みかんをよく見て選んだつもりでも買うと当たりはずれがあります。
みかんを買うときに味見ができるとは限りません。
外見を見ただけで美味しいみかんを見分ける方法はあるのでしょうか?
今回はみかんを見ただけで美味しいみかんを見分ける方法を紹介します。
美味しいみかんとは?
「美味しいみかん」は、もぎたてで新鮮なものがおすすめです。また、みかんはあまいだけでは美味しいとはいえません。
糖とクエン酸のバランスがほどよく取れたもの、つまり糖度に適度な酸味があるのが美味しいみかんといえます。
みかんの大きさで比較すると小ぶりなみかんの方が甘い傾向があります。
その理由は大きいみかんは水分を多く含み大味になりやすいからです。小ぶりのみかんは水分が少ないので味が濃く甘い味がします。
では、みかんを見ただけで美味しいものを見分けて選ぶ方法を紹介します。
美味しいみかんの選び方
美味しいみかんを外見で見分ける方法を説明します。
見分けるには次の3つのポイントがあります。
- みかんの皮がきめが細かい
- みかんは基本的に扁平な形を選ぶ
- へたの軸が細いのを選ぶ
それでは3つの選び方を解説します。
(1)みかんの皮がきめが細かい
美味しいみかんは、外側に皮がとてもきめ細かいのです。
みかんの皮をよく見ると、たくさんのブツブツが寄り集まっています。このブツブツしている粒が「油胞」(ゆほう)といいます。
「油胞」が多ければ多い程、きめ細かな皮になり結果として美味しいみかんです。
理由は、油胞がたくさんあるみかんはみかんの木の枝の先の方に付いています。
理由は、枝の先の方にあるみかんは糖分が多いのでおいしいのです。
みかんは外側の皮がきめ細かいものを選びましょう。
(2)みかんは基本的に扁平な形を選ぶ
まずは「みかんの形」をみてください。
一般的に美味しいみかんは「形が扁平」です。
まんまる形よりも扁平の方が美味しいので扁平な形を選びましょう。
ところが形が丸くても美味しいみかんもあります。
それは品種改良されたもので「由良早生」(ゆらわせ)というみかんで、濃厚で甘い味が特徴ですが扁平ではありませんのでご注意ください。
(3)へたの軸が細いのを選ぶ
見た目で判断できるポイントの一つにヘタのついていた「軸の切り口の太さ」を見る方法です。
軸の太さはみかんの実に含まれる水分量と関係があります。軸の切り口が細い方がだんぜん美味しいみかんと言えます。
理由は、軸が細いみかんは水分が少ないので味が濃厚となり美味しいのです。
まずは、軸の太さをじっくり観察して選ぶと間違いがないです。
その他のみかんの選び方
重量感があり色が濃いみかんは、美味しいと言われています。
逆に実が軽く色がうすいみかんは味が薄くあまくないです。
もう一つは、みかんの皮をむいてみないとわかりません。
みかんの中の房の数が多い方が美味しいという点です。みかんを買う前に皮をむいたら違反になります。なので、買ってからなら皮をむいて調べることができます。
皮をむかずにどれが甘いかを見分ける裏技があります。
みかんのヘタをポロっと取るとくぼみが見えます。そのくぼみの中に放射線状に線が見えます。その本数は中にある房の数とほぼ同じだと言われています。
その数が多い方がみかんの中の房の数も多く、美味しいみかんと言えます。
おわりに
おいしいみかんの選び方を紹介しました。外見だけで判断できるので是非チャレンジしてみてください。
また、ヘタを取ったくぼみに見える放射状の線の本数が多い方が美味しいのですが、皮をむかないとわかりません。あくまでも買ったみかんで試してみてくださいね!