干し芋っておいしいけど、スーパーで買うと意外と高いですよね。
「家で作れたら節約になるのに…」と思ったことはありませんか?
実は、干し芋は自宅で簡単に作れます。
必要なのは「さつまいも」と「水」だけ。特別な道具も不要です。
この記事では、初心者でも失敗しない作り方を、天日・オーブンの方法別に徹底解説。
さらに、保存方法や節約効果、失敗しないコツも紹介します。
干し芋の作り方

干し芋作りはシンプル。
流れは以下の通りです。
- さつまいもを洗う
- 蒸す
- 冷ます&皮をむく
- カット
- 乾燥させる(天日/オーブン/乾燥機)
所要時間は、天日干しなら2〜5日。
オーブンなら半日で仕上がります。
材料と道具
材料
- さつまいも … 2〜3本
甘みが強い紅はるか、シルクスイートがおすすめ。
道具
- 蒸し器(または鍋+蒸し皿)
- 干し網、オーブン、または食品乾燥機
- 包丁とまな板
手順(基本)
1. さつまいもを洗う
泥をしっかり落とします。
皮ごと蒸すので、傷をつけないように注意。
2. 蒸す
蒸し器で約40〜50分。
竹串がスッと通ればOK。
鍋で茹でてもよいですが、水っぽくなることがあります。
3. 冷ます&皮をむく
熱いうちに皮をむくと破れやすいので、
粗熱を取ってから作業します。
4. カット
厚さは5〜10mmが目安。
厚すぎると乾燥に時間がかかり、薄すぎるとパリパリに。
乾燥方法
天日干し
- 風通しの良い場所で2〜5日
- 夜間や雨の日は室内へ
- 仕上がりはねっとり&自然な甘さ
オーブン
- 60℃で約90分加熱
- その後、室内で数時間追い乾燥
- 甘みが濃く、しっとり仕上がる
食品乾燥機
- 6〜10時間
- 天候に左右されず、最も安定した仕上がり
干し芋を作ってみた

- さつまいも(お好みの品種)
- 砂糖(お好みで)
材料はこれだけ!さつまいもは、紅はるかや安納芋など、お好みの品種を選んでください。
甘さ控えめが好きな方は、砂糖なしでも美味しく作れます。
ぼくが作った干し芋の経験では、おすすめは茨城県産の「べにはるか」というさつまいもです。

砂糖は使わなくても、かなり甘い仕上がりになりますよ!
めっちゃくちゃ甘くて美味しい干し芋ができます~♫
ぼくの干し芋作りの手順

- さつまいもを洗う さつまいもについた土や汚れを、よく洗い落とします。
- さつまいもを蒸す 蒸し器や圧力鍋を使って、さつまいもを蒸します。竹串がスッと通るくらいまで柔らかくするのが目安です。 ※Point:蒸し器がない場合は、大きめの鍋に水を張って、さつまいもを茹でてもOKです。甘いのがお好みの場合は砂糖を加えます。
- さつまいもの皮を剥く 熱いうちに皮を剥くと、綺麗に剥けます。 ※Point:熱いので、火傷に注意してください。
- さつまいもを切る 1cm幅に切ります。形はお好みで、スティック状や輪切りでもOKです。
- 天日干しする 切ったさつまいもを、ザルや干し網などに並べます。風通しの良い場所に置き、天日干しします。 ※Point:雨の日や湿気の多い日は、カビが生える可能性があるので、室内で乾燥させましょう。
- 数日干したら完成! 天候にもよりますが、数日〜1週間程度干せば完成です。触ってみて、表面が乾いていればOKです。
実食!手作り干し芋のお味は?

自分で作った干し芋は、本当に格別です!
噛むほどにさつまいもの甘みがじゅわ〜っと口の中に広がり、市販のものとは比べ物にならない美味しさです。
「大変だったんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、意外と簡単に作れちゃいました。
何より、自分で作ったと思うと愛着が湧き、より美味しく感じます。
特に、干し芋の出来たてはとっても甘くておいしいです!
整腸作用のある食物繊維タップリでビタミンB1やビタミンC、カリウムも豊富なアルカリ性食品の干し芋。
もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、焼いて食べるとさらにおいしくなります!
さつまいもはある程度保存ができるので、安い時に買っておいて後から作ることができます。
さつまいもの種類によって、食感の違う干し芋ができます。
いろいろな種類のさつまいもでためしてみるのも面白いです。
自分だけのオリジナルな干し芋を作ってみてくださいね。
失敗しないコツ
- カットは均一にする
- 湿度が高い日は扇風機や除湿機を活用
- 白い粉が出てもカビではなく糖分なので安心
- ただし、変な匂いやカビの色(緑・黒)があれば廃棄
保存方法・日持ち
- 冷蔵:1週間
- 冷凍:1〜2カ月
- 食べるときは自然解凍で甘みが戻る
コスト比較:市販 vs 自家製
- 市販品:100gあたり400〜500円
- 自家製:さつまいも500g=約200円 → 干し芋約300g完成
- 約40〜50%節約可能
まとめ
干し芋作りは、初心者さんでも簡単にできる楽しい作業です。
手作り干し芋のメリット
- 節約になる 市販の干し芋は高いですが、手作りすれば材料費だけで済みます。
- 安心安全 自分で作るから、添加物などの心配もありません。
- 美味しい 手作りの干し芋は、市販のものよりも格段に美味しいです。
ぜひ、あなたも手作りの美味しい干し芋を味わってみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。