自家製のぬか床からアンモニア臭がした時の対処方法を紹介します。
いつもは美味しそうなぬか床の香りがするのですが、ある時に突然「超いやな臭い」がすることがあります。
その臭いはアンモニア臭の様な強烈なものです。
臭いの原因と対処方法を以下の3つの項目に分けて紹介します。
その②:臭いを取る対処方法
その③:ぬか床の管理方法
その①:ぬか床のアンモニア臭の原因

ぬか床がアンモニア臭がする原因はぬか床に住んでいる3種類に菌の状態にあります。
結果から紹介すると対処方法はよくかき混ぜることで解消します。
詳しくは記事で紹介します。
ぬか床の3種類の菌
ぬか床の中には、
- 産膜酵母
- 乳酸菌
- 酪酸菌
の3種類が生きています。
アンモニア臭の原因となる菌は「酪酸菌」です。
この「酪酸菌」が増えるとアンモニア臭がすると言われています。
酪酸菌は酸素に弱い菌なので酸素がないところを好みます。
つまりぬか床の中に酸素が無くなってくると酪酸菌の活動が活発になります。
その結果アンモニア臭の様ないやな臭いが発生します。
その②:臭いを取る対処方法
ぬか床の臭うアンモニア臭の原因は酪酸菌の影響。
しかも、酸素が無い環境で増殖することがわかりました。
つまりぬか床に酸素が無くなっているので、たくさんの酸素をぬか床に取り入れる必要があります。
対処方法は、よくかき混ぜることです。
特に入れ物の底のすみっこなどは要注意です。
アンモニア臭がしたらぬか床全体に酸素が行きわたる様に1日に2~3回はかき混ぜます。
平常は1日の1回程度でよいのですが酪酸菌が増えている時は回数をふやして酸素と取り入れることをおすすめします。
2~3日でもとのぬか床の良い香りに復活します。
その③:ぬか床の管理方法

ここまで説明したようにぬか床はかき混ぜないと酸素が無くなり酪酸菌が繁殖。
結果としてアンモニア臭が発生することが分かりました。
最低でも容器水済みまで良くかき混ぜることが大切です。
夏など暑くなる季節は冷蔵庫で保管するとぬか床が悪くなることを防ぐことができます。
まとめ
ぬか床からアンモニア臭が出たときの対処方法を紹介しました。
美味しいぬか漬けは毎日かきまぜることですね。