お風呂で洗顔のあと顔がつっぱらない石鹸はないものでしょうか?
実は日本製の石鹸があって洗顔の後も顔がつっぱらないというのです。
どんな石鹸か実際に使ってみました。
たしかに洗顔後顔がつっぱらないので紹介します。
洗顔後に顔がつっぱる!
お風呂で顔を洗った後、そのままだと顔がつっぱってしまいます。
洗顔後はクリームなどを顔に塗ってつっぱらないように手入れしています。
しかし、これが面倒なのです。
そこで顔がつっぱらないような石鹸がないものかと探してみました。
口コミで顔がつっぱらない石鹸をみつける!
口コミを検索していると、評判のいい石鹸が何個かありました。
その内日本製で結構歴史があって、今も日本で作っているという石鹸がありました。
それは「牛乳石鹸」という名前の石鹸。
昔の人なら良く知っているなまえです。今でも日本で作っているというので調べてみました。
日本製の石鹸とは?
目に入った石鹸は、価格がリースなブルです。スーパーの3個200円にはおよびませんが、国産です。
その名前は「牛乳石鹸」でした。「牛乳石鹸共進社株式会社」が製造しています。赤箱と青箱の2種類があります。
牛のイラストが描いてあって、昭和の香りがするパッケージです。確かに、小さいころ見た記憶があり、懐かしいパッケージです。
むかしCMで「牛乳石鹸、良い石鹸♪~」と流れていた、あの石鹸でした。
日本製石鹸がなぜ今も?
操業100年を超える歴史がありました。
そして商品名の牛乳石鹸のブランド「牛乳」が意味するところは、「商いは牛の歩みのごとく」の格言から由来しています。
「前に進んでも後ろに退くな、粘り強く前進せよ」という意味です。堅実な経営理念は、さすが日本企業です。
シンボルの牛は、まじめで親しみがあり大切にされてきたのです。
日本の石鹸はいつから?
日本の石鹸製造は明治2年が初めと言われ、明治10年頃は、輸出も開始されたそうです。
明治42年(1909)、大阪市東区清水谷(現天王寺区)で、宮崎奈良次郎氏が共進舎石鹸製造所という会社を興し製造を開始しました。
これが牛乳石鹸のはじまりなのです。
国内で作り続けて100年
牛乳石鹸の赤箱・青箱は、国内の工場で、あえて手間のかかる「釜だき製法」でつくられています。
手間のかかる「釜だき製法」
天然油脂が主原料で時間と手間がかかる伝統技法「釜だき製法」なのです。それが 国産石鹸で第1位の理由なのですね。
現在も国内で作られています。
牛乳石鹸の赤箱・青箱は、「カウブランド青箱」及び 「カウブランド赤箱」が名称です。現在、大阪府大阪市鶴見区の工場で生産しています。
さっぱり系の青箱を買ってみた
石鹸共進社株式会社のホームページを見ると、さっぱり系の青箱としっとり系の赤箱なのですね。
今回はさっぱり系の青箱をかってみました。
顔がつっぱらない石鹸を実際に使ってみた感想
国産の牛乳石鹸は得意価格が高いというわけではありません。日本で売られている一般的なお風呂の石鹸でアジアで製造されたものと同じくらいか少しだけ高い程度。
青箱でスッキリタイプを買ってきて使ってみました。
第一印象は、石鹸の泡のきめが細かいことです。特にどこがいいとか臭いがいいとか、そんな特徴はみあたりません。
しかし、すごかったのは、お風呂から上がってバスタオルで顔を拭いた後です。
特に冬場では通常そのままだと顔がつっぱるのですが、この石鹸ではつっぱらないのです!
これはすごい!と実感しました。
これが日本製の品質の強みなのかといまさらですが驚いています。
ぼくは日本製を集めています。
ポータブルラジオ、腕時計、万年筆。ボールペン、包丁、メガネフレーム、今治タオルなどいろいろですが、一様に品質がいいです。
石鹸一箱ですが、やっぱり品質は抜群なのですね。
まとめ
今回発見した日本製の石鹸を紹介しました。東南アジアで製造された石鹸が多いですが、伝統の製法を継承し、日本で作っている石鹸会社があったのです。
「カウブランド赤箱」「カウブランド青箱」が2016 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞していました。