古いエアコンを最新のエアコンに交換すると、どれ位電気代が安くなるのでしょうか?
そこで、今回は古いエアコン2台から、最新のエアコン3台に交換した時の事例を紹介します。
エアコンを1台増やして3台にしても、真夏の猛暑下での電気代は月1万円安くなりました。
どんな効果があったのか、紹介します。
(当記事は2019年作成、2024年更新しました)
2024年8月のエアコン電気代はいくら?
1階の10畳用エアコンを、24時間自動運転で使っています。
今年は例年になく猛暑で外気温が38℃前後まで上がり、エアコンが無いと家の中は34℃前後まで上がります。
運転は自動運転で、部屋の形状、最適な風向きと強さ、夜は多少高めの温度設定でも除湿運転で電気代を自動で節約するなど、AIがいろいろ学習して計算します。
8月は途中ですが19日間で2,770円で運転しています。
1日当り平均約146円です。
ちなみにエアコンを自動ではなく、冷房26℃設定で、外気温34℃前後の日に24時間連続で使うと約200円です。
10年目の古いエアコン2台を廃棄!
古いエアコンを、新しく入れ替えると電気代がお得だとのことで、古いエアコン2台から新しい省エネのエアコン3台に入れ替えました。
どれ位安くなったのか紹介します。
結果をズバリ言うと最新のエアコンに入れ替えたら、電気代が1万円安くなりました。
省エネエアコンの入替の節約方法を説明します。
エアコン購入でお金はかかったのですが、電気代が格段に安くなったのです。
10年過ぎてもまだ動くのですが、思い切って古いのを廃棄しました。
電気代どれ位安くなったか?
ざっくり計算します。
毎年夏の8月は、10年超の古いエアコン2台を使っていて、電気代は3万円を超えていました。
猛暑の夏の電気代を安くするため、新しいエアコン3台に入れ替えました。
フル回転で使いましたが、エアコン交換後の8月の電気代は、月約2万円でした。
エアコン交換で月1万円の差が!
つまり、古いエアコン2台を最新のエアコン3台に交換しても、月1万円の電気代が安くなりました。
想定はしたものの、ここまで安くなることに、驚きました。
お金を工面しも、古いエアコンを最新の省エネタイプに交換して、大成功でした。
古いエアコン2台を最新の3台に増やした理由
エアコンを2台から1台追加して、3台にした理由は3つあります。
1.地球温暖化で猛暑を我慢できない
近年の温暖化による異常気象で、夏の異常な暑さは、ガマンしてなんとかなる時代は終わったからです!
リビングはこれまでエアコンが不要の風通しの良い部屋でしたが、猛暑には勝てませんでした。
熱中症などの対策で、健康を維持するためには、新しいエアコンに買い替える必要がありました。
2.子供世帯が夏休みにくる
夏休みは、子供世帯の孫たちが、我が家にやってくるようになりました。
そのため、2台のエアコンでは間に合わなくなり、1台追加して合計3台にしました。
子育てが終わっても、こんどは孫世代が増えてきたことも理由です。
3.家計節約のため
物価上昇、燃料費の高騰などの影響で、家計を節約することも必要になりました。
今後は、さらに税金が上がったりすることで、家計が厳しくなると予測。
まだ、資金が何とかなる時に、エアコン交換することにしたのが理由。
エアコンを交換する決断
物価高、光熱費の補助も無くなる時代。
定年後は、年金生活となり、家計の節約が基本。
まずは光熱水費を頑張って節約して行かなければなりません。
あと何年かすると、体も厳しくなる
まして、これから先、どんどん高齢になっていきます。
その結果、体調も今までの様に無理はできなくなっていきます。
エアコンは体調を維持するためにも、危険な暑さから身を守るアイテム。
遠慮なく使えないと、熱中症で死のリスクも高まります。
まだ、資金が残っている間に交換
お金のある内に、他の費用は削っても、エアコンを先に交換しようと思ったのです。
省エネで高機能なので値段はかなり高価でした。
10畳用は20万円、6畳用は10万円が2台、合計40万円でした。
安売りのエアコンもありましたが、そこは投資しました。
エアコン1時間あたりの電気代の求め方
電気代は以下の通り計算して求めます。
電気代(円)=消費電力(kW)×31(円) ※
※ 電力料金目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月22日改定]で算出。
10畳用エアコンの例
エアコン1時間の消費電力 550W(=0.55kw)
電気代=0.55KW×31円
1時間:17.05円です。
10時間使っても約170円です。1台30日の稼働で約5100円ですね。
命を守る保険代とすれば、安いものです。
参考:2023年8月の電気代の実測
エアコン交換後の電気代は、26日間稼働で5140円です。
8月は猛暑で、自宅にいた日の26日間は毎日使いました。
測定したエアコンは10畳用です。
「快適自動」という全自動を使うと、電気量は1時間約9円でした。
この機能は除湿だけやクーラー切り替え、あるいは送風など自動で快適になるように調整してくれます。
1日平均17時間はつけっ放しです。
28℃で設定すると、部屋の温度が実際の28℃になるように、プログラムされています。
リモコンだけが28℃設定で、実際の室温は30℃もあったというのは、古いエアコン時代です。
快適自動だと1時間9円ですが、冷房に切り替えると1時間19円、という結果になりました。
冷房は、常時コンプレッサーを回すので、電気代が多くなります。
参考:2021年7月のエアコン10畳用1台 1日の電気代の実測
2021年の電気代は、1kwが27円(2022年7月から31円に値上がり)
7月20日(火):190円(1時間12.7円)
7:00~22:00(冷房モード15時間連続運転)。外気温34℃超。冷房26℃設定。
7月21日(水):150円(1時間10円)
7:00~22:00(15時間連続運転)外気温34度超。冷房26℃、
連続冷房モードは冷え過ぎるので、14:00~17:00は快適全自動26度に設定。
2023年夏は、電気料金が値上がりしたので、約1.14倍となりました。
2024年4月、すでに温暖化の影響が!
地球の温暖化は確実に進んでおり、従来の過ごし方とは変わってきています。
2024年は4月、記録更新で、すでに25℃を超えた日が全国規模で観測されました。
今年は6月から国の電気代の補助が切れるため、さらに電気代が高額になることが予測されます。
エアコンは新しい節電タイプがおすすめです。
古いまま使っていたら、今年の夏の電気代は相当な金額になっていたことでしょう。
命を守るためにも、エアコンは必須の時代なので、利用しないわけにはいきませんね!
扇風機と水まき、風鈴と行水・・・
優雅な夏の時代は終わり、命を守る事が必要な危険な高温へと変わってきました。
新しいエアコンには、最新のフィルターが付いていて、PM2.5 や花粉も除去!
家の中がクリーンな空気になります。
おまけに、フィルター自動洗浄機能付きで、ナマケモノには嬉しい機能なのです。
2024年の夏 エアコンは24時間連続使用の時代へ!
気象庁の予測通り2024年の夏は記録的猛暑です。2024年8月追記
気象庁の発表では、2024年の夏は高温になるようです。
猛暑になった昨年夏!
今年の夏の気温はどうなんでしょうか?
気象庁が、2024年02月20日に発表した「暖候期予報」によれば、今年6月~8月の気温や高いと発表!
日本の夏の気温が高くなる主な原因は、次の2つ。
- 地球温暖化の影響
- エルニーニョ現象が春まで続く
この影響で、
- 日本の南で,太平洋高気圧の西への張り出しが強い
- 日本付近には,太平洋高気圧の縁を回って,暖かく湿った空気が流れ込みやすい
のが原因としています。
その結果、「日本付近は暖かい空気に覆われやすいでしょう」と気象庁では説明しています。
2023年の電気代の値上げ
電気代が大幅値上げになった2023年。
どれくらい値上げになったのか経済産業省 資源エネルギー庁の6月27日に公開したデータを引用します。
日本の家庭用電気料金は、2021年で28円/kWh、2022年で34円/kWh、2023年で35円/kWh(5月末時点で確認可能なもの)と推移しています(電力取引報などより計算。「年度」単位。ただし、2022年は4~12月、2023年は1~2月。)
引用:経済産業省 資源エネルギー庁 2023-06-27
エアコンが24時間利用になるとは、5年前には想像すらできませんでした。
これからは電気代が高騰したこと、地球温高で高温になりエコタイプのエアコンで24時間稼働が当たり前の時代になったようです。
おわりに
ここまで「最新エアコン3台で電気代月1万円安のお得感」について紹介しました。
新しいエアコンは機能も進化しており、年間通して使うので、古いエアコンは交換することをおすすめします。