自家製の梅干しを作る時には、失敗してしまうものです。
梅を仕込んで漬かる途中で白いカビが発生してしまうことがあります。
どうしたら、カビないで梅干しをつくることができるのでしょうか?
カビない梅干しを作るコツを紹介します。
梅干し作りに途中でカビてしまう?
梅を容器に入れて熟すのを待っている間に、梅の表面に白いカビが生えてしまうのです。
カビが生える原因は、塩加減にあります。
塩の濃度があまいと、カビが発生するのです。
特に、初めて梅干しをつくるとなると、容器をアルコールで消毒したり、熱湯で消毒したりして、カビが生えないように準備をしてから漬け込むのではないでしょうか?
しかし、そのような面倒な手順を踏まなくてもカビないように塩加減を調整すると、カビでの失敗はなくなります。
梅干し作りで入れる塩の量
梅干しを仕込んでいる途中でカビない塩の濃度はどれ位が失敗ないのでしょうか?
それは、20%以上にすることです。
これよりも塩加減が甘いと、ほとんどカビが発生してしまいます。
減塩の梅干しを作るなら、梅や容器でカビが発生しないように、焼酎やアルコール、熱湯などで消毒してから漬け込むことが必要です。
しかし、初心者には難しいので、塩加減を20%を下回らないようにすれは、カビは発生しません。
昔ながらの酸っぱい梅干し
塩加減を最低20%以上で漬け込むと、昔ながらの酸っぱい梅干しが失敗なく誰でも作れます。
梅を干して熟させて、黄色くなったら洗ってヘタを取り、容器に20%の塩と梅を入れて、重しをのせて、梅雨が明けるまで漬けます。
昔ながらの梅干しの作り方は、以下の記事を参考にしてみてください。
そして、天日干しをすると完成です。
天日干しも、初めてする時には方法があります。
とってもおいしくなる干し方を紹介します。
天日干しは、去年作った梅干しを再度天日干しをしてもいいのです。
梅干しが天日干しをするたびに、だんだんおいしくなっていきます。
ぜひ、試してみてください。
梅酢は捨てないで!ダイエットになります。
梅干しを漬け込んでいると、梅から出る水分で梅酢ができます。
この梅酢は、超高級な天然無添加の「梅酢」ですから、貴重です。
実は、この梅酢はポリフェノールがたっぷり入っていて、ダイエットに効果的なのです。
途中でできる梅酢をぜひ使いましょう!
梅酢でダイエットする方法を紹介します。
梅干し作りで使う梅の種類とは?
梅干しを上手につくるには、梅を選ぶことも大切です。
梅の種類を間違えると、カチカチの硬い梅干しになってしまします。
特に季節がら同じ時期には、梅酒用の青梅もでます。
この青梅で作ってもいいのですが、硬い梅干しで梅の果肉が少ない梅干しになります。
南高梅や白加賀梅などが、おいしくなります。
梅の選び方は次の記事を参考にしてください。
まとめ
初心者でも塩加減を20%以上で漬け込むと、昔ながらの酸っぱくてカビない梅干しが作れます。
それも、失敗しないで確実につくれるのです。
かんたんなので、ぜひ作ってみてください。