよく知ってからそれに合わせた洗い方をすればお米は割れないし
ザルの目にもつまらずに洗うことが出来ました。